再開
石巻の上棟と野地板貼りを終えて、
今週から大工たちが
現場に戻ってまいりました。
お茶の時間の話題は、
もっぱら石巻の進捗について。
年末竣工予定とのことなので、
進み具合が気になります。
さて現場のほうは、
1階の床板貼りの続きと、
ロフトの床貼りが
始まりました。
鶴川のコーポラティブハウス
「きのかの家」の5周年記念パーティーに
招待されて行ってまいりました。
大人は相変わらずでしたが、
子どもは大きく成長していてビックリ!
当時じゃれあった幼い子たちも
中学生になっちゃったりして、
五年の年月を感じました。
パーティーの最中、
大人は大人同士で陽気に酒を楽しみ、
子どもは子どもたち同士で
庭先を駆け回り、
幸せな時間と空間だなー
と思いました。
コーポラティブハウスは、
テマヒマかかるけど、
その分こうした幸せを得れるのだ、
ということを改めて感じました。
今日お披露目したこの看板は、
元々敷地に生えていた木を使い、
みんな一人ひとりが彫り込んで
作った看板だそうです。
すばらしい!
男たちが協力して作った、
質、量ともにタクマシイ料理(笑)が、
とてもうまかった!
今日は地元手広中の
ふれあい体験活動の一環で、
「伝統的な日本の建築技術」のお勉強。
「ふれあい体験活動」とは、
年2回、地域の方々を講師として招き、
地元郷土史だったり、
農業体験だったり、
料理教室だったり、
十数講座を用意して、
その中から生徒たちが
希望した講座を受講する
体験学習の場のことです。
私たちの講座では、
毎年10月の2回目は、
左官職人の湯田さんに来ていただいて、
光る泥団子を作ることにしています。
これが子どもたちの間で、
割と人気らしく、
中二のムスコも
第一希望で届け出たらしいのですが、
残念ながら落選。
まあ、仕方ない。
そんなわけで、
今日参加してくれた生徒は14名。
最初10分程度、
土と土壁の勉強をしたあと、
湯田さんの手ほどきのもと、
早速作業に。
もう最初から、
ムラのない、
均一に光る泥団子を作りたい!と、
子どもたちは集中モード。
ある子は寡黙に、
ある子たちは、
キャッキャ言いながら、
ていねいに玉に土を塗り、
大事そうに磨いていました。
そしてあっという間に、
終了予定の時間が来てしまいましたが、
子どもたちの要望で10分延長。
しかし10分経っても、
この後部活もあるだろうに、
まだやりたい!というので、
先生の了解を得て、
さらに10分延長。
それでも10分経った後、
名残惜しい雰囲気が充満する中、
清掃開始。
そんな感じだったので、
講座終了後名札を返しに行ったら、
私のところが最後のようでした(笑)
しかしみんなそれぞれ、
たいへん美しい光る泥団子を
作ることができました。
大事そうに泥団子を
磨く子どもたち。
見本として、
湯田さんが作った
光る泥団子の塔を展示。
先生も子どもたちも、
感心しきり。
担当の先生も、
泥団子作りに参加。
いちばん熱中していたかも(笑)
でもそんな先生だから、
子どもも熱中するんでしょうね。
ホント楽しい中学校です。
いつもの大工仲間が
石巻北上町に集まり、
板倉造りの建物、
WeAreOneハウスの子ども棟が
無事上棟しました。
語り尽くせぬほどの
詳しい経緯の説明は、
別の場をご覧いただければと思いますが、
東日本大震災直後、
北上ふるさとプロジェクト代表の
杉原敬(通称:マイケル)を中心に、
木組みの仮設住宅を構想し、
何とかそれを実現しようという思いから
辿り着いた上棟だけに、
たいへん感慨深いものがあります。
また普段は
神奈川や埼玉で活動する
仲間の大工たちが
この日のために
快く駆けつけてくれたおかげです。
本当に最高の仲間たちです。
木で包まれた空間と
この仲間たちで、
少しでもこの地に
元気を届けられればと思います。
私は今日、
一緒に汗を流した大工衆七人と
美しい北上川の夕暮れの風景から
離れなければなりませんでしたが、
鎌倉は鎌倉で明日以降
楽しいできごとが待っています。
上棟の充実感を、
鎌倉で拡散するとします。
なお、フェイスブックをご覧になれる方は、
このページで建物づくりの様子を
ぜひご覧ください。
自宅兼事務所前の、
建築お知らせ看板転用看板。
先ほど仲間の水道屋の森田さんが
ひょっこりやってきて、
彼のお兄さんにあたる
「てつろう」さんのライブのポスターを
貼らせていただきました。
11/9(金)夜は、
ぜひ湘南台文化センターへ!
もちろん私も行きます。
ついでに手広周辺で
イベント等を告知したい方、
効果のほどは分かりませんが、
このようにご利用ください。
ただし時期や内容等で
条件がありますので、
予めご容赦ください。
仕事の合間を見つけて町田か邸へ。
建主さんも合流して、
少しずつ竹小舞かきを進めました。
先週土曜日のように
大勢でやるのも楽しいですが、
こうして少人数で静かに
仕事するのも好きだなあ。
半農半Xじゃないけど、
半建半竹で暮らしていきたいです(笑)
ところで竹小舞をかいていると、
本当によくご近所の方から
話しかけられます。
今日も夕方、
あたたかい言葉を
たくさんいただきました。
周りを
あたたかくしてくれる
竹小舞です。
そうか、
だから土壁は
あたたかいのだ。
先日の「竹小舞かき隊」での案内では、
10月に入り、急速に秋らしくなりましたね、
と書きましたが、
日中はまだまだTシャツで過ごせるほど、
あたたかい日が続きます。
もう11月の足音が
聞こえるんですけどね。
そんな秋、
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
さて表記の件、
一昨日10/20に第1回竹小舞かき隊を
結成したのですが、
おかげさまで
子どもを含めて20名を越える
方々にお集まりいただき、
何だか大家族のような雰囲気の中で、
とても賑やかに楽しく、
作業を進めることができました。
しかも大勢いたので
作業も予想以上に進み、
まさに現代版「結」の力を
実感することができました。
※参考:前回開催の様子
とはいえまだまだ
仕事はたくさんありますので、
以下の要領で
第2回竹小舞かき隊を
結成いたします。
前回のように
大勢集まれば集まるほど、
楽しい作業になります。
ぜひご検討のほど、
よろしくお願いいたします。
なお、ご参加いただける方は、
人数確認のため、
お手数ですが参加の旨を
以下の宛先までご連絡ください。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com
また現場等の都合で、
人数を調整させていただく場合があります。
恐れ入りますが、
その旨ご了承ください。
■日時
2012.11.4(日)
9時〜日没
※次回は、11/10(土)に開催予定!
■場所
町田市金森(詳細は、ご参加の方に個別に連絡申し上げます。)
■集合:現地集合
■連絡事項
持物:作業できる服装、運動靴、タオル、軍手
荒天中止となる場合があります。
(当日7時までに作業実施を決定します。)
昼食は用意、またはごちそうします。
交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)
今日の竹小舞かき隊は、
子どもが5人いたのですが、
縦横無尽に現場を楽しみ、
子どもが印象的な1日でした。
子どもが楽しそうだと、
大人も楽しい気分になりますね。
参加者の女の子の持ち物の中から
クマさんを見つけてご満悦の
二宮し邸の「た」くん。
もうすぐ2歳です。
朝までアカの他人だった
建主さんのイトコに
お姫様抱っこされて甘える
「よ」ちゃん。
お手伝いや遊びに
やや飽きてきた昼下がり、
スマホでビデオを見る子ども二人。
ちなみに、きょうだいではありません。
建主さんの子どもたちです。
夕方シャボン玉が出てきて、
家中にシャボンが舞いました。
吹抜けから1階めがけて
シャボン玉を吹く子ども二人。
遊んでばかりじゃありません。
やるときはやる!
けっこうがっつり
お手伝いしてくれました。
秋空の下開催した
町田か邸の竹小舞かき隊のお昼ごはんは、
建主さんが夜なべして、
約20名分のカレーを3種、
しかもカレー粉から
作っていただきました。
そのお気遣いだけでも
たいへんありがたいのに、
カレーもやさしい味で
とてもおいしい!
きらくなたてものやの
何よりの自慢は、
料理上手な建主さんが
ホント多いことです。
約20名分の食事が並ぶ簡易食卓。
壮観です。
これだけの人数分の食事のご用意、
おつかれさまでした!
カレーと付け合わせ。
私はマイルドなかぼちゃのカレーと
酸味の効いた茄子のカレーを、
ハーフ&ハーフでいただきました。
どちらも甲乙つけがたいほど
おいしかったです。