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2012年4月12日

内法がつく

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

大型連休中は、
ここで竹小舞三昧になる予定ですが、

それに先立ち大工の古口くん、
一気に竹小舞ができるように、

外部内部、
壁の見切りとなる内法材を
いいペースで
取り付け続ける日々です。

おかげで連休前までに、
建前から約1ヵ月半だというのに、
大工仕事は8割がたまで
行きそうな感じです。

上を向いて歩く家の中

カテゴリー: 小田原お邸

平屋の小田原お邸にて。

平屋のよさはいろいろありますが、
そのうちの一つは、
身近に小屋組みを
感じることができることです。

ここへ来るといつも、
いつの間にか小屋組みのある
上を向いて歩いている自分に
気がつきます。

今日は木組みの間から流れ込む
あたたかい春風が
とても心地よい日でした。

2012年4月10日

なじむ野地板

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸では、
予算の都合もあり、
久しぶりに野地板に
スギの並材を貼りました。

スギの並材による板は、
えてしてうるさい印象に
なりがちなのですが、

柿渋を塗った木組みと
馴染んだ感があります。

幅広の板にしたということも
効いていますね。

きらくなたてものやでは、
板はサワラばかり使っていましたが、
最近スギ板を
見直しつつあります。

海望む丘の上

カテゴリー: 二宮し邸

二宮の現場から、
数十歩南に歩くと、
眼前に湘南の海を
見下ろすことができます。

そうこの現場は、
海を真下に望む丘の上。

ここへ来ると、
意味も目的もなく(笑)、
海の見える場所に
吸い寄せられます。

久しぶりに、
きらくなたてものやで
またスケッチ大会したいなー。

スケッチ大会は、
もちろんスケッチが目的ですが、
心地よい空間に、
居続けることができますからね(笑)。

そういえば
スケッチ大会でなくても、
大型連休中は竹小舞かきで、
ここに居続けることに
なっているのでした。

近々ご案内しますので、
皆さんもぜひいらしてください!

階段着手

カテゴリー: 二宮し邸

上棟からほぼ一ヵ月、其の三。

そうこうしている間に、
大工の古口くん、
階段の造作に着手していました。

階段を早めに作ると、
2階に行きやすくなって、
現場の効率も上がりますからね。

ここでも、
すこぶる順調な様子が
伺えます。

2階の床板貼り終わる

カテゴリー: 二宮し邸

上棟からほぼ1ヵ月、其の二。

そうこうしている間に、
2階床板が貼り終わりました。

大工の古口くん、
刻みの作業の時から、
いつもよりすこぶる順調です。

古代瓦が葺き終わる

カテゴリー: 二宮し邸

上棟からほぼ1ヵ月。

そうこうしている間に、
達磨窯で焼いた
釉薬を施さない「古代瓦」が
葺き終わりました。

この瓦を焼く
五十嵐さんのお人柄のように、
古代瓦の、
やさしく屋根を包んでくれる感じが
毎回楽しみです。

実際、この屋根の下の温熱環境は、
断熱材がなくとも、
本当に心地がよいです。

そして屋根屋のKさん、
いつもうだるような暑い日か、
凍え上がるほど寒い日ばかりでしたが、
今回はほどよいお天気で
よかったですね!

2012年4月9日

七十坪の野地板完了

カテゴリー: 小田原お邸

小田原お邸にて。

70坪以上もある野地板貼りが
ほぼ終わりました。

驚くべきは、
この面積の野地板貼りを
一人で行ったということです。

しかもいつもの通り、
通気層を介して二重貼りですからね。

棟梁のCさん、
刻みもほぼ一人で
行っていましたが、

この仕事の速度と仕上がり具合は、
代々大工の凄みを感じます。

夕方、西側の妻面から射し込む夕陽が
木組みを美しく照らしていました。

2012年3月28日

屋根が始まる

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

屋根に昇ると、
屋根葺職人の金子さん(通称ネコちゃん)の手により
流れ桟と瓦桟が、
格子のように打ち付けられ、
棟換気金物も付いていました。

ボチボチ瓦を運んだ形跡も
見られます。

もう少ししたら、
達磨窯で焼いた
鈍く妖しく光る燻し瓦の波を
楽しむことができそうです。

床板届く

カテゴリー: 二宮し邸

二宮し邸にて。

今日床板の第一便が
現場に届きました。

上棟から2週間と少し、
大工は早くも、
床板を貼り始めていました。

大工のコグチくん、
今回は想定以上の速度です。