緑があることで
所用で久しぶりに
鎌倉は邸の家の中へ。
昨年春に作った外構が
育ってきて
場になじんできました。
緑があることで
家は育つのだ
ということを
実感します。
大和張りの板塀を
すり抜ける風が
何とも気持ちいい
日でした。
一花屋のお直しにて。
昨日竹小舞かきが
終わったので、
今日はツチヌリ隊。
今日は早朝から
鎌倉女子たちが
びしっと集まって
いただきました。
女子たちは
藁を切りつつ、
土を運び入れ、
土塗りの準備。
準備が整い次第、
みんなに塗ってもらいましたが、
ウマイ…。
経験があったとはいえ、
さくさくと
壁の光が閉じていき、
表からの土塗りは、
9時半頃には終わりました。
私は次の予定があるので
ここで失礼しましたが、
その後しばらく休憩して
裏撫でと裏返しも、
順調に進んだようです。
よし、皆さんを
次の現場に
連れて行こう(笑)。
それにしても
毎日この場は
おまつりのようです。
この仕事は、
クラウドファンディングにて
進めています。
皆さま、
よろしければぜひ!
おもしろくて
ほしくなる商品が
目白押しです。
一花屋のお直しにて。
改修三日目にして
早くもタケコマイ隊。
今日はここで
10時から作業開始。
最初は
少人数でしたが、
一人また一人と
人が集まってきました。
壁は2枚だけ。
しかし今回はなんと
藁から縄をなうところから。
人がいればいるだけ
助かる状況でした。
そして藁縄。
いつもはシュロ縄で
これを使うのは
久しぶりでしたが、
弾力性があって
締まる感じがありますね。
そしてなんといっても
手にやさしい。
目の前に
愛を込めて
縄を作ってくれる
人たちがいたので
なおさらのことでした。
竹小舞のほうも
自分の家を含めて
何度も経験している
鎌倉の仲間たちのおかげで
順調に進みました。
鎌倉のまちをあげて
竹小舞の職人集団と
化しつつあります(笑)。
お昼は近所の
「麻心」のお弁当。
鎌倉坂の下にある
一花屋お便所お直しプロジェクトが
始まります。
心地よい場所と
ほっこりする食事。
そのお直しに
関わることができるだけで
うれしいと思っていたところ、
実はこのたてものは、
祖父の兄が手がけた
ということが判明。
自分はこれまで
ほとんど「血」を意識したことは
なかったけど、
それが分かって急速に、
この道を選んだのは
必然だったのだな、
と思うようになりました。
それはさておき、
コロナでたいへんなご時世だけど、
コロナでこんな時だからこそ
手を付けられる仕事。
ぜひ末永く
心地よい場所と
ほっこりする食事が
続きますように。
皆さんご協力いただければ幸いです。
鎌倉佐助い邸にて。
五月晴れの今日、
地鎮祭。
約一年かけて
打ち合わせを進めてきて
ようやくここで
物語が始まります。
既にあるお住まいの庭先の
木々に囲まれた場所で
約7坪の小屋を作ります。
その関係もあって
四方の竹と結界の縄は
省略しました。
神主さんの準備が終わり、
さあ地鎮祭を始めようとする頃、
近所の男の子が
庭の中に飛び込んできて
急きょ式に
参列してくれました。
それだけではなく、
最近ここへ来るたびに
コロナの影響で
時間を持て余している
子どもたちが
誰んちとか関係なく
遊びまわる声が
響いていて、
自分たちの
「境界」がなかった
子ども時代のことを
思い出しました。
いいなあ
あたたかくてほっとする
地縁の関係。
ここの小屋づくりは、
この関係を深めてくれる
できごとの一つと
なりそうです。