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2010年10月28日

小舞が終わる

カテゴリー: 鎌倉た邸

夕方現場に寄ると、
竹小舞が終わり、
一部荒壁土塗りが
始まっていました。

竹小舞かきが
始まったばかりと
思っていたのに、
時間の経過は
早いですね。

日が暮れて、
現場の灯により
映し出される小舞の影が
とてもきれいでした。

2010年10月26日

覗き穴を穿つ

カテゴリー: 横浜栄こ邸

2階の納戸に、
1階の居間を覗く
小窓があります。

当初は付ける予定は
なかったのですが、
現場が進むにつれ、
ここに窓があると
面白いね、という話になり、
窓を穿つことにしました。

お城に行くと、
壁に偵察用の
穴が開いているのを
見かけますが、
あんな感じです。

つい首を
突っ込みたくなりますね。

普通は見れない
居間の小屋組みを
見下ろすこともできます。

こうして
楽しい仕掛け
というだけではなく、
現場では
これがなかなか便利。

2階にいても、
1階の様子を伺ったり、
1階にいる人に
声をかけやすくなりました。

2010年10月25日

門を塗る

カテゴリー: 八王子や邸


既存の門を改修して
使うことになったのですが、

新規の柱は黒が薄く、
既存の柱は色が燻み、
そんな現况に対し、
木組みの色を
全体的に黒褐色にしたい
という要望をいただいたので、

柿渋を取り扱っている
トミヤマさんの
柿渋コート(古代色)
塗ることにしました。

外部に塗装する場合、
柿渋だと半年くらいで
流れてしまうので、
最近この塗料を
塗ることにしています。

既存の柱は、
ほとんど剝げていたものの、
当初何らかの塗料を
塗っていたみたいで、
ちょっと塗りにくかったですが、
半日かけて
全体が落ち着いた
黒褐色になりました。

最近ちょっとした塗装工事は、
きらくなたてものやが施工、
さんざん柿渋を
塗っていますからね。

建主さんも、
仕事を見てたら
刷毛を持ちたくなったようで、
途中から
お手伝いしていただきました。

2010年10月23日

冥利

カテゴリー: 練馬お邸

今日は練馬お邸の
竣工祝いの日でした。

関わった職人たちが
出来上がった住まいに集結。

建主さんが
お友だちに頼んで
用意してくださった、
たくさんの品々のごちそうを
いただきながら、
楽しいひとときでした。

椹の板で囲まれた空間は
光が明るくやさしく、
建主さんのお人柄を
よく映した家に
仕上がったと思いますし、
建主さんも、
この家を存分に
楽しんでいただいているようです。

今日のような場は、
こうした雰囲気を
感じとることができ、
しかも大ごちそうを
いただけるなんて、
この職に就いた冥利を
感じます。

建主さん、職人の皆さん、
本当にありがとうございました。

今日はその言葉しか、
見つかりません。

2010年10月22日

クリにシャクリ

カテゴリー: 鎌倉た邸


連続するクリの梁に、
電気配線を通すための溝を
大工がしゃくっていました。

木組みを現す場合、
電気配線は露出とするか、
こうして梁の溝に
通さなければなりません。

いずれにしても電気工事は、
大工とよく協力して
進める必要があります。

2010年10月19日

竹小舞中2

カテゴリー: 鎌倉た邸

竹小舞の仕事が
1階に降りてきました。

今日は
左官屋さん一人で
黙々と仕事を
進めていました。

2010年10月18日

かいくぐる

カテゴリー: 横浜栄こ邸

2階の浴室の納まりについて
水道屋さんとメーカーと
現場で確認しました。

私たちが取り組んでいる
木組みを現す作り方の場合、
壁、天井にほとんど
フトコロがないので、

階上に水廻りを
配置する場合は、
色々気を使います。

とくに浴室は、
できるだけ段差なしで
納めたい一方、
そのためには
床下に十分なフトコロが
必要になりますからね。

設備配管も、
色々かいくぐって
納める必要があります。

さあ今日で無事
下打ち合わせは完了、
来月早々、
設置予定です。

1階根太

カテゴリー: 横浜栄こ邸

1階根太が
入り始めています。

今回床暖房を
仕込むこともあり、

大引の上に
遮風を兼ねて
38mm厚の板を敷き、
下地をしっかりと作った上に
45mm角の根太を渡し、
床を仕上げます。

2010年10月15日

竹小舞中

カテゴリー: 鎌倉た邸

2階の壁から、
左官屋さんの手で
竹小舞かきが
進んでいます。

少し手を
動かしたいところですが、
次があるので、
現場を後にしました。

2010年10月13日

乾いてきた

カテゴリー: 横浜栄こ邸

先月末に
塗り終わった荒壁土が
乾いてきました。

この時期、
湿気が落ち着いてきたので、
乾きが順調ですね。

大工が早速
外壁の下地の木ずりを
打ち始めていました。