丸く開いた竹小舞

鎌倉長谷ゆ邸にて。
先週末から取り組み始めた
大きな丸の穴が開いた壁の竹小舞の
目処が立ってきました。
なにせ自分で作るのは初めてで、
考えながら作っていったので、
だいぶ手戻りもありましたが、
ようやく完成が見えてきて、
ホッとしています。
これをやっている間は、
この私がごはんを食べる時間を忘れるほど(笑)、
夢中になっていました。
ものづくりってやっぱり楽しいな、
ということを改めて感じました。
将来この丸い窓を見ては、
今日の日を思い出しそうです。

鎌倉長谷ゆ邸にて。
先週末のことではありますが、
畳と建具が入り、
急速にゲンバからイエへと
変化を遂げました。
玄関へ入るやいなや、
青い畳の先に
スッキリと広がる庭の景色。
ああここまでできたんだと、
少しホッとしました。
と申しますのも、
昨日の日曜日に
ここで集まりがあるというので
この日を目標に
作業を進めていましたが、
ギリギリセーフ、
じゃないけど一応セーフみたいな(笑)、
何とか体裁を整えることができました。
まだ一部屋の仕上げと
外壁が残っているので、
キチンとした完成まで
あともう少しです。
それにしても畳の間は、
ホッとする何かがありますね。

鎌倉長谷ゆ邸にて。
太陽電池と家の電気配線がつながり、
太陽の力で電気を使えるようになりました。
配線の都合で一部工事の続きがありますが、
これで半独立電源の家の一歩を歩き始めました。
照明の光を見て思いました。
独立電源の意義は、
大規模集約型の仕組みからの脱却とか、
原子力発電に依存しない暮らしとか、
そういう面もあるけれど、
こうした身近な場所で
暮らしのエネルギーが産まれることの
感激と感謝の気持ちは
計り知れない、ということを。
お天気の動きにも
さらに敏感になりそうです。
こうした機会をいただき、
建主さん、ありがとうございます。