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2025年2月5日

瓦屋さんの家

少し前ですが、藤岡た邸の竣工写真を畑拓さんに撮影いただきました。

瓦屋さんの家だけあって、
屋根、床、壁、随所にある瓦の造形が楽しく、
瓦の可能性を感じていただける家になったと思います。

徹夜で昼まで窯焚きの後、夕暮れまで竹小舞編んでたのもいい思い出。

2025年1月7日

キリリと冷たい深夜の空気

カテゴリー: 達磨窯を未来に

241226達磨窯の窯焚き。

キリリと冷たい深夜の空気がむしろ気持ちよかったです。

久しぶりに片側1人だったので、眠気覚ましに腕立て伏せしました。

hidaka

2024年12月17日

達磨窯の窯焚き

241212達磨窯の窯焚き。

すっかり冷え込む夜となりましたが、それだけに達磨窯の熱がありがたかったです。

夜明けも遅くなったかわりに星が美しかった。

hidaka

2024年11月26日

儚い炎の美しさ

カテゴリー: 達磨窯を未来に

241121窯焚き。

達磨窯に11時間薪を焚べている間、
一刻一刻見える炎が全て美しくて、
それを画像で記録に残そうとしてもやはり肉眼で見た印象には到底かなわないけど、
少しでも努力してみる。
しかしそのかなわなさが炎の魅力なのかもしれません。

hidaka

炎アート

今朝北澤さんが達磨窯まで足を運んで、
達磨窯の炎の熱を使って隣の家で使う薪ストーブの部品を作りました。

その発想を思いついて電話をくれた時の北澤さんの声がとても弾んでいました。
初の試みで、その場にいた人どうなることやらみんな興味津々。
職人みんなして面白い発想を持ち寄って作る過程が楽しいです。

hidaka

2024年11月6日

G邸施工事例その3

由比ガ浜の家にて。
きらくな網戸と敷瓦の土間。

夏は日射遮蔽と防犯可能な通風、
冬は敷瓦の蓄熱を期待した南面の装置は、
きらくなたてものやの定番の一つです。

畑拓撮影
hidaka

達磨窯&新築住宅見学会

今日は達磨窯&新築住宅見学会でした。
遠方からたくさんの方々が来てくれて、ホントに元気をいただきました。
ありがとうございました!

今日見ていただいた木組み、土壁、‘本物’の畳、そして‘本物’の燻し瓦、
いずれも絶滅危惧種になりつつありますが、
それらがこの地域の気候風土の中で、
私たちに心地よい場所を提供してくれるのだということを感じてもらえれば幸いです。
その機会として、ぜひまた企画したいと思います。

hidaka

2024年10月10日

省エネとは

燻し瓦を焼く装置の達磨窯は、耐火煉瓦と土でできてます。窯の中は夜通し約11時間薪をくべ続けて最高1,000度に達するのですが、写真のようにその薪たちの一部は、窯に寄りかかるように積まれています。ということは、約30cm向こう側で1,000度になってても、木には燃え移らないということです。燃えないどころか、窯の表面を触ってもびっくりするほど全く熱くない。瓦を焼くたび、土壁の恐るべき「断熱」性能に驚かされます。

一方で世の中に出回っている断熱材で、同じように窯を作れますでしょうか。いくら高性能であっても、恐らくあっという間に跡形もなく燃えてしまうと思います。しかも異様な悪臭と火の色を放って。(余談ですが、合板や集成材を窯の中に突っ込むと、異様な炎の光とともに、人工的な匂いがします)

しかしそんな恐るべき「断熱」性能を持ち、しかもヘンな加工しなくても身近なここそこで材料を手に入れることのできる土壁のたてものは、制度上法律上、「省エネ」じゃないという理由で年々やりづらくなっていきます。火に対してどうかという話が少々飛躍していること重々承知してますが、しかし土を上手く使えば、「省エネ」できる可能性は絶対にあるって。

hidaka

2024年10月2日

窯出し隊

カテゴリー: 達磨窯を未来に

今日はきらくな面々で、

にぎやかにバケツリレーでカマダシ隊。

焼き上がった鬼瓦や表札とのご対面の時はテンション上がります。

自分で作ってたらなおさらね。

タイル屋さん

哲学者のようなタイル屋の手により、
割れたものも含めてそのへんに落ちてる敷瓦を使い、
放射状のデザインになった玄関土間。

作っている間タイル屋の目がキラキラしてました。

きらくなたてものやは変態の集まりです。

9/20 hidaka