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2014年10月2日

竹小舞が焙り出る

カテゴリー: 横浜す邸

横浜す邸にて。

真夏に塗った荒壁土が
すっかり乾いて、

竹小舞を焙り出したような、
網の目の模様が
浮き出てきました。

このままでも
いい感じですが(笑)、

今回はさらに塗り重ねて、
仕上げていく予定です。

2014年10月1日

ヒミツの操縦席

カテゴリー: 横浜す邸

横浜す邸にて。

横に細長く光を感じて
ぼんやりと明るい小屋裏部屋。

今現在ここから、
現場が見渡せるので、
操縦席に座っている気分です(笑)。

壁ができたとしても、
こういう秘密基地的な空間って、
ワクワクします。

2014年9月30日

秋晴れの下

カテゴリー: 横浜す邸

横浜す邸にて。

秋晴れの下、
燻し銀に
鈍く輝く甍の波。

秋晴れの下、
燻し銀に
鈍く輝く鬼。

本当によい
お天気でした。

2014年9月27日

絵が回るような

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

「きらくな網戸」
バルコニーの横格子が重なって、

見上げる視線の位置によって
絵が回るような感じがする
西側の外観。

このバルコニーの格子の割付も、
ここ近年こんな感じばかりなので、

「きらくなバルコニー」と
呼ばれる日が近いかもしれません(笑)。

きらくな網戸

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

ここ数年
よく採用している
横格子の入った
この網戸が、
建具職人の間で

「きらくな網戸」と
呼ばれていることが
先日判明しました(笑)。

はい、鍵がかけられるので、
きらくに通風できます。

おススメは、
夕暮れ時の影。

家族に代わって

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

家族の人数分の
敷瓦が迎えてくれる玄関。

生き物や人と同じように、
達磨窯で焼いた敷瓦は、
一枚一枚違います。

だから何となく、
家族に代わって
ここでまず
挨拶してくれているような、
そんな気になります。

2014年9月25日

夜は紙に包る

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

2階の居間は、
昼間は光溢れる白い間、

夜は白い和紙に
包まれた間になります。

とくに寒い夜には
効果的。

しかし暑い日の昼間、
日を遮るために障子を閉めてたら、
風は妨げられるものの、
かえって涼しかったです。

白い間

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

階段を上がると、
光溢れる居間が
待っています。

開口部からの
光だけではなく、

白い漆喰の壁に、
白い紙の障子、

柔らかく白いサワラの床板に、
白いヒマラヤスギの梯子、

その白さが
光を際立たせています。

ちなみに梯子のヒマラヤスギは、
他の現場で余った材。

なんとなく梯子の材として
合っているのではないかと思い、
使ってみましたが、

この香りがこの家を
特長づける一つとなっています。

2014年9月24日

よりお風呂にぬくもりを

カテゴリー: 海老名た邸

海老名た邸にて。

お風呂の全貌が
明らかになりました。

この家のお風呂は、
よりぬくもりを感じるように、
床にコルクタイルを貼りました。

これまで使用した例でも、
やはり足の裏が
あたたかく感じるようです。

壁天井の柔らかなサワラの板も、
見た目のあたたかさを
もたらしてくれます。

あたたかさや涼しさって、
表面の素材の見た目や触感も
大事だと思う一例です。

杉板二題

カテゴリー: 横浜す邸

横浜す邸にて。

大工一人で
着々と造作工事が
進んでいます。

今日は杉板二題。

いずれも赤白
はっきりした
新鮮な感じですが、

そのうち赤白がなじんできて、
落ち着いた褐色へ向かいます。

子ども部屋の
横方向に張った腰板。

お母さん’の部屋の
天井板。