まだ序章
鎌倉は邸にて。
藤沢い邸に引き続き、
こちらも外部に
木建具が入り始めました。
ただしこの家は、
外部建具の7割以上が
木建具なので、
まだまだ序章。
今後建具屋さんが
たびたびここへ来ることに
なりそうです。
藤沢い邸にて。
土間と腰壁に貼る
敷瓦が届きました。
もっと正確に言うと、
藤岡で瓦を焼く五十嵐さんが
直々に届けてくださいました。
至るところでこの瓦を
使いたくなるのは、
達磨窯で焼く表情が
とてもいいから、
だけではないようです。
柏お邸にて。
下屋の野地板が
張られました。
板の等級は
「節」で頼んでいたのに、
大工の藤間さんが
三十数坪の板の中から
選りすぐってくれたため、
玄関を見上げた部分は、
まるで上小節を頼んだかのような
仕上がりとなりました。
藤間さんは
確かに時間のかかる大工ですが、
ちょっとしたところの
手間のかけ方が、
やはりさすがだな、
と思います。