古建具が本棚に
今年春に、
解体する家からいただいてきた
縦シゲ格子の欄間戸2枚。
これを使って
即席の本棚を作る計画でしたが、
今日、格子の間に棚板を差し込み、
ようやく完成しました。
全然「即席」じゃなかったな(笑)。
ところで、
玄関先でヒノキの板を切っていると、
子どもたちがなんだなんだと寄って来たので、
木っ端をあげました。
今日のお風呂にでも入れてくれい。
今年春に、
解体する家からいただいてきた
縦シゲ格子の欄間戸2枚。
これを使って
即席の本棚を作る計画でしたが、
今日、格子の間に棚板を差し込み、
ようやく完成しました。
全然「即席」じゃなかったな(笑)。
ところで、
玄関先でヒノキの板を切っていると、
子どもたちがなんだなんだと寄って来たので、
木っ端をあげました。
今日のお風呂にでも入れてくれい。
今朝起きたら、
声が高見山(古…)でした。
ちょうど去年の今頃も
そうだったな、と思って、
去年の日記を辿ったら、
やはりそうでした。
年の瀬はやはり、
身も心も、
ミソギの季節という
ことなのでしょうか。
ところで、
これをきっかけに、
去年の今頃の日記を読み返したのですが、
コーポラティブ住宅を作っていた
あの怒涛の日々からもう一年か、
早いですね。
この一年の間に、
建築基準法が改正され、
建築を巡る手続きが
非常にややこしくなって、
手続きの時間と手間が
予測不可能な状況となっていますが、
そう考えると、
たった一年違うだけで
全然状況が違っていたわけで、
この点から見ても、
運命のアヤのようなものを
感じます。
ということで今年、
性善説的立場から、
性悪説的立場に立つ法改正により、
コーポラティブ住宅にとって、
そして今手がけている伝統構法にとっても、
実に厳しい時代になったといえますが、
いずれも心地よい暮らしをもたらす
手段の一つだと信じているだけに、
このご時勢の中でも、
何とか方法論を
見出していかなければ、ですね。
木の建築塾の一環で、
天竜TSドライシステム協同組合の取り組みを
見学しました。
そこでは、
最近市民権を得つつある
新月伐採とともに、
現代の技術を駆使し、
木一本一本のふるさとを
使う人たちへ
正確に伝えていく取り組みを
行っています。
この取り組みは、
木を使う人たちへ
安心感と愛着を
与えるだろうし、
また、
木を伐る人たちの
品質管理の意識を
高めるだろうし、
たいへんすばらしい
取り組みだと思いました。
これまで木の流通は、
奇妙キテレツ、複雑怪奇、
よく分からない世界でしたから、
こうして使い手を意識した
山側の取り組みが、
世に広がっていくといいな、と、
思いました。
まずはみんなで、
山に入り、伐採を体験。
木が倒れる瞬間の
ドーンという地響きが
何かこう、私たちの魂を
揺さぶります。
伐った後すかさず、
係員がバーコードを貼り付け、
番号を記入します。
これにより、
木の履歴を正確に
把握することができます。
なおそのバーコードには、
・木の生まれ育った場所の位置
(緯度経度と標高)
・形状
・材の強さ(ヤング係数)
などの情報が、
事前に入力されています。
製材所の様子。
製材されても、
木一本一本に、
バーコードが残り、
先ほどの情報を
追跡することが
できます。
・・・
ということで、
非常に有意義な見学会でした。
また、昼と夜にご用意いただいた、
地のものを生かした食事も、
最高でした。
協同組合の皆さま、
そして案内役を務めていただいた
こころ木造建築研究所の方々、
ありがとうございました。
自転車は、
僕が愛してやまない乗り物。
頬を撫でる風が気持ちいいし、
地形の様子が、
手に(足に?)とるように分かるし、
ペダルを漕ぐ重さの感覚が
自分の体調の指標になるし、
また何しろ、
排出する二酸化炭素が、
自分の吐く息だけ、
というのがいい。
しかし今、
まちへ走ると、
少々使い勝手が悪いようです。
と申しますのも、
今日東京へ赴くために、
駅まで自転車で行ったのですが、
公共の駐輪場はどこもいっぱい。
どこに停めたらいいものか、
途方に暮れました。
引き返す時間もなく、
仕方ないので、
少々罪悪感を感じる場所へ
停めてしまいました。
(路上放置ではありません、念のため)
これは何も、
今日に限ったことではありません。
これまではこうした場合、
スーパーの有料駐輪場に
停めてたのですが、
何しろ思いのほかお金がかかる。
以前そこに、
丸一日停めたことがあるのですが、
そのときは
3,000円近くもかかってしまいました。
下手すると、
時間貸駐車場より高いお値段です。
一方、駅前には、
たくさんの時間貸駐車場があります。
なので車で駅まで行っても、
停めるところに不便はしません。
しかし自転車は、
この現状です。
もしかしたら、
このまち特有の問題でしか
ないのかもしれませんが、
例えば、
時間貸駐車場の一角に
自転車コーナーを設けるなどして、
で、その場合は補助金を出してあげるなどして、
僕の愛してやまない自転車が、
もっと使いやすくなる世の中になると
いいのになあ、と、
心から思います。
駐輪場問題だけではなく、
よその国から、
二酸化炭素の排出権を買うくらいならば、
国を挙げて自転車推進運動、
すればいいのになあ。
家族でお昼、
葉山のピスカリアで食事をしたあと、
佐島に足を運び、
そこでたくさんの
魚を買い込みました。
ということで晩ごはんは、
さかなづくし。
イカの刺身、
タコの刺身、
アジのたたき、
サンマ、
カワハギ…
献立を覚えきれないほどです。
佐島の魚屋には、
その日水揚げした、
地の魚が並ぶので、
新鮮そのもの。
やはり新鮮な地の魚は、
うまい!
ピスカリアで使う魚の多くは、
この佐島から仕入れているそうですが、
料理の腕もさることながら、
素材が素材、
美味いのも納得、です。
ということで、
これからも佐島参り、
はまりそうです。
今週、義理の母が来ているので、
今日は江ノ島を案内しました。
磯料理を食べ、
島内をてくてくと歩き、
晩秋ならではの
澄んだ景色を眺め、
気持ちよい一日でした。
観光地って、
あまりに近い場所にあると
ベタで俗な感じがして
かえって足を運ばないものですが、
(京都に住んでいる時もそうでした)
こうして来てみると、
やっぱりいいものですね。
久しぶりに家族揃っての
外出だったことだし、
自分自身も存分に、
楽しむことができました。
これからももっと、
近所を楽しもう!
と思います。
夕暮れどきの
海越しに見える
富士山。
昨日は北西から、
今日は東から、
夕暮れの富士山を
堪能しました。
昨日は夕陽を受け、
今日は夕陽を背に、
また形も少しだけ違うので、
やはり表情が違います。