木ずり下地

2階の間仕切り壁は、
一部木ずり下地。
費用が安いということもありますが、
2階の荷重の軽量化を
図る目的もあります。
この下地は、
簡単なようで意外と
奥が深いです。
下地だけど
直接土が触れるだけに、
材料がいい加減だと暴れるし、
木ずりの間隔も、
土が食いつくのに
適切な寸法とする
必要があります。
取り付けるのに
少々手間はかかりますが、
石膏ボードのように
余った材料の処分費が
原則としてかかりませんからね、
それが何よりもうれしいです。
先週土曜日に引き続き、
今週も土曜日、
ゲンバでカキシブ隊。
この時期は寒いのですが、
天気が安定していて
カラッとしているので、
柿渋を塗るのには
いい時期かもしれません。
独特の匂いも、
気のせいか夏よりも
気にならないような気がします。
さて今日の参加者は、
建主さん3名、
設計者仲間の‘む’さん、
鶴川から子ども一人で‘た’くん、
前の建主であり友人の‘く’、
そしてきらくなたてものやから4名、
と賑やかに作業。
‘く’と私は、
所用でお昼で失礼しましたが、
今日も土台と垂木の一部と、
たくさん塗ることができました。
来週も土曜日行う予定です。

柿渋を塗る‘た’くん。
その一方で、
大工仕事が気になって気になって、
仕方なかったようです。

またまた始まりました、
カキシブ隊。
これまでは、
家づくりを担当する
それぞれ大工の下小屋で
行っていたのですが、
今回は現場で材木を刻んでいるため、
塗る場所も現場。
大工以外の職人も
仕事している横での
作業となります。
自ずと現場に
多くの人たちが集まり、
活気が出ますね。
現場で材木を刻み、
現場で柿渋を塗ることは、
滅多にできることではないので、
しばらくこの雰囲気を
楽しみたいと思います。

今日の参加者は、
建て主さん3名、
きらくなたてものやから2名、
午後からお手伝い1名。
桧の土台を塗りました。

今日は現場では、
基礎屋のササゴ建設の皆さんが
土間打ちの作業を行っていました。

今日の成果。
写真だと分かりづらいですが、
今回は5寸角なので、
やっぱりごつい!
運ぶ時にずっしりきます。

来週月曜日、
基礎の立ち上がり部の
コンクリートを打つので、
鉄筋の施工状況の検査に
行きました。
基礎工事の際はこうして、
基礎の床になる部分(耐圧盤)、
そして今回の部分と、
2回検査します。
今回は配筋だけではなく、
アンカーボルトの位置を
一本一本確かめる必要があるので、
耐圧盤のときよりも、
時間を要します。
今日もたっぷり
約1時間半かかりました。