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2013年9月14日

熊谷で竹小舞かき隊(第2回)開催

カテゴリー: 熊谷た邸

今日は熊谷で竹小舞かき隊(第二回)。
今日も楽しい共同作業でした。

そして今回は高校の時の友だちが
2時間以上かけて、
遠路はるばる来てくれました。

むっちゃうれしい。

参加者がせっせと竹小舞をかく中、
私は間渡し竹(骨組)を仕込みつつ、
三角形の壁担当。

頭と手をフル回転させて、
芸術作品を作っている感じです。

この技術を、
設計に生かせないものでしょうか(笑)。

次回の竹小舞かき隊は、
9/21(土)です。

ご興味ある方、
ぜひご参加ください。

ふりかえりの間に畳入る

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸にて。

ふりかえりの間または半畳茶室に、
ようやく畳が入りました。

ふりかえりの間の畳に座り、
見上げるとそこには流木ピースマーク。

土壁の手塗りの跡が愛おしい。

リズムを感じるバルコニー

カテゴリー: 鎌倉みや邸

鎌倉みや邸にて。

この家のバルコニーは、
1階デッキ部分の奥行を小さくする一方、

2階バルコニーは、
少しでも奥行を取りたかったので、

4寸角の梁を
尺5寸ごとにワタリアゴで跳ね出す
構造としました。

おかげで、
小刻みに並んだ手摺の格子も相俟って、
リズムを感じるバルコニーとなりました。

2013年9月10日

2013木の建築塾のご案内

カテゴリー: 告知・連絡


在るものを生かす

戦後の高度成長期から40〜50年経過し、その頃大量供給された住宅は、老朽化やライフスタイルの変化等により、住まいとして更新の時期を迎えようとしています。そのような状況の中、それらのストックを安全に、また健全に活かす選択を探ることは、思い出やまちなみの継承、廃棄物の削減等の観点から、意義のあることのように思います。一方で、私たちの感性の琴線を刺激してか、築年数の古い民家を敢えて求め、それを直して暮らす、という傾向を、にわかに感じております。
そこで今年度の木の建築塾のテーマは、「在るものを生かす」。
木造建築は、直すことや改修することが他の構法に比べて比較的容易なことから、「在るものを生かす」ことに向いた構造といえます。しかしそれは、単なる「保存」ではなく、構造強度の維持改善はもとより、現代のライフスタイルへの対応や温熱環境の改善などを踏まえた改修である必要があります。そのような未来を見据えた視点で、「在るものを生かす」あり方を提示した講座を提供してまいります。

●会 場…工学院大学新宿校舎
 東京都新宿区西新宿1-24-2
 ※新宿駅西口徒歩5分
 (教室№は別途連絡します)
●時 間…18:30〜20:30
●受講料…全6回12,000円
    ※1回受講2,500円
●定 員…40名(先着順)

第1回:9月13日(金)
後藤 治(工学院大学)
歴史に学ぶ長寿命化の要件

第2回:10月13日(日)
佐々木 祐子(G PLANNING ASSOCIATE)
古民家を直して住む
※飯能にて開催

第3回:11月15日(金)
林 美樹(Studio PRANA)
建物の歴史を残しながらリノベーション〜町工場&住居をシェアハウスへ〜

第4回:12月13日(金)
豊田 保之(トヨダヤスシ建築設計事務所)
「住宅医」による土壁を生かす改修事例

第5回:1月10日(金)
津村 泰範(㈱文化財保存計画協会 主任研究員)
歴史的建造物の保存再生の現場経験から思うこと

第6回: 2月14日(金)
日高 保(きらくなたてものや)
在るもの生かす、民家の改修事例

2013年9月9日

柔らかい表情の土佐漆喰

カテゴリー: 横浜港南あ邸

横浜港南あ邸にて。

外壁が仕上がり、
すっかり「家」らしくなりました。

今回の仕上げは、
珪砂がたくさん入った、
柔らかい表情の土佐漆喰。

外部を左官仕上げとする場合の
「定番」です。

秘密基地ほぼ完成

コンクリートの集合住宅内に仕込んでいた
「秘密基地」がほぼできあがりました。

六畳強の広さに、
風通しを確保しつつ、
4人分の寝床と収納と、
そして宙に浮いたような
勉強机が格納されています。

早速子どもたちはここで寝たようで、
「どう?」と聞いたら、

気持ちいい!
気持ちいいので
つい寝坊しちゃう
だって。

お母さん、
私はこれを作って
よろしかったのでしょうか(笑)。