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2011年3月27日

汗を流せば

今日は一日、
外で鎌倉ラグビースクールの
ラグビー祭。

一日身体を動かして
めいいっぱい汗を流したら、
ここ数週間、
身体や心の中に鬱積していたものも
流れていくような気がしました。

しかし、色々な意味で
身体の中に溜まっているものが多すぎて、
すぐに息が上がってしまいましたが(苦笑)

徐々に生活も仕事も
通常モードに移して、
身体を作り直していきたいと思います。

それにしてもこの時期、
かなわないのがカフン。

走っている間は
全く気にならないのですが、

終わってひとっ風呂浴びると、
とたんに目と鼻が乱れ、
頭がぼーっとしてきます。

しかしこれも、
もうじきもうじき。

カフンを感じなくなれば、
本当に春が来た、と感じます。

2011年3月26日

手広た邸カキシブ隊(第2回)

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

気がつけば3月最後の週末なのに、
冷たい風が吹きつける日。

大地震以来、
月日の感覚がなくなり、
しかもこの風の冷たさで、
もう桜が咲いても
おかしくない頃という現実が
信じられません。

しかしそんな寒い日も、
カキシブ隊は厚木で元気に開催。

今日の参加者は、

まず建主さんご家族、
(大人2名子ども2名)

二宮し邸
建主さんご家族、
(大人2名赤ちゃん1名)

2月20日の飯能での
カキシブ隊に引き続き、
藤沢から‘ひ’さんご家族、
(大人2名子ども1名)

きらくなたてものやからは、
臨時スタッフ‘ほ’を含め3名、

合計13名(うち子ども4名)、

常に子どもの遊ぶ声が響き、
赤ん坊が癒しの笑顔を振りまき、
賑やかで和やかな
雰囲気での作業でした。

とくに‘ひ’さんの
来月から小学生という‘こ’くん、
飯能でのカキシブ隊に引き続き、
終始ハイテンション、

私は彼の近くで
作業していたのですが、
見ているだけで楽しいです。

しかも、
その辺の木っ端をかき集めて、
今日は船を作っていたのですが、
その造形センスは
目を見張るものがありました。

モノづくりが好きそうだし、
今からこちらの世界に
引き込もうかな(笑)

そしてそんな‘こ’くんを
あたたかく見守りながら遊ぶ
‘ま’くんと‘み’ちゃんも、
印象的でした。

あっ、
子どもの話ばかりでしたね(笑)

今日は小屋梁、母屋、棟木を
塗りきることができました。

作業の進み具合は順調です。

2011年3月25日

16周年

カテゴリー: 今日のできごと

今日で結婚16周年。
家族始まりの年。

震災の影響で
相変わらずたいへんな状況ですが、

しかし震災を受けて、
家族同士の会話の量は、
間違いなく増えています。

お祝いの品を
買いに行こうとしたら、
停電の影響で、
お店が閉まってしまい、
買えずじまい。

何かと印象深い、
結婚記念日です。

そういえば16年前は、
阪神淡路大震災や、
サリン事件があった年。

この年も
色々あった年でした。

葉山と邸110325

カテゴリー: 葉山と邸


3月11日、
あの大地震の日から
基礎工事が始まったのですが、

幸いその後、
とくに大きな影響も受けず、
概ね順調に進んでいます。

今日は立ち上がり部の
配筋とアンカーボルトの確認のため、
現場へ行きました。

良好良好。
明日コンクリートを
打つ予定です。

ところで
今回の基礎工事は、
鎌倉か邸の建主の
友人でもある増田土建さん。

束石の作り方が面白くて、
既製の束石を据えるのではなく、
自分で作ってしまいます。

確かに、
真四角とは限らない
既製の束石を使うよりは、
精度がいいかもしれません。

2011年3月24日

電気依存症の家づくり

カテゴリー: 今日のできごと

首都圏では今、
電気の供給が不安定ですが、

私たちの暮らしや仕事が、
如何に電気に依存しているか、
思い知らされました。

そして、
ここ最近の家づくりの世界は、
電気の存在が当たり前の前提で
進めてられてきたことを
今目の当たりにしています。

例えば24時間換気。

伝統的な木造建築等
一部の例外を除き、
室内に有害物質が蓄積しないよう、
シックハウス対策として
今全ての住宅は24時間の換気を
法律で義務付けられていますが、
電気が来なければ、
「24時間」という前提が
成立しません。

例えばオール電化住宅。

太陽光発電と
セットの場合もありますが、
そうでなければ、
電気が来ないと
全ての設備が機能しません。

しかも昨日の新聞記事で、
オール電化住宅の急速な普及が
電力需要を押し上げ、
この時期の電力不足に
拍車をかけていることが
取り上げられていました。

例えば超高層マンション。

電気仕掛けの
エレベーターが動かなければ、
何十階も上まで階段で昇り、
階段で降りなければなりません。

例えばエアコン。

鎌倉時代、吉田兼好が、
家のつくりようは、
夏をむねとすべし。
冬はいかなる所にも住まる。
という言葉を残しましたが、

寒い夜に
計画停電を経験して、
その言葉の意味が
何となく実感として
理解できたような気がします。

現代の家では、
冬場確かに電気がなければ
寒い思いをしますが、

しかし重ね着、湯たんぽ、
焚き火、あたたかい鍋―
着るものと火があれば、
寒さを凌ぐ術があります。

一方夏場、
エアコンの使用を
前提とする家では、
電気が来なければ、
暑い空気から
逃げる道がありません。

恐らく、ですが、
冬場に比べ、
もし夏場に計画停電となったら、
ましてや昨夏のように猛暑の場合、
困ることが
多いのではないでしょうか。

原子力発電が
このような事態になって、
今電力供給の在り方が
問われていますが、

一方で家づくりの在り方も、
昨今の計画停電を経験し、

付け焼刃的に対処してきた
法規制も含めて、

考え方を改める転機に
あるような気がしています。

2011年3月23日

鎌倉た邸110323

カテゴリー: 鎌倉た邸

地震後先週末まで、
現場は誰も居なかったのですが、
今週から本格的に再開。

大工3人、
足場を駆けずり回り、
外壁の下地作りを
行っています。

まずは通気層を作るための、
縦胴縁を打っていました。

こうすることで、
壁の中の空気が淀むことなく、
新鮮な空気が通うことになります。

2階の外部建具は、
ほぼ吊り込みが完了していました。

今は足場が邪魔をして
外から見ることができませんので、
足場の外れる日が待ち遠しいです。

卯の花月のカキシブ隊のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

相変わらず余震で揺れ続ける不安な日々、

また日が経つにつれ被害の状況が明らかになり、
数や深刻さがみるみる拡大していくさまをみて、
たいへん心が痛みます。

幸い今を生きることができる私たちは、
何ができるか、模索する日々。

もちろん直接現地へ出向いて
支援や復興に向けた
活動を行うこともその一つですが、

自分の持ち場で地に足付けて、
えがおを取り戻しながら、
しっかりと生きていくことも
その一つかと思います。

義捐金以外、
今すぐ力には
なれないかもしれませんが、

そうすることで、
いつか巡り巡って
えがおが現地へ届くこと、
いつか何かしらの形で
力になることができることを
信じています。

ということで引き続き、
桜咲く4月も以下のとおり
カキシブ隊を結成します!

現代版の「結」としてのカキシブ隊で
皆さんと楽しく共同作業を行いたいと思います。

先日もカキシブ隊を行いましたが、
おおぜいで集まれば、
不安が増殖するというよりは、
明日へ向けた前向きな話に
きっと花が咲くことと思います。

それでは多くの皆さまの
ご参加をお待ちしております。

なおご参加いただける方はお手数ですが、
人数、交通手段を添えて、
以下のアドレス宛にご返事をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■4/2カキシブ隊のご案内
・日時:平成23年4月2日(土) 9:00〜日没まで
・場所:飯能市落合
・集合:8:50西武池袋線「飯能」駅南口ロータリー前集合、または9:00現地集合

■4/9カキシブ隊のご案内
・日時:平成23年4月9日(土) 9:00〜日没まで
・場所:飯能市落合
・集合:8:50西武池袋線「飯能」駅南口ロータリー前集合、または9:00現地集合

■4/23カキシブ隊のご案内
・日時:平成23年4月23日(土) 9:00〜日没まで
・場所:厚木市飯山 吉岡木材
・集合:9:00現地集合(本厚木駅からバスでアクセス可能です。)

※3/26も予定通りカキシブ隊行います
・日時:平成23年3月26日(土) 9:00〜日没まで
・場所:厚木市飯山 吉岡木材
・集合:9:00現地集合(本厚木駅からバスでアクセス可能です。)

■共通の連絡事項
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
(柿渋は衣服等に付着すると、二度と落ちません。)
・雨天中止となる場合があります。(当日7時までに作業実施を決定します。)
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、改めて個別にさせていただきます。
・花粉症の方は、季節柄、万全な対策をおススメします。
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

2011年3月22日

あったらいい

カテゴリー: 今日のできごと

この震災を機に、
極力電気に頼らない
社会の仕組みを作らなければ、
という思いを、
一層強くしています。

とはいえ、
全く使わないということは
今の世の中難しいので、

少しでも自分で
電気を起こすことが
できないものかと
夢想しています。

例えば今、
健康志向が高まり、
ダイエットを望む人は
多いと思います。

そうした志向を利用し、
朝30分自転車ペダルを漕いで、
少なくとも携帯電話の分は、
電気を貯めるとか、

昔のミシンのように、
机の足元にペダルが付いていて、
ペダルを動かしつつ、
手元ではパソコンを使うとか、

ペダルを漕いではじめて
見ることができるテレビとか、

そんな自家発電装置が、
あったらいいなと思うのですが、
いかがでしょうか。

2011年3月21日

葉山と邸カキシブ隊(第3回)

カテゴリー: 葉山と邸

今日は雨。

しかし飯能の作業場は、
大屋根が架かっているので、
予定どおりカキシブ隊は、
業務遂行です。

雨だと塗った後の乾きが遅く、
また柿渋を塗ったかどうかの
区別がつきづらいので、
少し作業効率は落ちますが、

3時のおやつの頃までには、
梁の一部と土台、
予定していたとおりの量を
塗ることができました。

というのも、
今日の参加者は建主さん2名、
日野の‘い’さん、
きらくなたてものやから3名、
合計6名、
もうお馴染みの
顔ぶれですからね。

とはいえ
新たな方のご参加も
もちろん大歓迎、
次回以降、
たくさんの方々のご参加を
お待ちしています!

ところで
地震後初めてのカキシブ隊、
作業中のもっぱらの話題は、
やっぱり地震のこと。

こうして話を持ち寄って、
不安を支援や備えの気持ちに
切り替えていきたいと思います。