定番+研ぎ出し
鎌倉は邸の竣工写真シリーズ。
(畑拓さん撮影)
洗面所。
周りが汚れにくいことを考えて
定番の一つの洗面ボウルと
同じく汚れにくい
研ぎ出しの組み合わせ。
新年の第二土曜日、
葉山ピスカリアの
年始営業初日に、
きらくなたてものやでは毎年恒例の
新年会が行われました。
メンバーは過去現在未来の
建主さん7家族と大工3名、
(ピスカリアも含めたら8家族)
そしてきらくなたてものやの所員たち。
たてものや暮らし、
また自主施工の話などを肴に
とてもにぎやかな3時間でした。
そして年を重ねるたびに
子どもの数が増えていきます。
数年前は、
きらくなたてものやに
ご縁のある方々の中から
おめでたいことに
1年間で10人の赤ちゃんが
誕生しましたが、
その影響が
じわりと新年会にも
影響しているようです。
血はつながってませんが、
お会いする機会が
たびたびあるからでしょうか、
誠に勝手ながら、
甥っ子姪っ子のような感覚。
こんな感覚も含めて
家族を超えた親戚のような
大家族のような集まりでした。
これも同じような物語を共有できる
現代版結の賜物、
今年も変わらず続けて
ご縁の広がりを
楽しみにしたいと思います。
みなさん、楽しい時間を
ありがとうございました。
今年度の木の建築塾第5回開催。
これまでこの場で
ご紹介し損ねてしまっておりましたが、
今年度は
「住まいの部分を掘り下げる」
というテーマで、
大先輩の高橋昌巳さんと
その分野に関わる職人さんと
私とで、
技の掛け合いのように
話を進めています。
お話しをする立場としても、
自分の考えや美意識などを
お話しできる喜びに加え、
それと対比して
他の方々のお話を
同時に聞けることが
本当に楽しいです。
共感できる点、
少し考え方が違う点、
それら全てが
参考になります。
さて今回は「水廻り」のお話。
どの家にも必ずある
水廻りですが、
木の建築だからこそ、
よくよく考える必要があります。
なぜならば、
木は水があることで
傷んでいく一方で、
プラスティックでできた
ユニット製品に置き換えれば、
よっぽど楽かもしれませんが、
自分たちの大好きな場所とするためには、
それらに闇雲に頼らずに
木を見せていきたいと
思うわけです。
しかしその場合は、、
少しでも長持ちできるように
納まりを考えることが
とても大事になります。
それと厨房。
厨房は
動きを考えながら
様々な要素が
小さな場所に
凝縮された場所、
設計者として
建主さんと密にやりとりしながら
それらをまとめることが
できた時の喜びはとても大きく、
考えるのが
大好きな部位の一つです。
このために今日は
私自身が充実し、
とても楽しませていただきました。
お話の中で出てきた
この写真の中にも、
水廻りの納まりに関する思いが
凝縮されています。
ここだねの子どもたちや
今年建てる予定の
建主さんご家族などで
11月の新月前に
伐るだけ伐った竹を
竹林から運び出す作業を
行いました。
昨日気温が上がるといいながら
けっこう寒かったので、
念のためあったかい服装で
竹林に入ったのですが、
半袖で十分でした。
私は半袖を持ってなかったので
裾を上げてましたが、
子どもたちの中には
半袖の子もいましたね。
それくらい暖かく、
そして心地よい日でした。
しかしホントに
真冬なのでしょうか。
地球的に
これでいいのかな、
と思いつつ、
気持ちよさを
満喫しました。
作業のほうは、
11月延べ一日だけで
よくこんな伐ったな、
と思うほど
竹を運び出しました。
ついでに
運搬の都合もあって
枯れた竹も出したら、
奥まで日が差し込むようになるほど、
作業したあたりはスッキリ。
この感覚が
気持ちよさを
増幅させてくれます。
竹の材料が手に入ってニコニコ、
作業に来てくれた人も
気持ちいい汗にニコニコ、
竹林も心地よさそうにニコニコ、
そして竹林を持っている方も
手が入ってニコニコ、
みんなニコニコな
一日でした。
そういえば
帰り道のラジオで、
風邪やインフルエンザの
免疫を高くするには、
お日さまに当たることも
すごくいいとのこと。
みかんもたくさん
食べられるし、
次回、風邪予防に
いかがですか?
二宮のちっちゃな小屋にて。
年末に土が塗られ、
外側にブルーシートが
張ってあるものの、
光の様子が
分かるようになりました。
また土塗りは、
左官屋一人だけ来て
あとは自分たちで
塗ったと聞いてます。
心持ち、
壁があったかいと
感じました。