海老名で始まる物語
ここ海老名の地で
解体が始まるとともに、
家作りの物語も始まりました。
建て替えなので、
もちろん建物を壊すのですが、
ここが建主さんの思い出が
たくさん詰まった空間かと思うと、
なんだか忍びないものがあります。
しかし今回は、
形見として石や建具などを
使うアテがありそうでよかったです。
横浜あ邸にて。
スリット入りの建具と
燻し瓦の屋根が
何層にも連なって
お出迎えしてくれる玄関。
2階にブランコがあったり、
飲み部屋があったり、
いずれたくさんの人たちも
連なることでしょう(笑)。
きらくなたてものや2も
よろしくお願いします!
今日訪れた町田か邸。
木火土金水、
全てがここにある。
やっぱ薪ストーブのある
暮らしはいいなー。
暖を採るだけではなく、
オーブンが付いたり、
お米が炊けたり、
の機能が付いたこのストーブは、
北澤アートさん作です。
デザインも
敷瓦と合う感じで、
とても気に入っています。
きらくなたてものや2も
よろしくお願いします!
横浜あ邸にて。
実は前にも
この場で書いていたのですが、
なぜ「みなとの家」なのかというと、
横浜なだけに、
港が見える丘の上に建つ家だから、
ではありません。
南面の立面が
全て建具で構成された家、
つまり南側が
みな「と」の家だから、です。
説明会の時に説明で、
ご反応いただいた皆さん、
ありがとうございました。
横浜あ邸にて。
格子雨戸は、
時間や季節ごとに
影の表情を変えていきます。
さながら、
日時計、季節時計。
そして夏場はきっと、
遮光の役目を
果たしてくれると思います。
今日は横浜あ邸、こと、
「みなとの家」完成見学会。
たいへん多くの方々にお越しいただき、
ありがとうございました!
たくさんの新たな出会いをいただいたり、
建主さんOBや未来の建主さんたちと交流を深めたり、
あるいはそうした建主さん同士が交流を深めていたり、
人と人とのつながりにより、
明日へのエネルギーをたくさんいただきました。
しかしこれで、
一年四カ月続いた物語が終わり、
明後日から「家」になります。
さみしいのう。