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2011年9月1日

空と緑と椹の板

カテゴリー: 鎌倉た邸

鎌倉た邸にて。

2階の畳の間に座り、
東側を望むと
大きな硝子戸越しに
見えてくる
空と緑の景色が
とても好きです。

少し小高い丘の上に
この家は建っているのですが、

床に座り、
少し上向き加減の視界から、

バルコニーの横格子と
腰から下の摺り硝子が
下界の景色を消去し、

白く透明感のある
椹の床板の向こうに、
空と緑だけを
映し出してくれます。

木組みが窓枠(その1)

カテゴリー: 鎌倉た邸

鎌倉た邸にて。

1.5尺間隔に並ぶ柱の間には、
縦長の開き窓が納まり、

小屋組み部分には、
木組みの間に
横長の開き窓と、
三角の嵌め殺し窓が納まり、

この構造かつ意匠のデザインが、
寝室の空間の表情、
および北側外観の表情を
形作っております。

光花台

カテゴリー: 鎌倉た邸

鎌倉た邸にて。

柱と柱の間に
横木を渡し、
その向こう側には
タペストリガラス。

横浜こ邸でも
取り入れたのですが、

小さい草花を飾るには
ちょうどよい場所です。

草花たちも
栄養となる陽の光を
存分に浴びることができます。

2011年8月26日

リズムと香りで迎える玄関

カテゴリー: 鎌倉た邸

鎌倉た邸にて。

門扉を入り、
玄関まで至る通路は、

右手にスギの列柱、
頭上にはヒマラヤスギの梁が
3尺+1.5尺のリズムで
並んでいます。

湿度の高い日には、
ヒマラヤスギの香りが
仄かに漂ってくる、

香りで迎える
玄関となります。

2011年8月25日

杉と栗が交差する

カテゴリー: 鎌倉た邸

鎌倉た邸の
カフェとなる部分は、

2尺間隔で栗の梁が
並んでいます。

それを受けているのが、
杉の尺梁。

この杉の梁は、
さらに栗の尺梁に支えられて、
北側の2階が張り出した部分を
支えています。

梁が渡りアゴで
交差してできた隙間の部分には、
通常「面戸」という
板を挟み込むことが
多いのですが、
今回はタペストリガラスとして
明るく軽く見せています。

2011年8月23日

角が抜ける

カテゴリー: 鎌倉た邸

鎌倉た邸の居間は、
角をそれぞれ6尺
抜いています。

ここも硝子戸になり、
横に格子が入った網戸になり、
風が通るスリット入りの雨戸になります。

また角の柱が
太いことをいいことに、
建具を閉めた時、
全ての建具の四方の框が隠れ、
すっきりと見えるように
なっています。

角が抜けると、
視線が対角線で抜け、
広がりを感じるので、
最近設計上、
よく採用している
手法の一つです。

2011年8月21日

視線が抜ける

カテゴリー: 鎌倉た邸

居間から北側の水廻りに
目を向けると、

ウッドデッキに抜ける
引き込みの吐き出し窓が
あります。

ここの窓は、
曇りガラスのスクリーンになったり、
網戸になったり、
風の通るスリット入りの雨戸になったり、
時と場合によって
使い分けることができるのですが、

いずれにしても、
視線が抜けるように
なっています。

普段居る場所から、
視線のずっと先で光を感じると、
空間に広がりがあるように
感じるので、

平面計画を考えるうえで
意識していることの一つです。

風も通りやすく
なりますしね。

2011年8月19日

まきとひのきと桜貝

カテゴリー: 鎌倉た邸

鎌倉た邸の
水廻り三点。

コウヤマキの風呂

ヒノキの建具が印象的な厨房

桜貝のような
モザイクタイルが貼られた洗面所

北側道路から見上げる

カテゴリー: 鎌倉た邸

建物北側の道路は、
銭洗弁財天に抜ける道で、

日中観光客で賑わいます。

その道に向かって、
縦長の開戸が並ぶ
建物妻面がせり出し、

その下には、
敷地なりに
斜めに横格子が突き出た
ウッドデッキが印象的な
外観となっています。