模型三昧
現在事務所内は、
模型三昧。
これから刻みが始まる家の
軸組模型、
そして
これから計画を提案する家の
階ごとに分解できる
壁模型(とうちの事務所では称しています)が
同時進行中。
模型ができると、
空間が想像しやすくなるので、
何だか家ができた気になり、
完成が待ち遠しくなったりします。
建主さんには、
施工に時間がかかることを
十分に説明しなければならない
立場なのですが(笑)
朝の嵐で、
我が家の半田仕上げの外壁が
たっぷり水を含み、
子どもが学校に
向かう頃になると、
急速に天気が回復して、
眩しい陽射しとともに
突き抜けるような青空。
すると外壁も、
みるみる乾いてきました。
乾いた様子を見てみると、
この時期陽が低いので、
家の前の道路に架かる電線が
外壁に影を落とし、
見事に影の部分だけ
湿り気が残りました。
直径2、3cmですが、
されど電線、
わずかな影でも、
乾きの速度に
影響を及ぼすようです。
空間を計画するにあたり、
建築しかり、植栽しかり、
ほんのわずかな要素でも、
周りの環境に
大きく作用することが
あるということを
改めて思いました。
先日の木の家ネット総会にて、
三重の池山さんから、
ヒノキでできた
不思議な形の
↓をいただきました。
これは鼻笛。
鼻息で音が鳴る笛です。
鼻で息をし、
口で音階を調節できるので、
簡単な歌だったら、
この鼻笛で歌えます。
いただいて以来、
車の中で練習しているので、
私は2オクターブまでだったら
出せるようになりました。
練習している姿は、
見られると
少し恥ずかしいですが(笑)
鼻笛が奏でる笛の音は、
どこかあたたかく、
周りの人たちを
えがおにします。
もちろん子どもたちも、
興味津々。
さすが、
いつもニコニコしている
池山さん。
調べたら、
こんなサイトもあるようです。
好きだなー、こういうの。
ところで総会の時、
4人を乗せた私の車の中は、
鼻笛一色。
そして車を降りれば、
まちの中を大の大人が
連れだって、ピッピー。
ご迷惑おかけしました(笑)
だけど楽しかったです。
この鼻笛のおかげで
楽しい総会に、
さらにハナを添えました。
今日は一日、
外で身体を動かすには、
絶好の日和。
そんなお天気のもと、
今日は鎌倉市内の
タグラグビーの大会でした。
朝市のあと
グランドに駆けつけ、
審判業と、
少しだけ競技に
参加しました。
タグラグビーは、
身体同士の接触を禁止し、
ラグビーの危険な要素を
極力排除した競技なので、
サッカーチームの子たちなど、
ラグビー経験者以外の
人たちも多く見受けました。
それと大人も子どもも
女性の参加者が多く、
しかもうまい!
こうして
タグラグビーの存在により
ラグビーの世界に
気軽に触れることができ、
競技人口の裾野が広がるのは、
うれしいことです。
ただ、
個人的にはやっぱり、
タックルがないと
かなりさみしいです(笑)
ま、たまにはいいでしょ。
私は約8年前まで、
スーツ着てネクタイ締めて
まちづくりの会社で
サラリーマンをしてまして、
今日久しぶりに、
同じ部署で働いていた仲間が
集まりました。
もう何年ぶりかの再会で、
当時の仕事内容も
ほとんど忘れかけていますが、
こうして集まってみると、
8年前が1ヵ月前のことのように
思い出されるほど、
目の前にその頃の空気感が
蘇ってきました。
当時は平均年齢二十代後半、
個性的なワカゾーばかりの
顔ぶれでしたが
歳が近いこともあって
まとまりがよく、
「部活」の延長のような
楽しく充実した職場でした。
ワカゾーの集まりだけに
バカばかりしてましたけどね(笑)
今も
建主さんや職人さんたちに恵まれて、
充実した毎日ですが、
いいチーム作りが
いい結果を生むための
必要条件ということを
今意識して仕事しているのは、
当時の経験が
生きているような気がします。
今の仕事を始める契機から
十年という節目の今年、
この十年を回想してたら
何となく皆に
礼を言いたくなって
久しぶりに再会の場を
設けたのですが、
やはり集まって
よかったです。
これからも
社会人としての原風景を
思い出すために、
定期的に集まりますかね。
ところで話に夢中で
あまり話題にならなかったものの、
集まったお店の料理が
とてもおいしかったです。
腹いっぱい食べれて
お値段もお手頃。
市ヶ谷にある
上海庭というお店です。
今日はカジュアートスペースにて
こととことのはコンサート。
私も10分あまり、
建築解説のため
出演させていただきました。
建物の規模からみて
大きな琴が入ることだし、
20名くらいかな、
と想像して向かったのですが、
参加者は60名も!
失礼しました。
馬場信子さんの琴の音を聴いて
納得です。
とてもすばらしい演奏!
琴がこんなにも
情景を表現できるんだと、
感服しました。
控室で出番を待っている間、
琴を観察していました。
琴は桐で
できているんですね。
桐の板目が
とても美しく、
鱗みたいだなと思っていたら、
琴は竜を象っているという
話をお聞きしたり。
しかしやはり、
柾目の琴のほうが
高価だそうです。
琴以外にも、
やまとかたりと
美しくて美味しい和菓子を
堪能させていただき、
和の世界を
存分に楽しむことができた
二時間でした。
一昨日昨日と、
木の家ネットの総会@神奈川。
誠に僭越ながら、
幹事役を務めさせていただきました。
全国各地から、
総勢約70名の同志が
鎌倉に集結。
これほどまでに密度が濃く、
時間の流れを早く感じた日は、
ここ最近記憶にありません。
昨晩、最後のプログラム、
葉山ピスカリアでの夕食を終え、
参加者を駅まで送り届けて
一人になった瞬間から
私はもう‘ヌケガラ’でした。
余韻が今日まで続き、
仕事の捗らない一日でしたが、
明日はこととことのはコンサート、
ネジを巻き直します!
最後に、
総会準備メンバーの方々、
この数ヵ月間、
本当にありがとうございました。
総会を成功裡に
終えることができたのも、
ひとえに皆さんのおかげです。
一人一人が
単に役割をこなすだけではなく、
お互いが細かいところまで配慮し合う、
とてもいいチームだったと思います。
家づくりと同様、
いいチーム作りが
いい仕事を生むということを
改めて実感しました。
いよいよ明日、
木の家ネットの神奈川総会です。
最初天気が危ぶまれましたが、
日頃の行い(?)と気合いで、
雨雲を吹き飛ばしたようで、
明日はまずまずの
お天気のようです。
よかった!
今事務所は、
総会の準備一色。
その一環で、
見学先への謝礼として、
菓子折を調達。
ふと約一年前、
講演でご一緒した
片瀬山のアウスリーベさん
のことを思い出し、
お願いすることにしました。
ついでに、
所員と家族用にも
レーリュッケンという
お菓子を購入。
先ほどいただいたのですが、
味わい深くて
とてもおいしい!
さすが、
ドイツマイスターの味です。
ごく普通の
住宅地の一角に佇み、
地元の人でないと
辿り着けないような
文字通り隠れ家的な雰囲気も
いいですね。
車で10分程度だし、
また何かの折に、
買いに来よう。