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2012年6月27日

ようやく看板完成

カテゴリー: 鎌倉た邸

おかゆカフェ「柚」の看板が
ようやく完成し、
今日現地に設置しました。

クリの板を預かってから、
およそ半年。

看板はお店の顔、
責任重大、ということもあって
なかなかこれといった
デザインに行き着かず、
お時間をいただくことに
なってしまいました。

行き着いた先は、
「柚」店内に展示してあった
井上遥安さん作の書。

写真を埋め込んだ書が
「柚」の質感を
とてもよく表現していると思い、

これを基に、
看板デザインを
作成させていただきました。

しかしデザインが決まった後は、
早かった。

レーザー加工をしてもらうため、
先週末小田原の戸谷木工所さんに
板とデータを持ち込んだら、

早々と月曜日には、
完成していました。

納品後の夜、
家で荏油を塗装。

塗っていたら、
中二のムスコが「塗りたい!」というので、
塗ってもらうことに。

期末試験中だけど、
ま、いいか。

これも大きな勉強です。

2012年6月26日

通り土間に光る階段

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸にて。

お引っ越し前に、
ほぼ完成した家の夜景を撮影(その3)。

この家は玄関を入ると
家を貫通する通り土間風に
なっているのですが、

そこから蹴込部分にガラスを仕込んだ
階段が目に入ります。

階段向こうの灯りが透けて、
光る階段のように見えます。

階段下の舞台のような床には、
建主さんお気に入りのものを
飾ってもらおうと思います。

木組みが灯りに照らされる

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸にて。

お引っ越し前に、
ほぼ完成した家の夜景を撮影(その2)。

居間から吹抜けを見上げると、
階段上にある
上に向けた照明器具のおかげで、
越屋根を交えた小屋組みが
よく見えます。

光る床

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸にて。

お引っ越し前に、
ほぼ完成した家の夜景を撮影(その1)。

南に面した吹抜には、
窓の開け閉めや手入れができるように、
キャットウォークがあるのですが、

しかし風と光を
できるだけ遮らないように、
格子床となっています。

それが夜になると、
ご覧の通り、光る床に。

昼と夜と、
違う味わいのある格子床です。

2012年6月25日

フォレストボードと筋交い

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

外壁のスギ板貼りは、
あと一日あれば終わるのでないか
というところまで来ました。

南面の戸袋2面が
まだ残っていますが、
ご覧の通り、
フォレストボードが
露わになっています。

フォレストボードとは、
本来製材時に廃棄物となる
スギの樹皮を利用した
断熱材なのですが、

こうして壁に断熱材を使うのは、
きらくなたてものやとしては
はじめてのことです。

というのもこの家は、
コストを下げる目的もあって、
壁は荒壁土一発仕上げ。

これはこれで、
野趣溢れる
なかなかいい雰囲気なのですが、

外気から家の中を柔らかく包む
土壁の厚みが約4cmと
いつもに比べて十分に確保できないので、

それを補うために、
フォレストボードを
入れることにしました。

筋交いも少し見えていますが、
これも土壁が薄いため、
土壁だけでは耐力壁を
確保できないので、
今回は筋交いで補っています。

2012年6月22日

外壁八合目

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

外壁の板貼りは、
8割以上のところまで到達。

外観の様子が
分かるようになってきました。

この家では、
板を縦貼り、

継ぎ目は敢えて宙を浮かして、
陰影ができるようにしています。

2012年6月20日

ワンコインライト

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
この国の言霊を大切にしようと思い、
できるかぎりこのブログ上では、
カタカナ語を使わずに来ました。

しかし今日は仕方ない!

ということで、
仕上げ工事が着々と進む
茅ヶ崎は邸にて。

この家の照明の多くは、
青山電陶製のレセップ。

500円玉でお釣りの来る
照明器具です。

予算を落とすための
方法の一つですが、

こうした木組みの家に取り付けると、
ロウソクのような雰囲気になるので、
けっこう気に入っています。

後で自分で
竹なり布なりガラス製で
覆ってもいいですしね。

幅2尺の格子床完成

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸にて。

キャットウォークの
格子床が完成。

きらくなたてものやでは、
吹抜けを設ける場合、
窓の手入れ等のため、
キャットウォークを
設置することが多いのですが、

最近では採光と通風を確保するため、
こうして格子床にすることが多いです。

2階の窓から差し込む光が
1階床に落とす格子の影も、
家の中の楽しみの一つとなります。

2012年6月19日

「紅一点」の壁

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

土間に厨房用の台が
できていました。

居間側に見える壁の仕上げは、
柔らかで女性的な表情の
サワラの板貼り。

男くさい(笑)現場の中で
ひときわ際立っていました。

外壁五合目

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

お天気が台風に刺激されて
雨の降りしきる日でしたが、

大工は外壁に
スギ板を貼り進めています。

現在1階部分がほぼ終わったところ。

するとなんとなく、
1階は腰板貼り、
2階部分の透湿防水シートが
しっくいに見えました。

いえいえ2階も、
黒い柿渋コートを塗った
板を貼る予定です。