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2012年4月21日

町田で泥コネ隊

カテゴリー: 町田か邸

今日は町田の現場で泥コネ。

雨の予報に挟まれて、
一日肌寒い曇りの天気予報でしたが、
午前中はいっとき陽が射すほど、
また身体を動かすには
ほどよい温度でよかったです。

お昼ごはんを食べた後、
急に雲が厚くなり、
風が冷たくなったので、
一雨来るかな…、とも思ったのですが、
それも大丈夫でした。

さて今日の参加者は、
建主さんおよび建主さんのご両親をはじめ、
子どもたちを含めて
総勢20名ほどいらっしゃったでしょうか。

少人数だとしんどい仕事も、
多人数だとこんなに楽しい仕事はありません。

たくさんの人数を集めてくださった
建主さんに、感謝感謝。

今後のワークショップも、
楽しみです。

こねた泥は、こんな感じ。

今回は関東の放射能汚染を懸念し、
土は西のほうから持ってきたので、
いつもより土が黄色い感じです。

荒壁仕上げを予定しているので、
色の具合が楽しみです。

泥をこねる父と子。
お手伝いに来てくださった
ご家族です。

土の山を崩す
建主の息子さん。

やっぱ山があると、
登りたくなるよね。

たいへん質問力の高い(笑)息子さん、
みんなの輪作り、だけではなく、
円満なご近所付き合いにも
大きく貢献しておりました。

お昼ごはんそっちのけで、
土と戯れる少年。

みんなで一つの輪になって、
建主さんがご用意して下さった
お昼ごはんをいただきました。

会話が飛び交う楽しいひととき。
ワークショップの楽しみの一つです。

とくに建主さんが
用意してくださった漬物と
焼いてくださったお菓子は絶品!

やはり身体を動かすと、
塩気のあるものと、
甘いものがほしくなりますからね。

それにしても
たいへんおいしかったです。

2012年4月20日

壁が仕上がり、梁組み引き立つ

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

今日ほぼほぼ完成した、
鎌倉古民家改修の住まいにて。

数日前この場で書いたとおり、
天井の梁組みを露わにして
改めてよかった!と思う反面、

数日前この場で書いたとおり、
壁が仕上がらなくてもいいんじゃない、
という感想は、不正解(笑)!

やはり壁が仕上がることで、
いっそうこの梁組みが
引き立って見えました。

古民家と、鉄錆色の金具

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

きらくなたてものやでは、
もはや「定番」といってもいい
鉄錆色の金物で、
階段手摺を取り付けました。

その色合いは、
時間を重ねた古民家と
よく合います。

トントン葺と漆喰

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

納戸の三帖間の天井。

既存の天井を剥がしたら、
いい感じでトントン葺きが見えてきたので、
天井を貼らないことに。

そのほうが、
壁の納まりがしんどかったんですけどね。

しかし露わにして
よかったです。

数十年の時間が沁み込んだ
渋い色合いの木肌と、
仲間たちが塗った味のある漆喰が、
よく合っています。

棚と障子

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

古民家を改修する場合、
もちろん最初に図面を描きますが、

現場が進み、
下地の状態が露わになると、

思いがけないできごとに
出くわしたり、

下地が思いのほか、
美しかったり、

図面通りには、
いかないことがままあり、

そのたびに現場に足を運んで、
大工をはじめとする職人たちと相談、

仕上げに至るまでの物語が、
とても楽しい仕事です。

古民家の多い鎌倉に
住んでてよかった(笑)

南側の大きな開口部に仕込んだ
両側に引き込まれる障子の納まりも、
物語のある空間の一つ。

当初引き込まれた障子の脇に、
棚などない計画でしたが、

構造上の理由、
また下地の状況を踏まえて、
そこに棚を作ることにしました。

そしてその棚は、
障子の割付と合わせて
棚板を割り付け、

整った表情作りを
試みています。

ようやく本当の‘住まい’に

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉古民家改修の住まいにて。
(今日から「住まい」に(笑)。)

住み始めてから
早いもので約2週間。

今日は建主さんと、
建主さんのご両親と、
きらくなたてものやの面々で、

荷物を一旦庭に出し、
養生剥がしと蜜蝋ワックス掛け。

朝からせっせと作業したら、
昼頃には居間部分が完了。

まだもう少しだけ
細々とした作業は残っていますが、

ようやく「ゲンバ」から、
「住まい」の雰囲気へと
辿り着きました。

この達成感。

これが心地よくて、
きらくなたてものやでは、

分離発注方式ということもありますが、
大概の場合、
最後の掃除などは
自分たちで行うのです。

作業が落ち着くと、
建主さんたちとともに、
さながら写真撮影大会でした。

2012年4月19日

階段完了

カテゴリー: 二宮し邸

上棟から1ヵ月と少しで、
早いもので階段が
完成しました。

玄関入って、
すぐ目に飛び込んでくるので、
上への広がりを感じます。

来週末からいよいよ
竹小舞かき、

これで2階の作業の効率が
上がります。

床貼りも最終段階

カテゴリー: 二宮し邸

いよいよ居間の床貼りが
始まりました。

ここが貼り終われば、
早くも床板貼りは完了です。

貼っているのは、
白く柔らかい椹の板。

貼ってまもなく、
しっかりと養生するので、
またお目にかかれるのは、
竣工間際となります。

町場のハガネ屋作

カテゴリー: 今日のできごと

明日使う用があるので、
町場のハガネ屋さんに行って、
注文していたステンレス製の金物を
引き取りました。

建築や家具で使う金物って、
既製品だとツボにハマるものが、
あったりなかったりします。

また納まりや取り付く場所の様子も、
通り一辺倒とは限りません。

木の建築屋ですが、
こうしてハガネ屋さんや、
鍛造屋さんには、
毎度お世話になっています。

手で作る、
あるいは身近な場所で作る、
という意味では、
共通していますからね。

ということで、
明日の取付が
楽しみです。

銅板葺き始まる

カテゴリー: 小田原お邸

小田原お邸の
屋根の仕上げは、
銅板葺き。

その銅板葺きが始まり、
まずは屋根の軒先が
赤く妖しく
光り始めました。

何てったって、
この家の屋根は、
80坪以上あります。

連休前には、
終わるかな?