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2020年3月14日

花を活かす

カテゴリー: 今日のできごと

今日は2回目の
きらくなちくりん隊。

ぽかぽか、という形容詞が
実によく似合うお天気のもと、

たくさんの子どもたちが
小田原の竹林に来てくれました。

たくさん来てくれたので、
前回と同様、

作業場で竹を割る班、

竹林で枯れた竹などを
整理する班の
2班に分かれました。

7割がたの子どもたちは
竹林のほうを選択、

私は‘弟子’に竹割を任せ、
竹林のほうに帯同しました。

子どもたちは
さっそく子どもの感性全開で
行動開始。

女の子たちは
お花に興味を持って、
摘んでは至るところを
華やかに飾り、

男の子たちは、
「ヒミツキチ」という言葉に
目を輝かせて
早速作り始めました。

やっぱり何かを作ることって
純粋に楽しいよね。

女の子と男の子で
興味の対象に違いはあれど、

子どもたちと一緒にいると
毎回そのことに気づかされます。

年を重ねてもいつまでも
作ることが楽しいという思いを
持ち続けてほしいと思う一方で、

自分自身の原点を
思い出させてくれるから

子どもたちの
その姿を見るのが
大好きです。

自分も幼い頃、
近所のお兄さんと一緒に
秘密基地作ったこと、
本当に楽しかったなあ。

私にとって
今の道を選んだ
原点です。

彼らにとっても
今日の思い出が
何かに活きるといいなあ。

何はともあれ
楽しそうで何よりでした。

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2020年3月13日

きらくなワンルームの天井

カテゴリー: 改修の仕事

サンマのうまい場所での
ワンルームの改修工事にて。

居間の天井が
張り終わりました。

サンマではなく、
色白なサワラです。

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2020年3月12日

まずは家内制手工業から

カテゴリー: 狛江か邸 新築の仕事

狛江か邸にて。

今日から
間渡し竹の支度開始。

いよいよ今週末から
タケコマイ隊が始まります。

まずはコツコツと
家内制手工業から。

様子を見ながら、
徐々に人の手を
拡げていく予定です。

どんな展開になるのか
楽しみ楽しみ。

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2020年3月10日

この小屋を前にして

二宮のちっちゃな小屋にて。

本日の午後は
保健所の検査。

検査の時間が
13時30分~15時30分という
あいまいな設定で、

また先日のガスレンジの
到着時間のこともあったので、

今日はたっぷり
内職の用意を持参して
備えたのですが、

割と早めに来ていただいて
助かりました。

検査のほうは
何ごともなく通過、

何ごともないように
準備はしていたものの、

やはり心拍数は
上がるものです。

しかしこれで
明後日から晴れて
「菜と根や」として
営業が始まります。

そういえば明日という日は
9年前に震災でたいへんだった日。

そしてちょうどその翌年に、
母屋の棟を上げたのでした。

そう考えると、
二宮のこの敷地で起きている
一連のできごとは、
震災への想いとともに
あります。

3.11の前日に
保健所の検査、

そして3.11の翌日に
営業許可が下りるというのも
偶然ではないように思います。

思いかえせば、
きらくなたてものやが
共同作業で竹小舞を行うことが
もはや‘標準仕様’となったのも
この家がきっかけでした。

自分たちの手で
暮らしを作る。

みんなで助け合って
社会を作る。

それらがいざというときの
備えであるとともに

幸せと喜びを
いただけるということを

3.11を前にして
この小屋を前にして
改めてかみしめる
次第です。

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2020年3月9日

アガル素材

鎌倉浄明寺は邸にて。

銅のシンクが二つ
できあがりました。

ホント好きな色、

現場に持ち込んだだけで
気分が上がります。

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思いを集める仕組み

カテゴリー: 今日のできごと

我が家は
テレビっ子そろいなのですが、

その中でも
よく見る番組は、

なんといっても
ブラタモリ。

次にヒストリア。

ついでに
朝の連続テレビ小説や
大河ドラマも
よく見ているので、

本当にNHKには
お世話になっています(笑)。

さてつい最近の
ヒストリアは、
薬師寺のお話でした。

一時は、
いちばん好きな建築は何?
と聞かれると

薬師寺東塔と
答えていたほどなので、

たいへん興味深く
拝見しました。

番組の前半、
塔の改修の話も
面白かったのですが、

今回さらに
引き込まれたのは、
番組後半、

伽藍再建の資金を
集めるために

単純に寄付金を
募るのではなく、

費用をいただいて
写経を始めた
という話。

一時間ほど
静かに手を動かすことによって、

自ずと紙面に
心が載る。

それを納める。

これによって
伽藍再建に対して
思い入れを高め、

より「自分ごと」のように
感じたのではないかと思います。

納めた紙何百万部を
全て金堂に
保管していただいて
いたのならば
なおのこと。

そしてこれは、
仲間を集めて作る
「結」の仕組みに
似ているなと思いました。

ところで
この仕組みを仕掛けた
お話しの面白い管主さん、

はるか遠い記憶ですが、
中学の修学旅行で
お話しをうかがった
気がします。

2020年3月7日

至るところでハーモニー

横須賀衣笠・本気のDIYスクールにて。

建具職人たちが
建具を建て込む一方で、

スクール生は
外壁板張りの続き。

ドイツ下見板を
大工が張り上げていき、

あと一本の釘を
スクール生が墨を出し
下穴を開けて
丸釘を打ち付けていく
という要領で、
作業を進めていきました。

継続は力なりで、
床板を張る頃に比べれば、
釘打ち作業が
とてもうまくなったと
思います。

そして
大工だけの現場では
ありえない

何名もの人が
釘を叩く音が重なって

まるでちょっとした
打楽器の合奏の
ようでした。

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楽しみなお昼ごはんは、
この場にあるピザ窯で焼いたピザ。

具材の組み合わせは
自分のセンスで。

食にどん欲な私は、
最初はつい欲張りすぎて、
あとでたいへん
苦労しました(笑)。

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子どもたち同士、
だいぶ打ち解けて
楽しそうです。

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建具のすごみ

横須賀衣笠・本気のDIYスクールにて。

スクールの最中、
建具屋が来て
建具を建て込んでいきました。

今回は
全てが古建具。

元々ここにあったり、
骨董屋さんで手に入れたり、

そうすると
建具枠と寸法が
一致しないので、

幅と高さに
ゲタを履かせて
取り付けました。

これはムリじゃないかと
思うような寸法でも、

職人の手にかかれば、
なんとかなってしまうのが
建具の面白いところです。

さすがにスクール生は
この作業を見学するのみ。

カンナを削ったりする姿などを
一挙手一投足眺めていました。

お昼過ぎには
あらかた取り付いたのですが、

昨日まで「現場」だったのが、
一気に場がととのった
感じがあります。

これは今までの現場でも
感じていたことですが、

改めて建具ってすごいな、
と思いました。

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2020年3月5日

屋根かかり、

カテゴリー: 狛江か邸

狛江か邸にて。

野地板が張られ、
ほぼほぼ瓦も葺かれて
雨の心配が少なくなった屋内。

ここでまた
タケコマイ隊が
始まろうとしています。

三角形が多いたてものですが、
がんばります。

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2020年2月29日

窓と棚

二宮のちっちゃな小屋にて。

機能上
必要な棚。

それに
隣り合わせの窓。

窓に格子を入れたいのは
建主さんのご要望でしたが、

こうみえて
小さな場所に
線がたくさんになると、
整えたくなる性分でして、

格子と棚の位置が
揃っています。

斜めから見ると、
多少ずれてしまいますが(笑)。

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