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2013年6月4日

土と炎と陽の恵み

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸にて。

道路に面した土間は、
藤岡の五十嵐さんが
達磨窯で焼いた敷瓦を
敷き並べました。

炎の形を転写した個性豊かな表情が、
タイル職人の小澤さんとの対話により面となり、
実に味わい深い土間となりました。

一枚一枚違うからこそもたらす美しさ。

またこの下には、
太陽の恵みで温める床暖房が
仕込んであります。

土と炎が描く芸術とともに、
土が熱を蓄えて、
あたたかく人を迎え入れる予定です。

2013年6月1日

大壁でも竹が下地

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸にて。

居間土間の壁は、
土を手で塗る全面土壁仕上げ。

その下地ができあがりました。

ちなみに梯子のような木組みは、
構造補強の一環。

2013年5月31日

こんにゃく糊の下地

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸にて。

現在建主さんの手で、
自主施工による漆喰塗りが
始まっています。

漆喰を塗る前に、
我が家倶楽部から手に入れた
こんにゃく糊と寒冷紗で、
石膏ボードの上に下地作り。

全て天然の素材による
下地作りですが、
なかなかいい感じです。

木酢液の匂いはしますが、
何よりも不自然な匂いがしないというのが
ありがたいです。

2013年5月29日

いろいろあるから楽しい

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸にて。

一般的に曲がりの大きい
陽疾木(アテギ)は
木の欠点とされますが、

それだからこそ
納まる場所があるのです。

これは「太陽の木」を囲む
「月の台」になる予定。

今日試しに置いてみたら、
いい感じに納まりそうで、
ワクワクしてきました。

そしてこの位置を考えていたら、
昔ながらの達磨窯で瓦を焼く、
藤岡の五十嵐さんが現場に登場。

達磨窯で焼いた瓦は、
一枚一枚表情が豊かなのですが、

今の建築の世界では、
それを「キタナイ」と
言われることが多い、
という話になりました。

一枚一枚違うからこそ、
それが重なり、
面となった時に
美しいのに。

全部同じじゃツマラナイ。
いろいろあるから楽しい、美しい。

人間の世界も、
そういうことだと思うのです。

2013年5月27日

笑い合えるからこそ

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸の現場が
大詰めを迎え、

おおぜいの職人仲間が
現場に集結。

お茶の時間の楽しい会話、
みんなの笑い声で
近所から苦情が来そうです。

あ、仕事の時間も
そうかも(笑)。

しかし笑い合える
仲間だからこそ、

問題課題が出た時は、
腹を割って話し合い、

時にやり直しを
お願いすることも
あるのです。

今日はそんな日でした。

2013年5月22日

日々刻々と

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸は、
いよいよ仕上げの段階に。

日々刻々と、
現場の状況が
変化していきます。

ラスボード下地の壁に
左官屋さんが
下塗りを始めました。

下塗りでも
空間の様子が
がらりと変わります。

建主さんが
土間にできた
ベンチに座り、
感慨深げに
天井を眺めていました。

古くてもなお美しい、
屋根の下地です。

2013年5月13日

平日ですが竹小舞かき隊

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

今日は鎌倉大町ほ邸で
竹小舞かき隊でした。

建主さんの呼びかけのおかげで、
平日にもかかわらず、
一体何人いたでしょうか(笑)。

おおぜいの手と愛が集まって、
とっても楽しい時間でした。

また、今日一日で土間全ての竹小舞を
完成させることができました。

皆さん、どうもありがとうございました!

二人息を合わせて、
壁に向き合う。

表裏一体で壁に向き合う。
神聖な空気を感じます。

みんなの愛の結晶による
お昼ごはん。

本来の味以上に、
おいしい味がしました。

「自慢の一品」を持ち寄った、
三時のおやつとお茶。

最後に残ったのは、
建主さんと私。

できた瞬間、
「できた!」と叫びました。

心地よい達成感。

竹小舞は、
やはり夜景が美しいです。

2013年5月10日

「おまつり」の準備

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

13日に鎌倉大町ほ邸で開く
竹小舞かき隊に先立ち、

一部下地を仕込みました。

おかげさまでたくさんの方に
お集まりいただけるとのことなので、

ちょっと仕事を
多めに設定いたしましました(笑)。

2013年5月7日

香りで感じる初夏

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

鎌倉大町ほ邸の現場の庭に、
足を踏み入れるやいなや、
官能的で爽やかな香り。

そうか、夏ミカンの花の季節だ!

ハチもうれしそうに
働いておりました。

香りで感じる初夏。

2013年5月4日

満開のツツジを見上げつつ

カテゴリー: 鎌倉大町ほ邸

ゴールデンウィークの鎌倉は
すごい人です。

私はまちなかを
自転車で移動していましたが、
車がピクリとも動かない道も多々ありました。

この時期は、
車で鎌倉に来るもんじゃありません。

そんな中、私たちはフツーに仕事。
土曜日ですからね(笑)。

鎌倉大町ほ邸では、
土間廻りの木組みが差し替えられ、
建物を仮に支えていたサポートが取れて、
だいぶすっきりした印象になりました。

それにしても、
安養院さんのツツジがきれいだなあ。