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2005年7月16日

K邸上棟後一週間経つ

カテゴリー: 目黒か邸


上棟してから一週間以上過ぎました。
現在現場では、屋根の板を張り、外壁の下地を作り、といった大工仕事が中心です。
来週から、瓦をのっけます。とても美しい瓦なので、作業の様子が楽しみです。

現場は、木組みの様子がよく分かります。
Kさんをはじめ、皆さんが愛情込めて丁寧に塗った柿渋が、とても美しく映えています。
この一部が壁の中に隠れてしまうのは、もったいないくらいです。

2005年7月7日

上棟の日、Kさん活躍。

カテゴリー: 目黒か邸

棟上のとき、建主のKさん、な何と、即席の警備員として働きました。
敷地の南側の前面道路は幅4.5mと狭く、棟上用のレッカー車を置くと、車が通れなくなります。
そこで、建主さん自らが道路の入口に立ち、ヘルメットをかぶって、交通整理を行いました。
道行く人も、まさかこの人が建主とは思わなかったでしょう。

その雄姿を是非写真で…といいたいところですが、写真におさめそびれてしまいました、残念!

しかし、建主さんがこうして積極的に働いてくれるとうれしいですね。
ありがとうございました。

K邸ついに上棟。その4

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上棟後、今日関わってくれた職人と建て主さんで記念撮影。
皆さん、ありがとうございました。
他の現場で、こうして再会できるのを楽しみにしております。
まずは9月初めのI邸の上棟かな。

記念撮影の後は、現場でお祝い。
オーガニック弁当を食しながら、にぎやかな一時を過ごしました。
上棟のお祝いは、設計の仕事をしていて、至福を感じるときの一つです。

さて、独り立ちしてから初めての上棟だったので、ほっとするとともにとても感動しています。
今は祭の後の寂しさを感じているところですが、感慨にふけるのも束の間、工事はまだまだ続きます。
皆さん、引き続きよろしくお願いいたします。

K邸ついに上棟。その3

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とても順調に進み、3時前には完了!

藤間さんの刻みがほぼパーフェクトであったこと、また伝統構法に精通した大工集団のおかげですね。
こうして集まってくれた技術水準の高い大工たちに感謝です。
しかも皆さん若いのが何よりです。(平均年齢30代前半?)
彼らとともに、伝統的な構法のよさを徐々に伝えていきたいですね。

K邸ついに上棟 その1

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朝8時集合。
大工が11人。
しかも伝統構法に精通した大工ばかりなので、とても心強い限りです。
朝からとてもいいペース。このペースだったら午前中に上がっちゃう?

写真は、かけやで胴差を叩き込む作業。
これも伝統構法ならではですね。
「カンカン」といった木を叩き込む音が、まわりに響き渡っていました。
今となっては、とてもめずらしい音になってしまいましたね。

2005年7月6日

K邸上棟前夜。木材搬入完了

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午前中は雨が降りましたが、午後からあがりました。
午前に足場据付、そして午後に刻んだ木材を搬入。いよいよといった感じです。
藤間さんもそうだと思いますが、私も気持ちが高ぶってきました。

現場の看板

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現場に設置している看板です。
サワラの板材で私が作りました。

「木の家」っぽくていいでしょう(自画自賛)。

2005年7月5日

K邸上棟前前夜。土台据付

カテゴリー: 目黒か邸


今日、基礎に土台を据え付けました。
いよいよ明後日上棟(予定)です。
あとは天気と無事を祈るばかりです。

土台の色ですが、少し赤みを帯びているのが分かりますか?
これはヒノキなのですが、柿渋を塗ると、こうして赤みを帯びるのです。
近くで見ると、隠れるのがもったいないくらい、きれいに塗れています。

現場にいると、通りがかりの子供連れのおじさんが、「ほら、木の家が建つんだよ」と、子どもに話しかけながら通り過ぎていきました。近所の方々はちゃんと現地の看板を読んでくれているようで、何だかうれしいです。(現地看板については、後ほど紹介します。)
でも、考えてみたら、そこら中に「木」の家はあるわけで、それを敢えて「木の家」と表現していただけるのもおもしろいですね。

2005年7月3日

いつものお茶タイム

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柿渋2回塗りの終了後、いつものことながら、コーヒータイム。
そしていつものことながら、大工の藤間さんが淹れてくれました。

皆さん、上棟したら、皆さんの成果を見に来てくださいね。

Kさん、伊勢屋きっと愛用させていただきます。