ブログ
2012年1月27日

中塗土塗りたて

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の玄関は、
中塗土仕上げ。

現在塗りたてて、
湿り気を帯びて
つやつやしています。

この状態もなかなかですが、
いずれ乾いて、
もう少し白味を帯びた
土らしい表情となります。

さらに湯田さんの塗る壁は、
チリ際がビシッと決まっているので、
どの状態でも「品」を感じます。

2012年1月26日

瓦をハル

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

瓦はふつう、
屋根に「葺く」ものですが、

きらくなたてものやではよく、
床や壁に瓦を「貼り」ます。

貼る瓦は、
群馬藤岡の五十嵐さんが
達磨窯で焼いた燻しの敷き瓦。

厚みはありますが、
タイルとほぼ同じように
扱える瓦です。

これを全面に貼ったり、
あるいは一部だけ貼ったり、
使い方は様々。

今回は、
便所の手洗器が置かれる
向こうの壁に、
水がはねてもいいように
敷瓦を二段貼りました。

タイルとほぼ同じように
使えますが、

やはり一枚一枚焼いた敷き瓦は、
味わい深いです。

2012年1月25日

いよいよ刻み開始

カテゴリー: 二宮し邸

先週まで手広た邸にいた
杏工匠の古口くん、

今週から吉岡木材に足を運んで、
三人がかりで
二宮し邸の刻みに取り掛かりました。

今日別の家のカキシブ隊のため、
吉岡木材に行ったのですが、

三日目にして
すでに土台の墨付が
概ね終わり、

また垂木の加工が
進行中でした。

垂木は今回、
きらくなたてものや始まって以来、
1.5寸×4寸の部材を使うのですが、

何だか敢えて
手間のかかる継手を
作っています。

予算の都合で
合理的に進めるべきところ、

やはり見えるところだから、
といって、
手間のかかる継手を
選択する杏工匠です。

ゴールは3月中旬予定。

ということはカキシブ隊、
二棟分同時進行になるので、
忙しくなりそう。

ひそかにちょっとうれしい、
きらくなたてものやでした。

2012年1月23日

中の壁の仕上げ開始

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

ロフト部分から、
手広た邸の仕上げ塗りが
始まりました。

仕上げは最近定番の
土佐漆喰を基にした砂漆喰。

少し黄色を帯びた
柔らかい白色です。

壁の完成予定は、
今月いっぱいかな?

2012年1月21日

空が開ける

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

今日は雨模様の日でしたが、
予定どおり足場が払われました。

朝作業が始まると、
みるみる足場が外れていき、
お昼前には完了。

すると曇り空でしたが、
急に空が開けて、
現場から空の気配が
感じられるようになりました。

この家は、
とくに軒の深い家ですからね。
家の中から見ると、
なおさらです。

2012年1月20日

銅の縦樋が付く

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

今日は冷たい雨と雪が
混じる日でしたが、

手広た邸の外では、
板金屋の鈴木さんが
縦樋を取り付けていました。

明日足場を
払う予定ですからね。

樋は、
いやこの家の板金の素材は
全て銅。

ピカピカしていても、
やはり木と漆喰に合う素材です。

しばらくしたら、
十円玉の色になって
さらに馴染みますけどね。

また最近
古い家を改修して思うのですが、
銅は修繕がしやすく、
また修繕のしがいのある
素材ですね。

きらくなたてものやでは
樋は少なくとも
金属のものを使いますが、
予算が許せば(ちょっと高い…)、
やはり銅にしたいですね。

さあ明日は、
ご開帳。

引き続き雨模様ですが、
楽しみです!

面格子は木で

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

玄関入ってすぐのところに、
靴を履く時、
光と風を感じられれば、
ということで、
窓があるのですが、

開けっぱなしにしていると
物騒なので、

面格子を付けることにしました。

アルミの既製品でもありますが、
そこは玄関、

外壁と同色の色を塗った
木の面格子です。

2012年1月19日

カラカラに乾く

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

今日は西方面の日。

途中寄った茅ヶ崎は邸では、
年末塗った土が
カラカラに乾いていました。

蒸し暑い日と、
カラッと寒い日とでは、
乾き方が違う感じがします。

この時期は、
カラカラに乾くといった
感じです。

確かに自分も、
与えられた水は
すぐに飲み干して
しまうほどです。

2012年1月18日

もう少しでご開帳

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

毎日賑やかな現場の中、

南側の幅の広い
縁台兼バルコニーが完成し、

あとは縦樋が付けば、
足場が外れます。

足場が外れて
遠目に見える姿が
楽しみ!です。

だけどこうして
毎日賑やかなのも
楽しいなあ(笑)

空に騙され、ゲンバであたたまる

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

陽射しがみなぎり、
青の深い空、

昨日体調を崩したので
久しぶりに踏み出した
家の外は、

空の色からは
想像できぬほど、

空気がキリリと
冷えていました。

お昼前、
所用で手広た邸の現場に行くと、
何やら美味しそうな香り、

近所のお昼の匂いかな、
と思ったら、

現場の庭先の
カセットコンロの上に
何やら美味しそうな鍋が。

そういえば数年前は、
こうしてたびたび
お昼現場で
何かやらかしてたなあ(笑)。

今日は現場に
大勢仲間がいたので、

なおさら
あたたまりました。