階段の壁はサワラ
階段の壁の
外廻りの部分は
サワラの板貼りです。
今回3階建てなので、
筋交いがたすきに入ることが多く、
その場合は下地が
竹小舞のうえに塗った土壁とはいえ、
板を貼ってしまったほうが
納まりがいいのです。
階段だと昇り降りの間、
寄りかかれますしね。
壁に板を貼ると、
「山小屋」風になりがちですが、
サワラの板は、
白味を帯びたおとなしい色なので、
目にやさしい感じがします。
昨日の夕方、
町内会の配布物を
近所へ配るついでに、
ジェットの散歩。
ジェットに
「散歩行くか?」と言うと、
跳んで喜ぶほど
散歩が大好きなので、
一石二鳥、なのですが、
とっとと家に戻って
線の一本でも引きたいところ、
数歩歩いては、
立ち止ってゆっくりと
香りを楽しむので、
なかなか進みません。
だけどおかげで、
まちの中の
なんてことない普通の風景に
美しさを発見したりもします。
今日は生け垣の合間から
見えた夕陽に、
心打たれました。
ジェットに倣って、
たまにはゆっくり
歩くとするか。
ここ掘れワンワン、
ではないですが、
意外なところで
タカラが掘り出せるかも
しれません。
気がつけば、
今日で10月も終わり。
明日から何と、
年賀状が売り出されるようです。
まだまだあたたかいのに、
信じられません。
さて表記の件、
建主さんと竹小舞で使う
竹を伐るワークショップを2回行いますので、
以下のとおりご案内申し上げます。
竹を伐る日は、
秋冬の、下弦の月から新月まで。
竹は伐って乾く間に、
虫やカビなどにやられやすいため、
なるべく水を吸い上げない季節、
日をねらって設定します。
そんなわけで今年は、
11/20(日)、12/18(日)に行います。
時期的にきりりと冷えた
屋外での仕事が予想されますが、
身体を動かせば、
竹林の中、ということも相俟って、
かえって爽やかに感じます。
作業したあと、
竹林が風の通る、
居心地のよい空間に変わる
達成感も味わえますよー。
ということでたくさんの方々の
ご参加をお待ちしております。
なおご参加いただける方はお手数ですが、
人数、交通手段を添えて、
以下のアドレス宛にご返事をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com
■年末竹伐り隊!のご案内
第1回:平成23年11月20日(日) 9:00〜日没
第2回:平成23年12月18日(日) 9:00〜日没
・場所:小田原市久野周辺(予定)
(変更になる場合がありますので、参加者に別途連絡します。)
・持物:作業できる服装、運動靴(底のしっかりしたもの)、タオル、軍手
※雨天中止(当日7時までに作業実施を決定します。)
※ご都合のよい時間だけでもOKです。
※昼食は用意、またはごちそうします。
※交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)
今、政治の世界では、
経済のしくみをどうするか、
議論が佳境といったところで、
私たち市民もその行方を
注視しています。
政治という立場に対しては、
おカネやモノを巡る「戦争」から
国が「盾」になってほしい
と思っているわけですが、
仮にしくみがどうなったとしても、
私は知り合い筋から野菜を買い、
近所の肉や豆腐は
国産を扱う近所のお店で買い、
その姿勢に変わりはありません。
顔の見えるところで
おカネが巡るほうが納得できるし、
なんてったって、
うまいし、楽しいですしね。
住まいづくりも、
同じだと思うのです。
きらくなたてものやの
大事な哲学の一つは、
素材も職人も、
顔が見え、
えがおの絶えない関係の中で、
住まいを作ること。
そういえば先日、
建築に関する某講習会に
参加したのですが、
木材の輸入に関しては、
外国の政治的な圧力も
あるというような話を
チラリと伺いました。
おカネやモノを巡る「戦争」に
翻弄されてはいけません。
自分たちの生きる哲学を
大事にしていきたいものです。
きらくなたてものやが
建築の写真をお願いしている
畑拓さんのご一族が、
日本列島水辺の集落35年展覧会を
開催されているので、
昨日行ってまいりました。
昨日はオープニングパーティーを
兼ねていたので、
ワイワイガヤガヤ、
宴会の合間に写真を観る
といった感じでしたが、
楽しかったです。
こういうときって
業者のケータリングなのかなー
と思ったら、
ほとんどが手作りとのこと。
おいしかった!
写真も含めて
来たかいがありました。
それではこの場でも折を見て、
畑拓さんが撮られた
きらくなたてものやの建築写真を
紹介していきたいと思います。