ゆっくり斑に、ゆっくり仕上がる
左官で仕上げた壁は、
1〜2週間かけて、
ゆっくりと乾いていきます。
乾く過程で生じる
斑模様。
工事の途中ならではの
状態ですが、
グラデーションが
きれいなので、
このまま取っておきたいような
気もします。
左官で仕上げた壁は、
1〜2週間かけて、
ゆっくりと乾いていきます。
乾く過程で生じる
斑模様。
工事の途中ならではの
状態ですが、
グラデーションが
きれいなので、
このまま取っておきたいような
気もします。
鎌倉か邸の
窓上端の板金は銅。
心なしか
ここは海に近いからか、
銅の色が当初の妖しい輝きから
赤銅色へと落ち着くのが
早いような気がします。
月の始めの予報では、
今月末は暖かいと
言っていたような気がするのですが、
その暖かさはどこへやら。
なかなか気温が上がらないので、
先日塗った土壁の乾きが遅く、
ならば、ということで、
足場に架かっていたシートを
外しました。
そのおかげで、
建物の外観の様子が
分かるように。
その外観を完成させるために、
大工の中村さんが
今週よりめでたくケガから復帰し、
外部仕上げの下ごしらえを
行っていました。
この家は、
雨と風と、
外気の冷気熱気から身を守るため、
木組みと土壁の上に通気層を設け、
「着物」を羽織るように、
漆喰で仕上げます。
ですので
左官職人が外観を仕上げる前に、
それなりに大工の下ごしらえが
必要となってくるのです。
どんな下ごしらえが必要かは、
追々説明していきたいと思います。