誰かいりませんか?
ヒノキの五分板の木端が
たくさん出ました。
皆さま、
コースターに鍋敷に、
いかがでしょうか。
あるいはお風呂に入れて、
ヒノキの香り漂うお湯も乙かも。
きらくな一行、
昨日の用事で名古屋を訪れたついでに、
名古屋で活躍する同志の大工、
中村武司さんの仕事を
見せていただきました。
そう、愛知万博で好評を博した
(今も見学できるようです)
サツキとメイの家を手がけた大工です。
同年代の同志の仕事を見るのは、
とても楽しく、そして刺激になりました。
地域に根ざして活動する一方、
やはりこうしてたまに外に出ると、
勉強になり、創作意欲をかき立てられます。
昨日名古屋入りした
大工、左官、設計という構成の
きらくな一行、
名工大の場所をお借りして、
今取り組んでいることを
お話しする機会をいただきました。
いただいたお時間は3時間半。
せっかくその場に職人がいて、
延々と机に座ってもらって
お話しするのもなんなので、
途中、実際現場で行っている作業を実演し、
また希望者は前に出てきてもらって、
作業を体験していただくことにしました。
お時間は押しに押してしまい、
いいですよ、とはおっしゃっていただいたものの、
結局4時間半いただいてしまいました。
皆さま、長い長いお時間、
お付き合いありがとうございます。
楽しく学ぶことができたでしょうか。
古きよき技術と知恵を
次世代に伝えていくために、
またこうした機会があれば、
馳せ参じたいと思います。
石山寺で見かけた
とある門の軒裏。
そこには大きな穴があき、
化粧野地板と捨野地板との間に
風が入るようになっていました。
現代では多く
見かけるようになりましたが、
昔昔の屋根通気工法です。
野地板が朽ちて
穴があいているのかと思いましたが、
どうも‘わざと’のようです。
きらくな一行、
京都の土屋から名古屋に向かう道中、
石山寺に寄りました。
この寺には、
見てて楽しい建物が
たくさんあります。
こうした建物を
職人とみるのも
また楽しいものです。
大工の藤間さん、
左官の湯田さんと
京都の土屋へ。
色いろな土を
見せていただきました。
浅葱、稲荷山、深草、聚楽…、
浅葱はともかく、
色の名前は、
地名と縁があるようです。