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2012年9月15日

町田か邸上棟

カテゴリー: 町田か邸

九月も半ばだというのに、
日中はまだまだ厳しい暑さが
続いています。

夏が大好きな私としては
夏が終わった感じがしないので
うれしいのですが、

外で仕事するには、
ちょっと身体に応えます。

今日も容赦なく、
ギラギラと熱い太陽が
私たちを照らす日でしたが、

町田で無事上棟を
迎えることができました。

今日のために集まってくれた
仲間の職人の皆さま、
本当におつかれさまでした!

今回は八割がた見学していた私でさえ、
しんどかったので、
一日中日陰のない場所で
動いていた職人さんたちは、
本当につらかったと思います。

現に休憩時間は、
たくさんの水分が
消費されていきました。

それにしても、
上棟は何回経験しても、
感動的ですね。

パズルのように
組み上がっていく様子が
楽しいだけではなく、

数ヵ月間かけて
大工たちが刻んだ仕事の
集大成の日であり、

建主さん、職人、設計者、
あるいは、職人同士の絆を
確認する日であり、

何よりも、
建主さんの笑顔が
うれしい日です。

そして、
現場で本格的に物語が
始まる日でもある上棟は、

この仕事をしていて、
いちばん気持ちが上がる
日かもしれません。

(ちなみに建物が完成する日は、
さみしさのほうが先に立ちます。)

さあ、
これから始まる物語が
楽しみです!

・・・・・

朝、木登りできる木、待機中。

木登りできる木は、
とても重いので、
四人がかりで運搬。

玄関部分は、
足固めで足元を補強。

この下を
靴収納として
使えるようにするためです。

大工のたつやが
豪快にカケヤで
叩いているところ。

彼は元、
きらくなたてものやの所員。

当時より身体が引き締まり、
立派に大工として育っています。

2階の床梁が
納まったところ。

色々な穴やら溝やらが
見えますが、
全て意味のある刻みです。

きらくなたてものやではいつも、
最後の棟木は、
建主さんに叩いてもらっているのですが、

今回は建主さんご夫婦お二人で
叩いてもらいました。

今日はお二人にとって、
結婚記念日の日でもあります。

同じ記念日に、
ご夫婦の思い出深い
共同作業ができて
よかったです!

3時の休憩頃に棟が上がり、
夕暮れまでに
垂木も納まっていきました。

尺五寸間隔で
連続した垂木の様子は、
リズム感があって
本当に美しいです。

日が暮れて、
一日中作業した職人さんの他に、
関係する様々な職人さんたちも集まって、
上棟のお祝い。

ほぼいつもの面々で
楽しい時間を過ごすとともに、
絆を再確認したひとときでした。

このすばらしき仲間たちと
いつまでも仕事ができるよう、
私もがんばりたいと思います。

2012年9月14日

明日上棟!

カテゴリー: 町田か邸

町田か邸にて。

昨日土台が敷かれ、
今日は足場も架かって、

急に現場が
色付き始めました。

明日はいよいよ上棟!

久しぶりということもあり、
楽しみです。

現場の片隅で
明日の上棟を静かに待つ、
きらくなたてものやオリジナルの
建築お知らせ看板。

これも端材利用の
一環です。

2012年9月8日

残暑の中カキシブ隊(その3)

カテゴリー: 町田か邸

来週建前を控えて、
今日は町田か邸の
最後のカキシブ隊の日です。

先週建主さんのご両親が
とてもがんばったので、
今日は主に、
柱と小屋束を塗装。

いつも写真をお願いている
畑さんご夫婦と、

大工も二人手伝ってくれたので、

三時のおやつ頃には、
完了することができました。

この充実感!
やはりカキシブ隊は楽しい!

と思っていたら、
終わってしまって、
建主さんが
さみしいご様子…(笑)

今後も続く予定ですので、
OBとしてまた来てください!

今日塗った柱に色々な切り込みがあって、
なんじゃいなと思うわけですが、

建前を過ぎると全て意味があるのが分かります。
だからカキシブ隊はオモシロイ!

残暑の陽射しを浴びて、
早くも赤く色づく柱たち。

建主さんが
おやつに焼いてくださったケーキ。

感動的においしいです。

これだから
カキシブ隊はやめられない。

このぶどうも、
うまかったー!

身体を動かした後なので、
なおおいしいです。

身体を動かす機会があると、
食べものがよりありがたく、
よりおいしく感じますね。

今日で町田か邸のカキシブ隊は、
終わりましたが、

秋深まれば、
竹小舞かきが待っている!

食欲の秋と相俟って、
そのとき皆さん、
おいしい秋は、
いかがですか?

2012年9月2日

火打ち灯

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

居間の吹抜けの四隅に、
火打ち梁を入れて、
水平剛性の確保に
努めています。

火打ち梁が見えるだけでは
面白くないので、

火打ち梁の側面に、
照明器具を仕込みました。

するとちょっとした
間接照明のような
雰囲気になります。

四隅を照らす、
松明のような、

あるいは
居間の結界を示す
標のような。

2012年9月1日

すりっと雨戸

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸の雨戸は、
全面にスリットが
入っています。

これにより、
軽やかな印象になる
ということもありますが、

家に鍵を閉めつつ、
風を家の中に
呼び込むことができます。

あるいは陽射しのきつい日、
それを遮りつつ、
風を家の中に、
呼び込むことができます。

このように、
デザインのためのデザインではなく、
機能から滲み出るデザインが
大好きです。

完成見学会

カテゴリー: 二宮し邸

月の初めの今日は
二宮し邸の完成見学会。

雨が降ったりやんだり、とはいえ、
行楽には絶好の日和だというのに、

実にたくさんの方にご参加いただき、
本当にありがとうございました。

今日のように
木と土でできた家の空気感を
感じていただく機会は、
あるようでなかなかないので、

盛況に終わることができたことを
たいへんうれしく思うとともに、

このような機会を提供してくださった
建主さんに感謝!、です。

今日が終わると、
一気に「ゲンバ」から「家」へ。

たくさんの出会いをいただいた
充実感とともに、

急激に押し寄せる
寂しい気持ちで、
家路につきました。

2012年8月25日

残暑の中カキシブ隊(その1)

カテゴリー: 町田か邸

今日も太陽がギラギラ、
期待に違わぬ暑さ!

そんなお天気に
負けず劣らずのアツさで、
今日はカキシブ隊を
結成しました。

今日の参加者は、
建主さんご家族三名(ご夫婦+子ども一名)、
建主さんのご両親、
町田から‘あ’さん、
日野から‘い’さん、
家具屋の‘う’さん二名、
(おっ、見事「あいう!(笑)」)
鎌倉手広た邸の‘た’さんご一家、
きらくなたてものや準スタッフの‘ほ’さん、
そしてきらくなたてものや三名、
延べ17名の大所帯でした。

やはり人がたくさんいるって、
とてもうれしいですねー。

またOBの方々のご参加は、
本当に力になります。

そんな皆さんのおかげで、
暑い日にもかかわらず、
小屋梁、垂木、土台を全て
塗りきることができました。

一昔ならば、
二日分の分量です。

きらくなたてものやの
塗装業としての作業効率が
だいぶ上がった感じがします(笑)

ご覧のとおりの
強烈な陽射しのもとで作業。

作業終了後、
ゴム手袋を外すと、
汗が滝のように
滴り落ちてきました。

太陽の下に干していると、
カキシブの色付きが早いです。

やはり暑い日のおやつはコレ!
建主さんが用意しくれました。

スイカ大好き!なので、
とてもうれしいです。

作業が終わると、
美しい夕焼け空が
ほほえんでいました。

ここ最近、
連日のように
夕焼けが美しいですね。

そんな空を見ると、
今日は仕事したなー!
という充実感で
いっぱいになります。

さあ次回は、来週8/31(金)!
平日ですが、皆様いかがですか?

2012年8月22日

二宮の夏の海

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸から、
徒歩数十秒歩くと、

真下に海が望めます。

入りたい!
だけどここは、
遊泳禁止なのか、
誰も泳いでいません。

しかし眺めているだけで、
心休まるなあ。

日ごとに表情が違うのも、
楽しいです。

※二宮の家完成見学会開催!

定番のタイル貼り進む

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸では、
昨日今日と
キッチンにタイルが
貼られております。

今貼っているタイル、
自分は一枚一枚
表情のある感じが
とても気に入っているのですが、

使い勝手としても、
この表情が幸いして、
汚れが目立たなくていい!
という話を聞きます。

ということでこのタイルは、
最近きらくなたてものやの中で、
やや定番化しています。

※二宮の家完成見学会開催!

新・丈夫なボルボの使い方

カテゴリー: 町田か邸

飯能までカヤの木を
引き取りに行きました。

30万km以上走っても、
なお元気に走るボルボが運搬。

丈夫な身体に
感謝!です(笑)。

この木は、
町田か邸の家の中で、
木登りできる木として
生える予定です。