模型の引力
バイトのHさんが
建物の模型を作っていたら、
入学式のためいつもよりも
早く帰ってきた子どもたちは、
興味津々。
それどころか、
手伝い始めました。
これまでもそうでしたが、
うちの子に限らず、
子どもたちの模型に対する興味は、
並々ならぬものがあります。
ものづくりへの興味は、
その度合いはあるにせよ、
人間の本能なのかもしれません。
この場で
日記を開設以来、
これが千記事目。
開設以来ほぼ3年、
現場の日記だったり、
考えていることだったり、
何かをここに書くことが
日課となりました。
毎日書いているといいながら、
実を申し上げると、
小学生の夏休みの宿題のように、
数日分をまとめて書くということも
ままあるのですが(笑)、
そのときは、
忙しかったり、
酔いつぶれていたり、
どこかに出かけていたり、
ということなので、
どうかお許しください。
そんな感じで、
書いている日記ですが、
家づくりは物語のようなもの、
引き続き日々のことを
この場で記していきたいと思いますので、
今後もお付き合いのほど、
よろしくお願いいたします。
ところで今、
猫の額の庭先が、
春満開。
玄関を開けるのが、
楽しみです。
今日、富士山の麓にある
木の花ファミリーにて、
森や木の話、
伝統構法の家の話を
させていただきました。
皆さま、
約1時間半にわたり、
ご静聴ありがとうございます。
伝統構法のお話の中では、
実際に木組みの模型を
組み上げてみましたが、
やはり子どもたちを中心に、
非常に興味を持って
見ていただけたようです。
やはり伝統構法の技術は、
楽しそうと思わせる何かが
あるようです。
こうした機会を
色々なところでいただき、
古の知恵と技術が
見直されるきっかけ作りになれば、
と思います。
それでは
今日お話をお聞きいただいた皆さま、
皆さんの身近な資源と皆さんの手で、
楽しく、心地よい村づくりが
できるといいですね。
これからが楽しみです。
追伸
いつもながらの
おいしいごはん、
ありがとうございます!
今日は、
先週成功に終わった
柞の森音楽祭の交流会。
みんなで協力して、
豚汁を作ったのですが、
私は火を熾す係。
おかげで火と戯れ、
現場で出た木っ端を
燃すことができました。
火と遊ぶと、
木とともに、
人間のほうが燃えますよね。
次に、
会の最後に行う
ゲームの企画と進行を担当。
地域で大勢の人が
この音楽祭に関わっていただけに、
かえって知らない人たち同士も
多々いたわけですが、
せっかくのこの機会、
皆さん同士の
交流をしかけるような
ゲームを考えました。
昔から、
こうしたしかけを
企画するのって、
けっこう好きなんですよね。
楽しんでいただけたかな?
そして、
ゲームが終わると、
会はお開き。
その途端、
危ぶまれていた雨が
シトシト降ってきました。
皆さんの行いに、
感謝!です。
今日から
子どもたちは、
春休み。
朝から
家に居ます。
ということは、
子どもたちと
共存しながら仕事。
子どもたちは、
(とくに下の子)
こちらの仕事の様子が
気になるのか、
ちらほらと
話しかけてくる、
どころか、
仕事場の上の
小屋梁の部分に
陣取って、
こちらの様子を
うかがいつつ、
遊び始めました。
そしてこの場が
すっかり気に入ってしまったらしく、
「そこに部屋作ろうか?」
と冗談で言ったら、
本気で喜んでいました。
子どもはこういう場所、
好きですねえ。
このように、
いいんだか(楽しそう)
悪いんだか(危ないといえば危ない)、
木組みをあらわした家は、
子どもたちが喜ぶ場所の
宝庫だったりします。
ま、大ケガだけはせんように。