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2012年10月3日

2階がふさがり始める

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

早くも2階の床板を
貼り始めています。

今回はスギの厚板。

早めに床ができると、
それが「足場」になるので、
作業効率が高まります。

カンナとシャボン玉

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

午前の休憩中、
めずらしい道具を見つけて
興味津々の「そ」ちゃん、

その道具とは
面取りカンナだったのですが、

やさしい大工たちの
ススメと手ほどきで、
木っ端に道具を
あててみることにしました。

お母さんが手を添えて、
しゅるしゅるっと削れると、
とてもうれしそうな顔。

せっかくならもっと練習して、
本当に使う材料も
面を削ってもらおうかな。

遠い遠い将来、
自分が削った面を見て
当時のことを憶えててくれたら、
私もうれしいです。

そして休憩時間が終わり、
職人たちが働き始めると、
現場にシャボン玉が
舞い始めました。

すると職人の顔がほころび、
現場が和やかな雰囲気に
包まれました。

ついこの前も書きましたが、
これもれっきとした
子どもの「仕事」です。

2012年10月2日

すりっと雨戸夜景

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

この場でたびたび紹介した、
通気スリット入り雨戸の夜景。

夏の夜、
安心して風を通すために
考えた意匠ですが、

夜スリットから漏れる灯により、
プライバシーを守りつつ
あたたかな家族の様子が
伝わってきます。

撮影:畑拓

2012年10月1日

小さくても大きな力

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

大工の仕事に興味津々、
な三歳のムスコさん。

手伝う気満々です。

実際役に立っているかどうかは別として、

現場を和やかで明るい雰囲気に
してくれるという意味で、

子どもたちも
現場の大きな力となってくれます。

またこうして現場を重ねるたび、
大工や設計屋になりたい子どもが増殖中。

どうかそのままの気持ちで
大きくなってくれることを願います。

そして私たちの使命の一つは、
彼らが仕事を始めるまで時が流れても、
彼らが私たちの背中を追いたいと思う
存在であり続けることです。

土間の厨房昼景

カテゴリー: 二宮し邸

畑拓さんが撮影した、
二宮し邸の土間の厨房昼景。

サワラの箱と
クリの箱の、
重なるさま。

ここで
お茶の支度をしている姿を
想像していたら、
元気が出てきました(笑)

土間の厨房夜景

カテゴリー: 二宮し邸

畑拓さんが撮影した、
二宮し邸の土間の厨房夜景。

ここで夕ごはんの
支度をしている姿を
想像していたら、
おなかが減ってきました(笑)

2012年9月30日

道路から見た夜景

カテゴリー: 二宮し邸

畑拓さんが撮影した、
道路から見た二宮し邸の夜景。

窓の位置が整っているので、
夜景が美しく見えます。

窓越しに見える、
灯りに照らされた小屋組みも、
いい感じです。

2012年9月29日

階段から柚を見上げる

カテゴリー: 鎌倉た邸

写真家畑拓さんが撮影した
おかゆカフェ「柚」を
階段から見上げた夜景。

ここから見上げると、
2階部分がせり出している様子が
分かると思います。

また2階のせり出した部分の下は、
カフェ用の小さなオープンテラスに
なっています。

2012年9月28日

おかゆカフェ柚の中

カテゴリー: 鎌倉た邸

写真家畑拓さんが撮影した、
鎌倉おかゆカフェ「柚」店内の様子。

床板はクリ、
梁組みはスギとクリ。

縄文時代に主流だった
クリ材を使って、
リズムの表現を試みました。

クリは広葉樹で
堅い木のわりに
表情が柔らかいので、
大好きな木の一つです。

2012年9月27日

柚を正面に見た夜景

カテゴリー: 鎌倉た邸

家に戻ったら、
写真家の畑拓さんから
ここ1ヵ月で撮影した
写真が届いておりました。

写真を見ると、
映し出された空間に
至った物語を思い出して、
感慨深いものがあります。

その物語を添えて、
今後この場等で
紹介していきたいと思います。

最初は、
鎌倉御成のおかゆカフェ「柚」の夜景。

階段上にあるカフェへと誘う
「顔」になればと願い、
端正な表情の妻面を
スギとクリの木組みに載せて、
丘の上からせり出させました。