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2010年4月4日

ゆっくり斑に、ゆっくり仕上がる

カテゴリー: 鎌倉か邸


左官で仕上げた壁は、
1〜2週間かけて、
ゆっくりと乾いていきます。

乾く過程で生じる
斑模様。

工事の途中ならではの
状態ですが、
グラデーションが
きれいなので、
このまま取っておきたいような
気もします。

2010年4月1日

海が近いは関係ある?

カテゴリー: 鎌倉か邸


鎌倉か邸の
窓上端の板金は銅。

心なしか
ここは海に近いからか、
銅の色が当初の妖しい輝きから
赤銅色へと落ち着くのが
早いような気がします。

紅壁化進む

カテゴリー: 鎌倉か邸


左官屋の湯田さんたちの手で
壁が仄かに紅い壁となり、
家は温かみを
帯びてきました。

2010年3月31日

幕外れる

カテゴリー: 八王子や邸


月の始めの予報では、
今月末は暖かいと
言っていたような気がするのですが、
その暖かさはどこへやら。

なかなか気温が上がらないので、
先日塗った土壁の乾きが遅く、
ならば、ということで、
足場に架かっていたシートを
外しました。

そのおかげで、
建物の外観の様子が
分かるように。

その外観を完成させるために、
大工の中村さん
今週よりめでたくケガから復帰し、
外部仕上げの下ごしらえを
行っていました。

この家は、
雨と風と、
外気の冷気熱気から身を守るため、
木組みと土壁の上に通気層を設け、
「着物」を羽織るように、
漆喰で仕上げます。

ですので
左官職人が外観を仕上げる前に、
それなりに大工の下ごしらえが
必要となってくるのです。

どんな下ごしらえが必要かは、
追々説明していきたいと思います。

2010年3月30日

敷瓦を割る

カテゴリー: 鎌倉か邸


床に畳一畳分、
敷瓦で仕上げるところがあります。

敷瓦は、
焼くとき反らないように、
2枚抱き合わせで
成型するので、
使う前に、
鏨で割る必要があります。

そこで今日の夕方、
150角の敷瓦
50枚分を割りました。

最初は力強く、
徐々に手加減して叩き、
最後サクッと割れる時の感触が、
何とも気持ちがいいです。

2010年3月29日

六方木の家

カテゴリー: 練馬お邸

2週間前上棟した
板倉の家。

壁の板はおおかた既に仕込まれ、
現在屋根廻りの工事中です。

桧の柱、松の梁、椹の壁は、
いずれも色がおとなしい淡黄色、
四方、いや六方木で囲まれた空間が
ログハウスのように
野趣溢れるというよりは、
上品に見えます。

2010年3月26日

鎌倉た邸の軸組模型

カテゴリー: 鎌倉た邸


鎌倉た邸の
軸組模型ができあがりました。

高台で道路に接する面を
妻面船枻(せがい)とし、
力強さの表現を試みています。

2010年3月24日

ようやく

カテゴリー: 八王子や邸

今年の冬は寒く、
竹小舞はかいたものの、
しばらく荒壁土塗りは
見合わせていたのですが、

春も深まってきたので、
今週からようやく
塗り始めることにしました。

うちのたっちゃんも、
しばらく湯田さんのもとで
‘修行中’です。

2010年3月23日

外壁の板貼り始まる

カテゴリー: 鎌倉か邸


建主さんたちと焼いた焼杉板が、
ついに貼られ始めました。

外壁が仕上がると、
急に印象が変わりますね。

2010年3月20日

春の嵐のカキシブ隊

カテゴリー: 横浜栄こ邸


今日はいいお天気でしたが、
風の強い一日でしたね。
ここのところ柿渋を塗る日は、
毎回風が強い気がします。

そんな春の嵐のような今日、
建主さんも含めて6名現場に集まり、
柿渋を塗りました。

風が強いと、
塗ったあとすぐ乾き、
塗った履歴がすぐ分かるほど、
柿渋の色づきも
早いような気がします。

そんなこともあって
仕事は順調に進み、
おやつの時間までには
今日のノルマ(5寸角26本)は、
完了しました。