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2015年6月13日

山崎お邸の竹小舞かき隊(1回目)

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


いよいよ鎌倉山崎お邸でも、
竹小舞かき隊が始まりました。

これできらくなたてものやでは、
三棟の竹小舞かき隊が
同時進行となります。

しばらく週末は、
きらくなたけこまいやさんです(笑)。

さて今日はさっそく、
たくさんの人たちが
お手伝いに来てくださいました。

大人は入れ替わり立ち代わり、
何人いたかちょっと分からないのですが(笑)、
幼い子どもたちがいて、

現場は子どもたちの
遊ぶ歓声や泣き声が
BGMとなって、
子どもたちの
かわいらしい雰囲気に
支配されました。

実際上子どもたちが
手を動かすわけではありませんが、

雰囲気作りに
一役買うという意味では、
それも立派な仕事です。

そんなこんなで
今日はがっちり編み込まれた
竹小舞の壁が5枚完成!しました。

次回は6月20日行う予定です。

大人たちは黙々と、
時に世間話をしながら
壁と向き合いました。

お昼ごはんは、
建主さんお手製のカレー。

子どもたちの器が
かわいらしいです。

ごはんに群がる
子どもたち。

養生資材で
基地を作る子どもたち。

現場で出た木っ端で遊ぶ
子どもたち。

おやつはスイカ!
今日もスイカのおいしい日でした。

2015年6月5日

空閉じる

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

建前から約1週間。

垂木と屋根廻りの造作材の仕込みが終わり、
野地板が張られ始めました。

建前から間もなく、
日々刻々と現場に入る光の様子が
変わっていきます。

2015年5月30日

夏のような日に

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

誰の行いがよかったのか(笑)、
先週の時点では怪しいお天気でしたが、
今日は五月だというのに
夏が来たようないいお天気。

そんな日の今日、
山崎お邸の建前でした。

今回は予算の関係で
土壁をつける家では
初めてのプレカット。

全てが見える家で
どういう感じになるのかな、
と少し不安もありましたが、

これまでとは
大きく印象が変わらない家となりそうで、
ホッとしました。

そして上棟のお祝いは、
地域の方やお友だちに
たくさん集まって頂いて餅を撒き、

また宴の最後にはギターが登場して、
建主さんや職人の奏でる
音楽を楽しんだりと、

建主さんの個性とあたたかさが
よく滲み出た上棟祝いでした。

プレカットと、
作り方は変わりますが、
家づくりに関わる人たちの心と技があれば
いい家になるのだ、ということを
確信した日でもありました。

さあこれから本格的に
この場所で仕事が始まります。

仕口をよく見ていただくと、
プレカットということがわかります。

ご覧のとおり、
本当によいお天気でした。

お昼ごはんは、
建主さんお手製のカレー。

おいしくてたくさん食べ過ぎて、
午後は身体が重かったです(笑)。

きらくなたてものや恒例、
最後の棟木を
建主さんに叩いていただきました。

今回片流れの屋根で
プレカットの加工と足場の関係で
実現できるかな、と思いましたが、
最後ちょうどよいところに
足場がありました。

いよいよ餅まき。

建主さんが準備した
かわいらしいお餅です。

建主さんと棟梁が
足場の上に昇って
お餅を撒きはじめました。

これは何度やっても
ワクワクします。

上棟祝いの準備。
職人みんな要領を分かっているので、
準備が早いです。

カンパーイ!
建主さんには
金沢のおいしいお酒を
用意していただきました。

この達成感と相まって、
よりおいしく感じました。

2015年5月29日

明日に向けて

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


今日は材木屋で、
破風板や面戸など、

鎌倉山崎お邸の
屋根廻りの材を柿渋塗装。

明日建前。
楽しみです。

2015年5月28日

藤沢ひ邸の竹小舞かき隊(6回目)

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

前回に引き続き、
今日も平日ですが、
竹小舞かき隊を結成。

建主さんご家族と、
近所のお友だちが
来てくださいました。

少人数ではありますが、
窓の上下の壁を中心に、
だいぶ進みました。

と申しますのも、
建主さん自ら施工していただく際、
できる範囲でできることを
していただければ
それでよいのですが、

‘ひ’さんご家族の場合、
ダンナさんがとても器用な方で、

私が墨出しして穴を開け、
ダンナさんが間渡し竹の取り付けと
竹を一列だけ編んで、
あとは奥様やお手伝いの方が作業するという
完全分業型で進めているので、
進みが速く感じます。

後で「内職」も
可能ですからね。

これからも平日の作業が
多くなりそうですが、

6月中旬完成目標に
進めていきたいと思います。

これが下地

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

今朝、1階床の荒床となる
板が届きました。

原則としてきらくなたてものやでは、
1階床に断熱材を入れない代わり、
空気層を設けて板を二重に張るのですが、

今回も25㎜厚の板を
土台・大引に対して
朝鮮張りすることになっています。

板が届くやいなや、
大工の藤間さんが
板を張り始めました。

これでだいぶ
竹小舞の作業を進めるうえで
足場がよくなりましたが、

荒床の板にしては
板がとても美しいので、

このまま仕上げでもいいんじゃない、
と冗談も出るほどでした。

しかしこれで、
何かもう住めそうです(笑)。

いや本当に、
竹小舞の間から漏れる夜風が
気持ちよさそうです。

2015年5月24日

山崎お邸のカキシブ隊(3回目)

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


昨日の天気予報では、
今日は確か
雨と言っていたような気がするのですが、

見事予報を裏切って
時折初夏の太陽が
顔を覗かせてくれました。

そんなお天気に恵まれて、
今日は鎌倉山崎お邸の
カキシブ隊、最終回。

塗る量がたくさんあったので、
作業効率のことを考えれば、
今日は晴れて本当によかったです。

また三回とも
建主さんがお友だちを
たくさん連れて来てくれて、
本当に助かりました。

今日も建主さんの
親友の方が来てくださいました。

建主さんと親友との間に流れる
とぎほぐされた幸せそうな時間に触れて、
私もそのおすそ分けを
いただいたような気がしました。

また建主さんと共同作業をしていると、
この家づくりは建主さんだけではなく、
建主さんを取り巻く
たくさんの友だちや仲間の
思いのうえに成り立っているんだなあ
ということを肌で感じることが多く、

これも「結」の醍醐味の
一つだと思います。

とにもかくにも
たくさんの方々の協力を得て、
午後6時過ぎ、
全ての材木たちを
塗りきることができました。

ありがとうございます。

さあ来週末は
建前です。

ご覧のとおり、
今日はよいお天気。

昨日の茅ヶ崎エネルギーカフェで使った
ソーラークッカーをクルマに積んだままだったので、
みんなで飲むお茶用のお湯を沸かしてみました。

午前のお茶の時間にいただいた
建主さんお手製のカステラ。

やさしい味がしました。

午後のおやつの時間にいただいたスイカ。

汗ばむ陽気だったこともあり、
本当においしかった!

日が暮れた頃、
全ての作業が完了しました。

途中まで塗りきれるかな、
と不安だったのですが、
なんとか終わり、
ホッとしました。

この達成感と充実感が
たまりません。

2015年5月23日

土台敷完了

カテゴリー: 鎌倉山崎お邸


鎌倉山崎お邸にて。

来週末の建前に向けて、
今日は土台敷きでした。

土台や大引の上に立って、
来週どんな空間になるのかを
想像するのが楽しかったりします。

2015年5月21日

燻し銀の波になる

カテゴリー: 藤沢ひ邸


藤沢ひ邸にて。

五十嵐さんが達磨窯で焼いた燻し瓦が
屋根の上で並べられました。

曲線を描いた
ただ一枚しかない瓦が
連なった時の美しさは、
まさに海の波。

来る波、行く波、
見る角度によって
表情が全く異なるところも
波に通じるものがあります。

もしかしたら桟瓦は、
海を意識して
土をかたどったのかもしれませんね。

藤沢ひ邸の竹小舞かき隊(5回目)

カテゴリー: 藤沢ひ邸


今日は午後から
藤沢ひ邸の竹小舞かき隊。

平日でしたが、平日だけに、
現場から見えるほどの距離の場所に
お住まいのお母さんたちが
集まってくれました。

ありがとうございます。

建主さんのママ友つながりとはいえ、
一般的に工事現場のご近所さんは
ご迷惑をおかけする立場なので
頭を下げることが多いと思うのですが、

現場で作業のやり方を教え、
あれしてこれして、と指示し、
世間話をしながら同じ場所にいることが
とても不思議な感じがしました。

しかしこれぞ
集落同士で助け合う
かつての「結」そのもの。

手を動かすという行いは、
自ずと人と人とを
結びつけるのかもしれません。

その意味でも
家づくりはまちづくり。

とくに伝統的な工法は、
その有効な手段と思うことが
よくあります。