三角開始
佐助のタケコマイ隊は、早くも2階に上がっていきました。
まずは三角から。ここの2階は見渡す限り空の青と樹々の緑。そして階高が極限まで低いのでロフトのような感覚。本当に落ち着きます。
鎌倉佐助は邸にて、フリースクールここだねの子どもたちとタケコマイ隊。初めての子も多かったようですが、それぞれ自分の居場所を見つけてしっかりと働いてくれました。
14時に退散しましたが、現場が急に静かになってさみしくなりました。子どもたちの役割は実際に手を動かすことだけではありません。その場所を明るく元気にしてくれるんだな、と改めて感じました。
タケコマイ隊の合言葉は「テンション高く」。一番体現してくれた人たちです。
鎌倉佐助は邸の屋根がほぼ仕上がってきました。達磨窯で燻した銀色が五月晴れの下で輝いています。しかも自分たちで夜を徹して焚いた結果だと思うと、言葉で言い表せないほどの感動と愛着。とにかく続けていきます。
鎌倉佐助は邸のカキシブ隊2日目。今日は昨日までのことを考えるととても寒かったですが、この時期はこんなもんなんでしょうね。また柿渋塗りはずっと歩いているようなものなので、塗り始めると案外寒さが気にならなかったです。
さて先週のカキシブ隊では大きな材寸の梁を塗り、順調に進んで3時のおやつの時間には塗り終わり、それに対して今日は垂木と土台。材木が積んである様子を見たらぜんぜん楽勝…、と思いきや、今回は屋根の形状が象徴的な家なのでした。細々とした部材も含めて、垂木が塗っても塗ってもなかなか進まず、やっと1回目塗り終わったのが午後2時半。今日は何時に終わるんだろう…と思いつつ、3時のおやつもいつもより短めにして、ちょうど6時頃作業を終えることができました。
垂木にはいつも騙されますが(笑)、今回は短めの部材が本数多くあったので、より手間がかかりました。干す場所もたくさん必要になりますしね。垂木から4寸角の土台に移行するときは、なんて塗るのが楽なんだ、と思ったくらいです。
とにかく、隣で刻んでいた大工が仕事を終える時間までに終わってよかった。達成感ハンパないです。