立春のカキシブ隊
立春。
今日は雪が舞う中
カキシブ隊。
建主さんから3人、
きらくなたてものやから3人、
日野の‘い’さんも
来てくださって、
土台を全て
塗りきることができました。
美しい雪景色でしたが、
さぶがった。
つい先日まで、
春を先取りしたような
陽気だったというのに。
熊谷た邸にて。
厨房のコンロ廻りの壁が
仕上がりました。
達磨窯で焼いた敷瓦です。
土と火と人の手の共同作品。
年始の挨拶にも書きましたが、
みんなちがうからこそ、
面が輝く壁です。
熊谷た邸にて。
外に面した
大小の木建具とガラスが
入り始めました。
赤身のスギに、
銅と真鍮、
この金属は加工性がよいので
昔から使われているのだと思いますが、
それだけではないような気がします。
1月25、28日と
二日間行った竹伐り隊のお昼は、
作業を行った里山にほど近い、
大磯エピナールで。
様々な催しを開いている場所で、
私も大磯エネルギーカフェなどで
たびたびお世話になっています。
今日はそちらで
さぬきうどんと
天然酵母パンをいただきました。
これも心地よい
ご縁のかたちの一つ。
ごちそうさまでした。
今日は横浜す邸の竹伐り隊。
平日なのに、
大人15名、子ども6名、
合計21名の方に集まっていただき、
今日も楽しく気持ちよく、
仕事することができました。
新月間近、
自然界から生命をいただく。
平日にもかかわらず、
たくさんの仲間から
手を貸していただく。
住まい作りを通じて
紡がれる素材と人、
人と人のご縁。
お天気にも恵まれた今日、
「伝統工法」という言葉では言い表せない、
「いただきます」と「ご縁」を
積み重ねて未来を作りたいのだ、
という想いを再確認した日でした。
少し前の天気予報では、
雨が降るかもしれない、
ということでしたが、
フタを開けてみれば、
確かに空気は凛としてましたが、
春の訪れを予感されるような陽気。
そんなお天気の下、
横浜す邸にて
建主さんたちと楽しく
泥コネ隊を結成しました。
これまで泥コネは、
水を使うので、
少しあたたかくなってからのほうが
いいと思っていましたが、
今日一日作業して、
身体が温まるので、
少しくらい寒い日のほうが
適しているかもしれない、
と思いました。
家族力を合わせて捏ねた泥は、
約半年間箱の中で醗酵して、
さらに粘り強い
土になる予定です。
親子三人並んで
ワラキリ隊結成。
家族の絆を感じる姿が
とても心に残りました。
藁の山。
大工のご縁とご厚意で
調達した藁です。
粘土と藁と水と、
少しばかりの古い土を
十分にかき混ぜた泥。
これで半年ばかり、
発酵を待ちます。