清掃・片付けの日@横浜こ邸110621
今日大工の二人は、
後片付けと清掃。
養生がかかっていた
設備機器等も、
その姿を現し始めました。
栗の厨房も、
浄水器が取り付けられ、
天板のフィルムを剥がして、
あとはガスコンロが
納まるのみとなりました。
今日大工の二人は、
後片付けと清掃。
養生がかかっていた
設備機器等も、
その姿を現し始めました。
栗の厨房も、
浄水器が取り付けられ、
天板のフィルムを剥がして、
あとはガスコンロが
納まるのみとなりました。
横浜こ邸は、
南面が山になっています。
2階南側の窓は、
硝子戸も網戸も障子も
引き込まれる仕組みのため、
木の枠は四方だけなので、
ここから見える緑の景色が
切り取った絵のように見えます。
今日は基礎の配筋検査。
瑕疵担保保険の検査も
同時に行いました。
ほぼ問題なくOK!
明日コンクリートを
打設します。
ところで
ここはさすが茅ヶ崎、
周りは砂浜のような
砂地です。
見学会の行程にて。
横浜こ邸に、
玄関建具が入っていました。
これにて建具工事は完了、
戸締りも可能となりました。
玄関は建具職人による、
細かい格子が重なる空間です。
夕方、建主さんと
細かいことを決めるため、
現場へ。
すると化粧野地板が
ほぼ全て貼り終わっていました。
何かと雨の多い季節ですが、
木組みのほうは奇跡的に
雨を凌ぐことができたようです。
別に雨に濡れても
ほとんど問題はないのですが、
やはりうれしく思います。
現場が近いと毎日のように
記事を更新できそうです(笑)
さて今日も、
現場に大工が五人いて賑やか。
屋根廻りの役物を取り付けて、
化粧野地板を貼り始めました。
上棟後念のため屋根に
ブルーシートを掛けたものの、
幸い上棟から今日まで
雨に降られることは
なかったのですが、
今日は夕方から
雨が降りそうなので、
いいところまで
野地板が貼られると
よいですね。
ところで屋根廻りの役物は、
以前私が丸太で買った
なかなか市場にはない
5mの木材を利用しています。
5mあることにより、
今回の家は相当軒先を
出しているのですが、
妻側の破風板が一枚で届きます。
その代わり十分な幅を
確保できないので、
約5寸の幅の板を
二段重ねにしました。
これが先日お話しした
‘素材あり木’の納まりです。
最近設計する家では、
意匠と構造を兼ねた
格子組みを取り入れることが
多いのですが、
とくに手広た邸は、
玄関上にそれがあるため、
この家の表情を印象付けます。
その裏にある
ガラス張りのサンルームの
目隠し代わりという
思惑もあります。
細かい間隔の格子なので、
刻むのも大変だったと思いますが、
柿渋を塗るのも大変でした。
また材の寸法2寸×3寸と、
小ぶりなのですが、
こうして全部組んでみると、
ずっしりと重く、
運ぶのも一苦労でした。
色々と大変な格子ですが(笑)、
実に日本的なこの装置、
またどこかで
取り入れていきたいと思います。
昨日の上棟にて。
最後の棟木が納まる際、
建主さんと棟梁には、
上にあがってもらって、
叩いていただくことにしています。
もはやきらくなたてものやの
恒例行事の一つ。
この先ほぼ一生を暮らす
器作りの思い出は、
多いほうがいいですからね。
今回はお子さんも近くに寄って、
この光景を目に焼き付けました。
足場が外れ、
そして床養生板と紙が剥がれ、
ほとんどの床板が
露わとなりました。
ヒノキまたはサワラの床板には
これから蜜蝋ワックスを塗る予定。
あとは建具と硝子と畳がはまれば、
ほぼ完成です。