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2008年8月24日

稲村ヶ崎で泥コネる その2

カテゴリー: 鎌倉か邸


昨日に引き続き、
稲村ヶ崎で泥をこねました。

参加者は、
‘か’さんご夫妻、
途中から‘か’さんのお母さん、
遠く富津から‘た’さん、
きらくなたてものや2名、
と、昨日とはうってかわってこじんまりと。

天気が危ぶまれましたが、
少々の雨でしたら作業できますので決行。
すると午前中はほとんど雨が落ちず、
午後から降ってきました。
それでも作業を行いましたが、
2時過ぎちょっとつらいな…、
と思うほど雨が強くなり、
作業を中断して、
空を眺めながら早めのお茶。
その後も変わらなさそうだったので、
そのまま作業はお開きとなりました。

泥のほうは、
皆さんとてもていねいに
粘土のダマをとってこねましたので、
トロリととてもいい感じです。
そのかわり作業はゆっくり。
ま、楽しみはしばらく
とっておくということで(笑)。

ということで、
来週末もやります!
興味ある方はぜひご参加ください。

足がとっても
きれいになりますよ。

2008年8月23日

稲村ヶ崎で泥コネる

カテゴリー: 鎌倉か邸


稲村ヶ崎でこれから始まる家づくりのため、
建主さんの手で、泥をコネることになりました。

今日は建主さんの親戚をはじめ、
15名くらいいたでしょうか、
ワキアイアイとにぎやかに作業しました。

お天気のほうは、
真夏の熱い太陽を予想していましたが、
思いのほか涼しく、
外で作業するにはちょうどよい感じでした。

もんじゃ焼を作る要領でこねてます。

子どもたちは、
粘土の山で大はしゃぎ。
山のてっぺんで、
土遊びにいそしんでました。

午後の休憩時間は、
スイカ割り。

この時間は、
肉体労働をしてて
本当によかった!と思う、
至福の時間です。

さあ、
ウデとコシがイタいが、
明日も作業だ!
(来週も…?!)

2008年8月20日

窓入る

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


アルミの窓が
取り付けられました。

木と土の空間の中で、
機能性の割に
価格が合理的なアルミの窓を
どう納め、どう見せるかが、
私たちにとって
工夫のしどころの一つです。

荒壁土も、
おおかた乾いてきました。

2008年8月18日

タカラの山を見に行く

カテゴリー: 横浜栄こ邸

将来の建て主さんと、
飯能の材木屋へ木を見に行きました。

・木のふるさとを肌で知る

・建主さんと木を商う人との顔の見える関係づくり

・木から空間を発想する機会を作る

これらのことを目的として、
できるかぎりこうした機会を作っています。

たくさん並んでいる木の
表情を見たり、匂いを嗅いだり、
色々な木を色々な感覚で、感じました。

他に誰も居ない、
心地よい河原で一休み。

緑と水が映え、
真夏なのに涼しく、
息を吸えば空気がおいしく、
せせらぎの音や虫の声のみが響き、
「楽園」と表現してもいいくらい、
心地よい空間です。

ここでみんなで、
材木屋さんの差し入れで、
よく冷えた西瓜を食べました。

とてもステキな
仕事再始動の日でした。

2008年8月8日

泥がちぢむ

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


泥塗りから
約1週間、

乾き始めて、
ひびが入り、
縮み始めました。

ぽこぽこと

カテゴリー: 藤沢む邸

軒裏に等間隔に、
ぽこぽこと空く穴。

野地裏の通気用の穴です。

今回ここは、
垂木のない屋根なので、
こうして通気を
確保するのです。

2008年8月5日

仕方ないので(苦笑)

カテゴリー: 鎌倉ほ邸


今日、役所の中間検査。
(主に構造を確認する検査です)
無事終了しました。

今回その検査に先立ち、
仕方ないので、
といういい方も少し変ですが、
久しぶりに筋かいというものを
取り付けました。

いやあ、懐かしささえ覚えるほど(笑)
久しぶりに見ました。

去年までは、
限界耐力計算という方法で、
手刻みの木組みと土壁の家の
構造を評価する流れが
私の中でできつつあり、

この方法ですと、
よっぽどカゲキな家でなければ、
筋かいがなくても、
通し貫と差鴨居と土壁だけで十分、
必要な耐力を得ることができたのですが、

しかし、
去年6月の建築基準法改正以来、
詳しい理由はまたの機会に譲るとして、
限界耐力計算という方法が
事実上不可能となり、

その結果どうしても今、
1棟あたり数本ですが
筋かいを入れざるを得ないのです。

そればかりではなく、
一事が万事‘法’に振り回され、
その影響で社会的にも個人的にも、
余計な負担が増えている感があります。

さらにこの流れでは本当に、
ゲンバでなくツクエの上ばかりで物事が進み、
モノ作りの喜びを感じえない、
‘去勢された’家が大勢を占める
危惧さえ感じます。

今目の前の仕事に関しては、
今ある法律に則るしかありませんが、
しかしそれを‘仕方ない’で終わらせず、
自分たちの取り組みを
冷静に評価する一方で、
おかしいと思うことについては、
それを変えていきたいですね!

幸い、同志たちが
動き始めています!

2008年8月3日

ムニュ

カテゴリー: 鎌倉ほ邸

泥塗りを
裏から見たところ。

つい指で
つつきたくなります。

2008年8月2日

想いを家に刻む

カテゴリー: 鎌倉ほ邸

今日は一日、
建主の‘ほ’さんが
一家揃って現場に。

お母さんとお父さんは、
居間の壁の竹小舞かき、

子どもたちは鏝を借りて、
左官屋さんの手ほどきのもと、
無我夢中で泥を塗りました。

左官屋の湯田工業の皆さんの
面倒見がよくて、
子どもたちはとても
楽しそうでした。

そして塗り終わったあと、
手形と日付と
自分の名前を
壁に刻みました。

玄関のこの壁を見るたび、
今日のことを、
思い出してくれるに
ちがいありません。

2008年8月1日

泥登場

カテゴリー: 鎌倉ほ邸

上棟から約3週間経過、
美しい竹小舞が
早くもほぼ完了し、

そして今日、
10時頃現場に行くと、
4月に仕込んだ泥登場。

藁を足し、泥が竹の間に、
詰められ始めていきました。