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2010年12月28日

仕事納めは竹伐り隊

カテゴリー: 今日のできごと

今日は冬の
下弦の月の日。
何かを「伐る」には、
なかなかよい日なので、
小田原で竹を伐ることにしました。

1月末にも竹を伐る
予定にしていたのですが、
連絡窓口のIさんから、
今日仲間と作業するけど
一緒にどう?と誘われ、
それに乗ることにしました。

しかしIさんの仲間が
伐る場所の竹は、
稲藁のハザカケ用
ということもあり、
マダケですが
太いものばかりだったので、
私たちはもう一つ別に
用意された場所を選び、

結局竹小舞用の竹伐り隊は、
きらくなたてものやの
面々のみとなりました。

さて、ここしばらく、
事務所に籠って
仕事してばかりだったので、
野良仕事は久しぶりです。

お天気にも恵まれ、
竹林の中で汗を流す仕事は
とても気持ちよかったです。

溜まっていたものが吹き出て、
スーッと風で流されていくような、
そんな感じがしました。

やはり時折、
こうした日は必要と感じます。

しかも竹伐りは、
竹小舞に必要な竹を
収穫できるというだけではなく、

竹林に手が入ることによって
ボウボウで鬱蒼とした場所が
一日で陽が入り、風の通る、
気持ちいい空間に様変わりします。

達成感があるので
「仕事したー!」という
気持ちになります。

その達成感と
心地よい疲労感の中で、
きらくなたてものやは
本日仕事納め。

毎年この日、
竹伐りするのも
いいですね。

そういえば
左官屋の湯田さんも
今日別の場所で
竹を伐ると言ってました。

2010年12月24日

時間と食事がプレゼント

カテゴリー: 今日のできごと

例年、一年の仕事を納めた後、
家族で年末の夜を
ピスカリアで過ごすのですが、

今年は中学生のムスメが年末の夜、
塾とやらで忙しいらしいので、
クリスマスイブの今日、
ピスカリアに行くことにしました。

子どもたちが大きくなり、
また私たちにも
今晩‘サンタさん’は
来ないようですが、

モノに対して
とくに不足はないと感じる今、

こうして豊かで楽しい時間と
ピスカリアのおいしい食事が
何よりのプレセントと感じます。

ヨメも、
「プレゼント何がいい?」
って聞いたら、
「もうモノはいい」
という感じでしたからね。

子どもたちはどう思っているか、
分かりませんが(苦笑)。

しかし子どもたちも
ピスカリアの料理が大好きなので、
満足したことでしょう。

とくに今日は、
イタリアでクリスマスに食べるお菓子
「パネットーネ」を、
セミフレッドを添えて
いただいたのですが、
とてもおいしかったです。

クリスマス限定の品らしいので、
今日来れてよかった!

2010年12月23日

年賀状を作る

カテゴリー: 今日のできごと

今日は一日、
年賀状のデザイン制作。

というわけで
その写真用にと
ジェットくんを
追いかけ回しながら、
写真撮影。

毎年この時期の
恒例です。

ところで
いつも年賀状は、
仕事用と家用と
2種類作るのですが、

皆さんに両方とも
出したい気分になります(笑)

ああ、もうすぐ正月か。
往生際悪いですが、
まだその実感がありません。

昨日はボウネン会

カテゴリー: 今日のできごと

昨日は大船で
きらくなたてものやのボウネン会。

所員だけではなく、
いつもお付き合いのある
職人合わせて19名の
賑やかな宴会でした。

きらくなたてものやの
所員の数はわずか2名ですが、
サラリーマンしていた頃よりも
大所帯のボウネン会。

こうして楽しい仲間たちに
囲まれて仕事できる環境は、
ありがたい限りです。

来年もずっとその先も、
この仲間で仕事が
続けられますように。

宴会は、
皆さん今日も仕事だというのに
午前一時前にお開き。

バスも電車もなくなり、
しかもタクシーは
100mほどの長蛇の列。

待つのが苦手な私は、
大船から手広の家まで
歩いて帰ることに。

月の光が美しくて、
ずっと空を見上げながらの
帰り道でした。

2010年12月22日

冬至ゆえに

カテゴリー: 今日のできごと

今日は冬至。

一年で最も陽の短い日、
しかし一年で最も、
家の中に陽が入る
日でもあります。

冬の至りの日の割には、
あたたかい一日でした。

2010年12月19日

冬の宿命

カテゴリー: 今日のできごと

久しぶりに銭湯に行き、
体重計に乗ったら、
ここ15年、いや20年で
最重量記録達成です。

記録達成を
喜んではいられません。

高校生の頃の
いかつかった体重に
近づきつつあります。

ただでさえ寒い冬は、
身体の代謝が落ちるのに、

ここ最近、
図面作業だったり、
講義の準備だったりで
家に籠りきりだったからなあ。

さらに先週は、
立て続けに忘年会。

この歳になると
日々の行いが
如実に目方に表れます。

冬に目方が増えるのは、
宿命とはいえ、
さらに身体の管理に
気を付けたいと思います。

そんなわけで今晩、
危機感を鎮めるべく(笑)、
久しぶりにサウナに
ガンガン入りました。

2010年12月18日

木の建築学校 4回目

カテゴリー: 今日のできごと


今年から試みている
専門家向けの
木の建築の教育プログラム、
木の建築学校
本日今年4回目の講義です。

今日は素材と温熱環境の話。

僭越ながら私が講師として、
お話をさせていただきました。

木の建築は様々な意味で、
真壁(しんかべ)造、
つまり素材を露わにするデザインが
望ましいと思いますので、
デザインするうえで、
素材の話は
大切だと考えています。

また木の建築を
世に提案するうえで、
より快適な住環境を求める
この現代において
温熱環境性能の説明は
不可欠といえます。

以上の理由で
たっぷり4時間、
見本を交えながら、
お話の時間をいただきました。

長い時間にもかかわらず、
受講者の皆様、
お付き合いありがとうございます。

私も4時間しゃべり通しで
終わった後どっと疲れたので、
聴いている皆様もさらに
お疲れになったのではないかと思います。

このプログラムもあと6回、
宿題もだんだんと
難しくなっていきますが、
引き続きよろしくお願いいたします。

2010年12月17日

洋風も

カテゴリー: 今日のできごと

現在、ご近所にて改修工事。

築十数年のお住まいの
玄関枠がシロアリに
食われてしまったので、
その交換です。

洋風のその家には、
窓やドアの四周に
複雑な面を取った枠が
付いていたので、

いつもお願いしている建具屋さんに
限りなく面の形状を似せてもらって
それを付け直しました。

また既存の枠には
木目が見えないほど
白いペンキが塗られていたので
同じように
白色塗装をかけることを前提に
肌の白い木、ヒバで作ることに。

しかし取り付いてみると、
素地のままでも
なかなかいいじゃないですか。

ということで
何も塗らないことにしました。

伝統工法を前提としてる手前、
いつもは和の遺伝子を感じる空間を
デザインしている私ですが、

洋のデザインも
それらの技術や素材の中で
何とかなるものです。

考えてみれば明治の頃の
擬洋風建築は、
これまでお寺だったり民家だったり
を作っていた大工なり職人たちが
手がけてきたわけですからね。

その頃の職人たちに
思いを馳せながらの仕事でした。

2010年12月15日

税とまちなみ

カテゴリー: 今日のできごと

最近の新聞によると、
相続税が増税の方針とのことです。

私は以前、
土地有効活用事業の企画提案を
仕事としておりましたが、
依頼主の多くは、
相続税対策が目的でした。

そうした仕事をしているうち、
大きな屋敷を壊して
細分化して土地を分譲したり、
安普請の賃貸住宅が建ったりするのは、
相続税の仕組みが
大きく関わっていることを
知りました。

まちなみという視点で見たとき、
相続税の重い負担が
安っぽいまちなみを
もたらしているということを感じ、

、相続税の仕組みは
何とかならないものか、
と思っていたのですが、
今後さらに増税の方針だそうです。

業界的には、
仕事が増えていいのかもしれませんが、
まちなみという視点でも、
税の仕組みを
考えられないものでしょうか。

2010年12月13日

師走の雨

カテゴリー: 今日のできごと

師走の雨の日。

この時期雨が降ると、
まちを歩けば
寒さが身に沁みます。

しかし庭先の植物は、
たまの雨を
喜んでいるよう。

とくにナンテンが
夏から秋にかけて
暑い陽射しを浴び続けて
赤い玉に昇華し、

雨の中、
際立っていました。