もう住むか(笑)

藤沢ひ邸にて。
壁の土が
ほとんど乾き、
2階間仕切りの
石膏ボードも
大方貼られ、
空間の輪郭が
明確になってきて
すっかり家らしくなりました。
外部の木建具は当分先ですが、
かえって風が気持ちよさそうだし、
もう住めそうです(笑)。
今月いっぱいくらいだったら、
蚊対策をすれば、
寝ることくらいは
できそうです。

藤沢ひ邸にて。
大人たちが壁の色を
あれこれ考えている間。
子どもたちはロフトに昇って
とても楽しそう。
子どもたちにつられて
自分も昇ってみると、
今日は夏の日のような
日差しの照る日でしたが、
達磨窯で焼いた瓦を載せた屋根の下は。
驚くほど清々しい、
気持ちよい場所でした。

藤沢ひ邸にて。
今日は壁の色を
決める日でした。
左官屋さんが、
今手に入る土の色を踏まえて
幾つか見本を持ってきてくれて、
現場で塾考。
どれもいいので、
本当に難しいけど、
悩んでいる時間も
楽しいものです。

先週に引き続き、
今週火曜日も飯能の岡部材木店に来て、
外壁に張る板を塗りました。
今日のノルマは50坪、250枚。
始める前は後ずさりするほど
たくさんに感じたのですが、
今日も4人の方々に応援いただき、
建主さんと私を含めて6人で作業、
後片付けも含めて午後5時前には
終わらせることができました。
皆さま、ありがとうございました!
さて今日応援いただいた方の中に
ウズベキスタン人の方がいました。
彼はものすごく働き者で、
気さくによくしゃべり、
終わる頃にはすっかり仲良くなりました。
彼から祖国のことなどを聞いたり、
また彼自身の人柄もあって
正直あまりよく知らなかった
ウズベキスタンという国が
すっかり大好きになってしまいました。
ここ最近、
安全保障のことなどを考えた時に、
「国」って一体なんだろう、
と考えていました。
しかし今日彼に出会って、
望むと望まざるとににかかわらず、
国は自分自身に宿るのだ、
と思いました。
仮に自分自身が外国に旅に出た時に、
その国の人たちは
たまたま出会った私の立ち振る舞いを
日本そのものだと捉える。
普段外国の方と接する機会がほとんどなく、
まして現在外国に旅する機会のない、
「井の中の蛙」な私にとっては、
新鮮な感覚でした。
自分自身が「日本」なのだとすれば、
しっかりと平和を
伝えていきたいと思います。
今日のお昼は
川のほとりの檪庵。
このアーモンドとレーズンが
とてもおいしかったです。