ユカイなカキシブ隊
昨日まで滑川で
繰り広げられたカキシブ隊は、
始める前は少々遠い場所なので
どうなることやら
少し不安もありましたが、
フタを開けてみれば、
思ったより交通の便がよいこともあり、
作業は順調に進みました。
しかも、
建主の‘か’さんの
作業を楽しむ姿と
また場所を提供してくれた
大工‘ふ’さんおよび
‘ふ’さんご家族の
温かい心遣いもあって、
大人も子どもも
カキシブ隊を
楽しく過ごすことができました。
例えば休憩時間に
‘ふ’さんの農園から
おいしい果物を
差し入れてくれたり、
あるいは子どもたちは、
作業場に隣接する溜池(?)で
ザリガニ釣りに興じたり、
木端でミニチュアの家具を作ったり。
(ついでにこの実物大を
大工さんにおねだり)
とくに子どもたちにとっては、
夏の楽しい思い出の場所の一つに
なったのではないかと思います。
次は焼杉作業で
来ますからね。
最後の真夏のカキシブ隊
今日はここのところ土曜日恒例の
埼玉滑川でカキシブ隊。
今日もカキシブ日和で、
太陽が燦々と輝いておりましたが、
風は秋。
いつもよりは
だいぶしのぎやすかったです。
さて今日の参加者は、
建主の‘か’さん一家、
鎌倉から‘た’さんと息子さん、
日野から‘い’さん、
大和から‘ほ’さん、
そしてきらくなたてものや1名と、
皆さん遠くから
大勢集まっていただきました。
ありがとうございます!
しかも大工の‘ふ’さんも
手伝ってくれたので、
順調に作業は進み、
ついに今日で
真夏のカキシブ隊は
おしまい。
柿渋を塗った木たちは、
約2週間後、
シルバーウィークの最中に行う
棟上作業を
静かに待ちます。
少し離れて屋根を望む
この家は、
吹抜けがある代わり、
1階の階高7.8尺、
2階の階高5.4尺と、
家の高さを
低め低めに
設定しています。
そのおかげで
総2階の家ですが、
少し離れると、
五十嵐さんが一枚一枚、
達磨窯で焼いた瓦の
味わい深い表情が
よく見えます。