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2011年2月4日

まさに立春

カテゴリー: 今日のできごと


文字通り今日は、
春がやって来たと思える
ポカポカと気持ちよい
お天気でした。

我が家の板壁、土壁も、
気持ちよさそうです。

しかしこの時期
本来ならばまだ
凛と寒いはずなのに、
こんなに気持ちよくて
いいんでしょうか、

という微かな不安も
よぎります。

まっ今日は、
この気持ちよさを十分に
享受するとしましょう。

2011年2月3日

急がばぴあの

カテゴリー: 今日のできごと


少し時間の余裕ができたので、
夜ごはんを食べたあと、
埃を被った電子ピアノの前に。

ピアノ弾くのは
いつ以来でしょうか。

指の怪我もあって、
一年近く
弾いていないかもしれません。

するとどうでしょう。

いつも夜ごはんを食べた後は、
眠くて眠くて
重いまぶたを堪えながら、
仕事していましたが、

少し弾いたら、
まぶたが重いどころか、
目が冴えてきて、
そのあとの仕事が
捗りました。

家で仕事をしていると、
良くも悪くも、
四六時中仕事のことばかり
考えがちですが、

少し仕事から離れて
違うことに没頭すれば、
気分転換になって
かえって仕事を
前に進めることが
できるような気がしました。

指を動かすというのも、
脳に刺激を与えるのかも
しれませんね。

何しろ久しぶりですから、
他人に聞かせるには
迷惑千万な演奏ですが、

電子ピアノだと
自分にしか聞こえないので、
たまには弾くとしますか。

2011年2月2日

なぜあやまる?(笑)

カテゴリー: 今日のできごと

昼過ぎ、
仕事から家に帰るなり、

ただいま、ではなく、

ジェットが座布団の上で、
仰向けになってこの格好。

「ごめんなさい」の
ポーズです。

さては何かやらかしたな。

ま、おおかた予想はつきます。

留守の間、
テーブルの上に乗って、
はしゃいでいたんでしょうに。

毎回、悪いと分かっているのですが、
とても楽しいようで、
やらずにはいられないようです。

だけど別に謝らなければ
バレないのに(笑)

ウソのつけない正直なヤツ、
ということで、許してやろう。

2011年1月31日

ブレーキかけたい

カテゴリー: 今日のできごと

今日夕方、
ようやく仕事が
一段落しました。

正月明けて、
ダーッと今まで
走ってきた感じですが、
気がついたら1月も
終わりの日ではないですか。

のんびり過ごした正月が
遠い過去のようです。

時間の流れが速くなると、
過ぎ去る日々も同じ速さで
遠くへいってしまうのですね。

時間にブレーキをかける術は
ないものでしょうか。

2011年1月24日

愛用ノート

カテゴリー: 今日のできごと


昨日鉛筆の話をしたので、
今日はノートの話。

今使っているノートは、
二種類あるのですが、
とくによく使っているのは、
一ツ橋ノートが出している
3㎜角の方眼ノートです。

これを愛用している理由は
まず、方眼の目盛が3㎜角だということ。

これが重要で、
例えば喫茶店等の外で
計画を練る時、
どんな縮尺でも
目盛と尺または寸が
だいたい一致するので、
たいへん重宝します。

普通の方眼紙や、
他が出している方眼ノートは、
5㎜角あるいは1cm角
であることが多いのですが、
これで計画を進めると、
目盛と線が一致しない場合が多く、
やはりやりづらさを感じます。

そしてもう一つの理由は、
ミシン目が付いているということ。

外で書いたり記録した内容を、
きれいに切り取って、
物件ごとのファイルに
きれいに納めることができます。

ということで私の鞄の中には、
このノートが常駐しております。

2011年1月23日

手は夢の手先

カテゴリー: 今日のできごと


現在立て続けに、
建築計画提案のための
作業を行っています。

自身の理念を踏まえて
敷地や与条件をにらみ、
解を見出す作業は、

まさに産みの苦しみと楽しみ、
建築家として充実感を感じる
時間の一つです。

さてこの作業を行う際は、
必ず手で線を描きます。

図面を描く手段として、
パソコンの画面上で
線を引くのが主流の時代ですが、

何かを産み出すためには、
私の場合それではダメで、
手を動かして初めて
色々と考えが浮かんできます。

しかも手というものは
実に贅沢なもので、
手の先に握る道具がシャーペンでは
ダメなんだなあ(笑)。

色の濃い鉛筆と色鉛筆を
自分の描きやすいように
ナイフで削って
心の準備を整えてから、
作業にかかります。

実は設計が進み、
詳細の図を考える際もそうで、
まずは手で絵を描いてから、
パソコンで線を引く
という場合が多いです。

そう考えると、
私にとって手は夢の手先、
夢を形にするために、
たくさん手を
動かしていきたいですね。

2011年1月22日

木の建築学校、5回目

カテゴリー: 今日のできごと

今日は今年度から始めたプログラム、
木の建築学校の第五回目。
第二回目にして最後の
構造計画に関する講義でした。

基本的に木造建築は、
構造かつ意匠と考えていますので、
構造計画の講義の日は、
あと2〜3回あっても
よさそうですが、

他に勉強すべきことが
たくさんありますからね。

これをきっかけとして、
更に勉強を
深めていただければと思います。

次回2月19日は、
伏図、軸組図の実習。

今回のプログラムの
佳境ともいえる講義です。

2011年1月20日

硝子から格子へ

カテゴリー: 今日のできごと

我が家のバルコニーの手摺に、
一部乳白色の硝子が
嵌め込まれていたのですが、

そこは何せ二十代の頃、
木の知識も少なく、
走りながら物事を進めていた時代に
作った家ですから、

雨風当たる場所、
しかも重い硝子を受ける枠に
何とアカマツを
使ってしまっておりまして、

住み始めてから十年経った今、
見事に硝子の下枠が
傷んでしまいました。

応急処置で
延命することは可能でしたが、
大工の手が空いた狭間を利用して
交換することに。

ついでに、
夏に涼しい風がやってくる
方角の面については、
硝子ではなく格子を
嵌め直すことにしました。

こうした場合、
新たな木を
使わざるをえないのですが、
そうするとそこだけ
浮いた感じになるので、
柿渋コートの古代色を塗装。

仕上がってみると、
不覚にも十年前も
こうしておけばよかったのに、
と思うほど、
格子が家に馴染んでいると
思いました。

当時は硝子のほうがいい、と考えて
入れたと思うんですけどね。

やはり歳とともに、
少しずつデザインの感性が
変化しているのかもしれません。

新たに嵌め込まれた
格子を眺めながら、
十年前と変わらない自分、
十年前と変わった自分を
思いました。

2011年1月19日

なるせさん

カテゴリー: 今日のできごと

今晩は、
我が家から歩いて
数分で行けるほど近い、
地元のなるせさんで会食。

なるせさんは、
この地域の中で会食といえば、
真っ先に名前が挙がる
お店の一つです。

おいしくて
お腹いっぱいになる
料理はもちろんのこと、
ビールがエビスというのが
うれしい(笑)

それとお料理を出す際、
裏山で採れた○○です、
という説明を何度となく聞くほど、
地元の素材を
大事にされているようです。

またここは、
私たち建築屋にしてみても
実に楽しい場所で、
このお店は築百数十年の
古民家を活用しており、
先人の様々な技と意匠を
眺めることができます。

2011年1月17日

再点検

カテゴリー: 今日のできごと

阪神淡路大震災から丸16年。

当時私が住んでいた
京都でも大きく揺れ、
その日の記憶は未だに
鮮明に覚えていますが、

しかし正直、
日々の意識の中からは、
遠ざかろうとしています。

明日は我が身、
かもしれない大地の上に
住まう私たち、

多数の犠牲の上に立つ
1.17の日の経験を
決して無駄にしては
なりますまい。

耐震、備蓄、地域コミュニティ…
その他諸々、
日々の備えの大切さを
再点検する日です。