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2015年1月29日

紙に包まれているような

カテゴリー: 逗子せ邸


逗子せ邸にて。

畑拓さんが撮影した
写真、その3。

とくに最近主な居室には
ことあるごとに引き込み障子を
提案させていただいております。

意匠的なこともさることながら、

居室の熱、視線、光を
調整してくれること、

また後でカーテンを
つけるくらいだったら、
かかるおカネが大幅には
変わらないことが
その主な理由です。

今回居間には、
一間幅のアルミサッシが
三枚並んでいるため、

六本の引き込み障子が
ずらりと並ぶことに。

閉めると紙に包まれているような
空間となります。

2015年1月28日

未来を育てる船

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

畑拓さんが撮影した
写真、その2。

西側からの夜景。

海のすぐ近くに
建っているから

というわけでは
ないのですが、

この家は船に似ているな、
と思うことがあります。

育ちざかりの
子どもたちを乗せた、
未来を育てる船。

2015年1月27日

下屋があると

カテゴリー: 海老名た邸


海老名た邸にて。

畑拓さんが
撮影した写真その5。

西側道路からみた光景。

下屋があると、
五十嵐さんが
達磨窯で焼いた燻し瓦が
よく見えます。

たとえ近くで見えなくても、
五十嵐さんの瓦はよいですが、

せっかくですから
こうして一枚一枚
違う表情が見えるのは、

やはりいいなと思います。

そういえばそろそろ、
数年ぶりに達磨窯の見学会を
しようかな。

五十嵐さんが
まだまだ元気なうちに
働く姿をたくさんの人に
見ていただきたいです。

玄関廻りのスギの建具群

カテゴリー: 海老名た邸


海老名た邸にて。

畑拓さんが
撮影した写真その4。

玄関廻りの
スギの建具群。

建具屋の木配りは、
その細部まで
図面に表現することが
難しいのですが、

しかし建具屋の木配りは、
間違いなく空間の質を
左右します。

とくに玄関は、
建具が重なるので、
なおさらのことです。

空間を理解し、
素晴らしい建具を作ってくれる
建具屋との出会いは、

設計屋として、
本当にありがたい
ご縁の一つです。

2015年1月26日

配筋検査

カテゴリー: 藤沢ひ邸

藤沢ひ邸にて。

本日基礎の配筋検査。

じっくり見させていただきましたが、
ばっちりばっちり。

それにしても寒い。

寒い中、
あったまる場所もないところで
ありがとうございます。

2015年1月25日

デッキでつながる玄関

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸


鎌倉浄明寺に邸にて。

この小屋は、
既存のデッキを介して
母屋とつながっています。

なのでデッキのレベルに合わせて、
基礎の高さを設定。

また、道からも入れるように、
デッキに階段を新設しました。

玄関建具は、
上下に横長のタペストリガラス。

下は靴を履く時の明りとり、
上は何となく外側の
気配を感じるためのものです。

あるものいかす玄関土間

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸


鎌倉浄明寺に邸にて。

玄関のタイルは、
手持ちのものを貼るという
「あるものいかす」デザイン。

タイルも処分となれば、
産業廃棄物ですからね。

よかった、よかった。

それと玄関の建具は、
下桟の上に、タペストリガラスを
嵌めこんでいます。

靴を履く時、
光がほしいと
思うことが多いので、

玄関にはよく
地窓を設けるのですが、

今回は地窓を
設けられなかった代わり、
建具の足元に明りとりを
設けました。

2015年1月24日

今日の一番人気は

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸


鎌倉浄明寺に邸にて。

今日は完成見学会。
たくさんの方のご来場、
ありがとうございます!

今日の一番人気の場所は、
やはりここ。

格子床のロフトに上がって
寝そべるたび、
歓声が響き渡りました。

喜んでもらえるのは
何よりです。

2015年1月23日

木と黄土と障子に包まれた小屋

カテゴリー: 鎌倉浄明寺に邸


鎌倉浄明寺に邸にて。

明日の見学会に向けて、
建具屋と訪問。

ついでに完成した様子を
写真撮影。

皆様、この木と黄土と障子に
包まれた小屋で、

明日あさってのお越しを
お待ち申し上げております。

2015年1月22日

‘着せ替え’できる居間

カテゴリー: 熊谷た邸


熊谷た邸、
畑拓さんによる写真、その11。

季節や時間帯によって
‘着せ替え’できる、

居間南側二間の開口部。

左は、全ての建具を開放した様子、

中は、格子網戸(きらくな網戸)を
閉めた様子、

右は、引込障子を
閉めた様子。

これらにより、
風、光、熱、視線を
調整します。