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2008年5月8日

土兄弟

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


現在の現場の様子。

ここは敷地が道路より約70cm低いので、
土を盛ることにしているのですが、
今持ち込んでいる土は、
現在基礎工事中の
「藤沢む邸」から出てきた土です。

もちろんこれだけでは足らないので、
土を足すことになりますが、
それでもやはり、お互いに助かります。

というわけで、
ここ「鎌倉ほ邸」と「藤沢む邸」は、
いわば土兄弟、

土だけではなく、
近い場所でほぼ同時進行で現場が進み、
しかも大工以外は入る職人が同じなので、
それ以外でも今後、
お互い融通し合う場面がありそうです。

2008年5月7日

再開

カテゴリー: 今日のできごと

家族と楽しく過ごした
大型連休が終わり、
今日から仕事再開。

しばらく自分の机から離れると、
いい意味で仕事に植え、
気持ちに張りがでます。

また今日から、
日常を楽しんで
いきたいと思います。

2008年5月5日

犬も仲間に巻き込む

カテゴリー: 今日のできごと


昨日試合観戦した帰り道、
試合に勝った
気分のよさも手伝って、
我が家のジェットくんに、
カープユニを購入。

彼にとっては
何のことやら分からないと思いますが、
カッコだけでもムリヤリ、
仲間に巻き込みました。

ところで彼は、
今日あたりで2歳になります。
晩ごはんをちょびっと、
サービスしてもらっていました。

2008年5月4日

念ずれば叶う

カテゴリー: 今日のできごと


およそ30年前から
広島カープを応援し始めて以来、
初めて広島市民球場で、
プロ野球の試合を観戦しました。

私が幼い頃から知っている
数々の劇的なドラマが、
目の前のグランドで
繰り広げられてきたのかと思うと、
不思議な気分です。

しかしこの球場の命は、
今年限り。

確かに初めて訪れてみて、
他の球場と比較すれば、
広さも設備も見劣りするし、
建物自体も老朽化しているので、
仕方ないといえば仕方ないのですが、

温かいファンと球団を包み込む
この温かみ溢れる球場が、
この世を去るのは寂しい限りです。

だからこそ今年は、
鎌倉から少々遠いですが、
絶対にこの球場を訪れようと思っていたら、

ありがたいことに、広島在住の、
友人の奥さんのMさんご家族の計らいで、
早速この時期に実現した次第です。

さて試合のほうは、
敗色濃厚の終盤、
「ま、今日は、
ここに来れただけでもよしとするか」
と思い始めた矢先、
まさかまさかの大逆転劇。
球場全体も大盛り上がり。

奇跡的な逆転劇はもちろん、
とてもうれしい結果に違いありませんが、
選手やファンたちの
決して夢をあきらめないという姿勢自体に
とても勇気付けられました。

こうして、
訪広のことも試合の結果も、
あきらめずに念じ続ければ、
いつか必ずいいことある、
ということを暗示しているような
一日でした。

追伸

生の野球観戦初体験の息子が
7回裏の攻撃前に飛ばす
ジェット風船に大うけ。
家に帰ってからも、
飛ばして喜んでおりました。

2008年5月1日

奈良へ行く

カテゴリー: 今日のできごと


連休を使って、
滋賀県にあるヨメの実家へ帰省。
その初日の今日、
子どもたちたっての希望で、
イトコたちを誘い、
おおぜいで奈良に行きました。

子どもたちの動機は、単純明快、
何でも最近、奈良を舞台にした
テレビ番組(ドラマ?)が放映され、
その影響らしいです。

奈良へ着くなり、
たくさんの鹿がお出迎え。
お目当ての一つだったようで、
子どもたちは、大喜び。

そして私は、
そんな子どもたちを横目に見つつ、
古都ならではの古い木造建築を堪能。

学生時代、京都に五年間居ましたが、
近いはずなのに奈良の建物を
見る機会がほとんどなかったので、
ちょうどよい機会でした。

ということで、
家族みんなが喜ぶ、
いい休日でした。

東大寺南大門の足元。
ほほう、こういう方法で、
意匠と柵という機能を兼ねて、
足元を固める方法があったのかと感心。

同じ東大寺南大門を見上げると、
十尺ほどあるでしょうか、
それほど大きく張り出した軒を
支える持ち送りが目に入ります。

ここは両脇に立つ
大迫力の仁王像が有名ですが、
よく見れば建物自身も、大迫力。

そう、今日一日、
私が奈良を歩いて感じたことは、
他の古都と比べて、
全体的に迫力があるなあ、
ということです。

今存在する建物を建てた時代は
鎌倉時代だったり江戸時代だったり、
奈良時代とは限らないかもしれませんが、
建築文化の源流は紛れもなく奈良時代、

その奈良時代という
中央集権のしくみの黎明期、
それが機能しすぎるほど機能し、
有り余るほどの権力と富が、
都に集中していたのかも
しれませんね。

2008年4月30日

配筋確認

カテゴリー: 藤沢む邸


午前中、
基礎の配筋状況を
確認しにいきました。

今日は陽射しが強く、
こういう日は、
鉄筋の籠の上に立つと
余計に暑く感じます。

2008年4月29日

家仕事塾〜08鎌倉路地フェスタ特別番外編〜開催!

カテゴリー: 家仕事塾


今日はカジュアートペースにて、
家仕事塾〜鎌倉路地フェスタ特別番外編〜
を開催。

伝統的な仕口と継手の勉強とともに、
焼杉板を作り、小屋に貼るという
仕事を行いました。

参加者自体は少なかったですが、
路地フェスタにいらした
大勢の参加者に見守られながらの作業で、
「今どきめずらしいね」と
色々な方に話しかけられたり、
ちょっと手伝ってくれたりと、
賑やかな雰囲気の中で
作業することができました。

なお路地フェスタの会期中、
家仕事塾で作った小屋は、ワインバーに。

そのすぐ横でトンテンカンしてたので、
申し訳ないなと思いながらの作業でしたが、

会期中は汗ばむほどの陽気が続いたものの、
(カジュのマキコさん恐るべし晴れ女)
土壁の小屋の中は思いのほか涼しく、
ワインバーには持ってこいの
場所だったようです。

空間としても、
ステキに設えていたこともあって、
いい使い方だな、と思いました。

関わったたてものが、
こうしていろいろな発想で、
ステキに使っていただけると
うれしいですね。

2008年4月27日

集住行脚の日

カテゴリー: 今日のできごと

今日は所用で、
かつて作る過程を皆さんと共有した、
二つの集合住宅を訪れました。

こちらは日野にある
築8年経過の集合住宅の中庭。

敷地に植わる庭木と
居る間に出くわした
子どもたちの成長ぶりが、
8年の年月を
物語っておりました。

こちらは町田にある
築1年強の集合住宅の玄関。

いつ行っても、
大人も子どもも
どこかで誰かが集っていて、
とても楽しそうです。

そして1年経過し、
暮らしが土地に馴染んできたな、
という感じがしました。

2008年4月26日

花があるだけで

カテゴリー: 家仕事塾


4/29に行う家仕事塾の準備のため、
カジュアートスペースに立ち寄りました。

すると明日から行われる
路地フェスタの準備が着々と。

家仕事塾の舞台となる小屋には
竹筒に花が飾られ、

それだけで侘び寂びの小屋が
急に華やぎ、

明日から祭だということを
醸し出していました。

そして、
背景の庭木も相俟って、
身近な自然界で採れたものを
人間の手で、人間風に仕立てたものの
美しさを感じました。

2008年4月23日

ひと月半経過

カテゴリー: 藤沢む邸


青梅に行く用事があったので、
現在飯能で刻んでいる様子を
見てきました。

2階の床梁や小屋梁の継手が、
形を見せ始めています。