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2012年4月11日

入りたい

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

鎌倉古民家改修の現場にて。
(ああもう現場ではない(2回目))

まだ少し残っている工事のため、
浴室を訪れると、

妖しく誘う、木の香り。

作業して少し濡れたことだし、
ああ入って帰りたい(笑)。

やはりですね、
木の風呂は理屈抜きに、
いいです。

古い木組みが呼吸する

カテゴリー: 鎌倉小町や邸

所用で鎌倉古民家の現場に
(ああもう現場ではない)
来たのですが、

居間の上半分はこんな感じ。

数十年の間、
天井の中に閉じ込められていた
年季の入った2階梁組みを
敢えて露わにして、

古い木組みが
少しでも生き長られるよう、
建主さんとともに、
胸いっぱい
呼吸できるようにしました。

そしてだいぶ前この家を改造した際に
柱を抜いて鉄骨梁が入っていたところを
板で覆って、
新たに入れた木の梁のように見せています。

奥にこれから漆喰を塗る予定の
壁の下地が見えていますが、

写真だけ見てると、
何だか黄色と白の模様みたいで、
これはこれで、
いいんじゃないかという
気もしてきました(笑)

猫の額は春爛漫

カテゴリー: 今日のできごと

猫の額の庭先は、
ユキヤナギとシジミバナが満開、

そしてその白い花たちに
気を取られていたら、
いつの間にかカラスノエンドウが
幅を利かせていました。

春爛漫。

あとは花粉症が、
去るのみです。

そういえばカラスノエンドウ、
食べられるんですってね。
知らなかった。

今度いただいてみます!

2012年4月10日

秘密基地を作るのだ

カテゴリー: 改修の仕事

今日足を運んだ
日野の集合住宅改修にて。

今回この計画は、
少し段差をつけて空間に変化をつけたり、
二段ベッドのような空間が随所にあったり、

子どもの頃夢想するような、
秘密基地のような要素満載です。

下地の段階で、
子どものように
ワクワクする現場です。

アソビゴコロを優先できるのは、
逆梁工法による集合住宅を
改修することの面白さですね。

あ、それとも、
いつもアソんでいるように
見えますかい(笑)

なじむ野地板

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸では、
予算の都合もあり、
久しぶりに野地板に
スギの並材を貼りました。

スギの並材による板は、
えてしてうるさい印象に
なりがちなのですが、

柿渋を塗った木組みと
馴染んだ感があります。

幅広の板にしたということも
効いていますね。

きらくなたてものやでは、
板はサワラばかり使っていましたが、
最近スギ板を
見直しつつあります。

海望む丘の上

カテゴリー: 二宮し邸

二宮の現場から、
数十歩南に歩くと、
眼前に湘南の海を
見下ろすことができます。

そうこの現場は、
海を真下に望む丘の上。

ここへ来ると、
意味も目的もなく(笑)、
海の見える場所に
吸い寄せられます。

久しぶりに、
きらくなたてものやで
またスケッチ大会したいなー。

スケッチ大会は、
もちろんスケッチが目的ですが、
心地よい空間に、
居続けることができますからね(笑)。

そういえば
スケッチ大会でなくても、
大型連休中は竹小舞かきで、
ここに居続けることに
なっているのでした。

近々ご案内しますので、
皆さんもぜひいらしてください!

階段着手

カテゴリー: 二宮し邸

上棟からほぼ一ヵ月、其の三。

そうこうしている間に、
大工の古口くん、
階段の造作に着手していました。

階段を早めに作ると、
2階に行きやすくなって、
現場の効率も上がりますからね。

ここでも、
すこぶる順調な様子が
伺えます。

2階の床板貼り終わる

カテゴリー: 二宮し邸

上棟からほぼ1ヵ月、其の二。

そうこうしている間に、
2階床板が貼り終わりました。

大工の古口くん、
刻みの作業の時から、
いつもよりすこぶる順調です。

古代瓦が葺き終わる

カテゴリー: 二宮し邸

上棟からほぼ1ヵ月。

そうこうしている間に、
達磨窯で焼いた
釉薬を施さない「古代瓦」が
葺き終わりました。

この瓦を焼く
五十嵐さんのお人柄のように、
古代瓦の、
やさしく屋根を包んでくれる感じが
毎回楽しみです。

実際、この屋根の下の温熱環境は、
断熱材がなくとも、
本当に心地がよいです。

そして屋根屋のKさん、
いつもうだるような暑い日か、
凍え上がるほど寒い日ばかりでしたが、
今回はほどよいお天気で
よかったですね!

2012年4月9日

七十坪の野地板完了

カテゴリー: 小田原お邸

小田原お邸にて。

70坪以上もある野地板貼りが
ほぼ終わりました。

驚くべきは、
この面積の野地板貼りを
一人で行ったということです。

しかもいつもの通り、
通気層を介して二重貼りですからね。

棟梁のCさん、
刻みもほぼ一人で
行っていましたが、

この仕事の速度と仕上がり具合は、
代々大工の凄みを感じます。

夕方、西側の妻面から射し込む夕陽が
木組みを美しく照らしていました。