入りたい
鎌倉古民家改修の現場にて。
(ああもう現場ではない(2回目))
まだ少し残っている工事のため、
浴室を訪れると、
妖しく誘う、木の香り。
作業して少し濡れたことだし、
ああ入って帰りたい(笑)。
やはりですね、
木の風呂は理屈抜きに、
いいです。
所用で鎌倉古民家の現場に
(ああもう現場ではない)
来たのですが、
居間の上半分はこんな感じ。
数十年の間、
天井の中に閉じ込められていた
年季の入った2階梁組みを
敢えて露わにして、
古い木組みが
少しでも生き長られるよう、
建主さんとともに、
胸いっぱい
呼吸できるようにしました。
そしてだいぶ前この家を改造した際に
柱を抜いて鉄骨梁が入っていたところを
板で覆って、
新たに入れた木の梁のように見せています。
奥にこれから漆喰を塗る予定の
壁の下地が見えていますが、
写真だけ見てると、
何だか黄色と白の模様みたいで、
これはこれで、
いいんじゃないかという
気もしてきました(笑)