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2017年1月28日

部活のようなたけきり隊

カテゴリー: 今日のできごと

新春怒涛のたけきり隊、三日目。

先週土曜、今週水曜と、
ひたすら竹を伐り続け、

あとどれくらい、
という本数が見えてきたのですが、

割といっしょうけんめい作業しなければ、
新月の今日の日までに
そのノルマに達成しないため、

水曜日の「遠足のようなたけきり隊」から一転、
今日は「部活」のようでした(笑)。

私もこれまでどちらかというと
段取りに回っていたのですが、

今日はなりふりかまわず
とにかく伐ろうと、

崖下の‘未開の地’に乗り込み、
誰も目に触れない場所で
バリバリと竹を伐りました。

みんなでわいわいも楽しいですが、
たまにはこうして一人でこもって作業すると、
瞑想の世界に入ったようで、
それはそれでいいなと思うのですが、

お昼や休憩の時、
みんなと顔を合わせると、

やはり疲労や達成感を共有したり、
一人じゃない安心感を感じたり、

どんなかたちであれ、
みんなで作業するって、
やっぱりいいなーと思いました。

そしてみんなが
がんばってくれたおかげで、

今年3棟分必要な量に
ぎりぎり達したかな?

何はともあれ、
三日間みんなのおかげで
たくさんの竹を
伐ることができました。

ありがとうございます!

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みんな達成感いっぱいのえがお。

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今日はまず、
枯れた竹の整理から。

しかしこれを出すだけでも、
竹林の雰囲気が変わります。

2017年1月25日

遠足のようなたけきり隊

カテゴリー: その他

小田原のみかん農家、
秋沢園の一角で
新春怒涛のたけきり隊、二日目。

前回よりもあたたかくて、
身体を動かしている時は
暑い!と思うくらいでした。

今回は平日ということもあり、
小さな子どもたちが多くて

楽しそうに走り回ったり、
痛くて泣き声が響き渡ったり、

子どもたちと
みかんの山に
遠足に来たついでに
竹を伐っている感じで(笑)、

そこには実に
平和な空気が流れていました。

小さな子どもたちは、
大人たちの作業を見て、
できそうだなと思ったことは
手伝ってくれて、

とくに前回もやった「竹リレー」では、
列に加わって何度も何度も
竹を隣の人に渡してくれました。

また実際の作業に加わらなくても、
遊んでいるのかなと思っていたら、

竹で器を作って
そこに「みかん刺身」を盛ったり、

あるいは竹でコップを作って
ミカンジュースを絞ってくれたり、

子どもたちなりの
いっしょうけんめいの応援が
何よりの励みとなりました。

お昼ごはんは、
秋沢さんの提案で、

見ごろを迎えている梅の木の下で
いただきました。

もうまさに
楽しい遠足(笑)。

これを仕事と言って
いいんだろうかと思いつつ(笑)、

今日もしっかりと
竹小舞用の竹を約150本、
運び出すことができました。

次回は28日!!

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竹の器にみかん刺身、
竹のコップにミカンジュース、
箸も竹で自作。

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澄み渡る青空と梅の木の下は、
本当に気持ちよかったです。

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お昼ごはんのおかずを
せっかくなので竹の器に
盛ってみました。

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恒例?になりつつある
竹リレー。

大人も子どもも、
‘一つ’になりました。

2017年1月24日

竹のバトン

カテゴリー: 今日のできごと

一昨日秋沢園で行った
たけきり隊にて。

約9尺の長さに伐った竹を
一時的に山の中腹に貯めておいたのですが、

そこからさらに
山を約20~30m昇ったところに
トラックが寄せられる道があり、

それらを搬出するために
そこまで竹を上げる必要がありました。

最初は肩に2、3本持って
山を昇っては降ろしていたのですが、

竹自体はとても軽くて
運びやすいものの、

険しい山を昇り降りするだけで
重労働でした。

そこでこの日は
たくさん人がいることを活用し、

ずらりと約3m間隔に人が並んで、
‘竹リレー’。

格段に楽に
なりました。

それだけではなく、
バトンを渡し続けることで、
気持ちがつながる一体感、

さらに若い学生さんたちも
たくさんこの列に参加したのですが、

声を上げて楽しそうに
作業してくれて、

その楽しさが私たちにも
連鎖しました。

約200本(くらいだったかな)、
運び終わった時に
みんなで達成感を共有できたことも
気持ちよかったです。

人がつながるって、
こんなステキなことなんや、と
改めて感じたひとときでした。

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2017年1月19日

‘竹小舞壁’をみんなで作る

カテゴリー: 新築の仕事 ふかふか

子どもたちが放課後集う
ふかふかにて。

竹小舞をかいても土を塗らない
‘竹小舞壁’とする部分の
下地が整ったので、

今日久しぶりにみんなで
午前中作業を行いました。

やっぱりみんなで
手を動かすのは楽しいですね。

竹小舞は、
たとえ作業箇所がわずかでも
こうしてみんなで作業できることが
いいなと思います。

しかもここの竹小舞は、
ずっと見える状態なので、

これを見るたび
楽しかったことを
思い出すことが
できそうです。

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2017年1月18日

ざっくりとして あたたかみがあって

カテゴリー: 新築の仕事 ふかふか

子どもたちが放課後集う
ふかふかにて。

荒壁土は
どのように乾くか、

その時の気温だったり、
湿度だったり、

あるいは土の
微妙な成分だったり、

偶然の要素も絡み合って
様々な顔を見せてくれるのですが、

小山さんが夜なべして
年末に塗った土が
いい感じで乾いてきました。

藁がたくさん入って、
ざっくりとして
あたたかみがあって
自分がとても好きな表現です。

小山さん、
ありがとう!!

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2017年1月15日

じいになる練習

カテゴリー: 今日のできごと

昨日行われた
きらくなたてものやの新年会の前に

所用で何軒か、
鎌倉で昔手掛けた仕事の
家々を回りました。

目的の一つは、
最近産まれたばかりの
赤ちゃんたちに会うこと。

新年会を含めれば、
昨日は何人赤ちゃんを
抱っこしたでしょうか。

気が早いかもしれませんが、
じいなる練習です(笑)。

とはいえ数年後、
自分の子どもたちが
孫を作ってもおかしくない
年齢になるので、

なんだか楽しみに
なってまいりました(笑)。

それにしても
赤ちゃんを眺めていると、
あったかい幸せな
気持ちになりますね。

少子化対策のために、
とかではなく、

子どもが増えていくと
うれしいです。

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2017年1月14日

2017きらくな新年会開催

カテゴリー: 今日のできごと

今年も毎年恒例の
きらくなたてものやの新年会を

新年営業初日のピスカリアで
行いました。

これまできらくなたてものやで
家を建ててくださった方々、

いろいろなかたちで
ご協力くださった方々、

そして大工を中心とした職人たちと
きらくなたてものやの所員が一同に会して
交流を深めました。

お集まりいただく方は、
毎年異なるのですが、

今年はとくに、
大人14名に対して
乳児含めて子ども8名と、
子どもの多い会でした。

しかも私は
産まれて間もない赤ちゃん二人と
ご対面を済ませてここへ来ており、

今日は、
ここ最近子宝に恵まれている
きらくな仲間たちを
象徴しているようでした。

なんだか四十六にして、
何人もの孫に恵まれた
じいなった気分です(笑)。

正月親戚一同集まる会のように
この子たちが
毎年成長した様子を見せに
ここへ来てくれると、
うれしいです。

それにしても、
純真無垢な子どもたちの
えがおや泣き声を聞いていると、

本当に心が洗われ、
幸せな気持ちになります。

そして将来可能性にあふれる
子どもたちにふれると、

しっかりと未来を作ろうと
身が引き締まる思いになります。

やはり子どもは、
この世界の宝、

今年もきらくなたてものやの周辺で
たくさん産まれる模様なので、
楽しみです。

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2017年1月13日

鎌倉エネルギーカフェ~エネルギーが編む市民と行政の輪~のご案内

小寒に入り約一週間、
現在寒の内にあたりますが、

ただいま「最強寒波」という
何とも手ごわそうな寒気が
押し寄せているとのこと。

確かに、とくに日が暮れると
縮こまるほど寒いですが、

そんな寒い家の外へ誘うように
昨日は星空が綺麗でした。

さて今日は、
今月末に行う
鎌倉エネルギーカフェのご案内です。

東日本大震災からもうすぐ6年、
エネルギーに対する関心は、
震災直後に比べて
かなりうすくなりましたが、

しかし当時のことをきっかけに、
行政はエネルギー施策に力を入れ、

今でもその取り組みは、
脈々と受け継がれています。

そのような行政の取り組みを
知っていただくとともに、

「エネルギー」を切り口に、
市民と行政担当者が車座になって
交流を深めたいと思います。

こうした市民と行政が交わる機会は、
鎌倉エネルギーカフェが
大事にしていきたいことの一つなので、
皆さまぜひお越しください。

■2016-17第6回鎌倉エネルギーカフェ
「エネルギーが編む市民と行政の輪」
講師:澁谷 毅(鎌倉市環境政策課)
日時:2017年1月29日(日)15~18時
場所:カジュアートスペース(鎌倉市二階堂57-1)
会費:1,000円
定員:20名(先着順)
持物:筆記用具、持ち寄りおやつ(可能な範囲でかまいません。)

【お問い合わせ・お申し込み】
きらくなたてものや 日高
E-mail tamotsu.hidaka@kirakunat.com
TEL 080-5467-8701

2015-16鎌倉エネルギーカフェチラシ素案

新春早々怒涛のたけきり隊のご案内

カテゴリー: イベント 告知・連絡

今年に入り、
初めてのご案内となりますね。

今年もたくさんの方々と共に
学びや作業を楽しみたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。

さて今回のご案内は、
さっそく怒涛のように(笑)
週に三度行う竹伐り作業の
ご案内です。

なぜ「怒涛」かというと、

竹を伐る日が
秋から節分の頃までの
下弦から新月の間と
相当限定的で、

しかも今年は
ありがたいことに
竹を使う機会が多く、

伐れる時に
伐ってしまおう
ということで、
そのような日程設定と
なりました。

竹伐りは、
竹小舞に必要な材料を得るため、
という目的はもちろんですが、

竹林整備という側面もあるので、
人手はあればあるほど助かります。

手を入れた分だけ、
竹林が風と光の入る場に
再生する達成感は、
とても気持ちがよいので、

ぜひ皆さま、
一度でも何度でも、
お越しいただけると
うれしいです。

それではご検討のほど
何卒よろしくお願いいたします。

なお人数確認のため、
ご参加いただける方は、
事前に日高宛にご連絡を
お願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

【新春早々怒涛のたけきり隊】

■日時
①2017年1月21日(土) 9時~日没まで
②2017年1月25日(水) 9時~日没まで
③2017年1月28日(土) 9時~日没まで
■場所:小田原市沼代1215(みかん農園「あきさわ園」の一角で作業します。)
■集合:現地9時集合(公共交通機関ご利用の方はご相談ください。)
■持物:作業できる服装、運動靴、タオル、軍手、昼食
■雨天中止となります。
(当日6時までに作業実施を決定します。)

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2017年1月10日

ぼくなりのギフト

カテゴリー: 今日のできごと

今日長女が
成人式を迎えました。

去年8月の誕生日に二十歳となり、
その時ピスカリアでたっぷりお祝いし、

その時にもう十分に
成人になったことを
満喫したのですが、

今日晴れ着姿を見ると、
それはそれで
感慨深いものが
ありました。

二十年もの間、
関西の帰省以外は
どこか楽しいところに
色々連れて行くわけでもなく、

父ちゃんらしいことは
ほとんどして来なかったのですが、

「お父さんの洗濯物と
いっしょに洗わないで!」といった
ありがちな展開はほとんどなく、

いつまでも仲良く接してくれて、
それだけでありがたいことです。

確かに、モノやコトで、
ほとんど何もしてやれなかった
私ですが、

二十年かけて
与えることができたものが
一つあるとすれば、

無垢な肌、でしょうか。

と申しますのも、
彼女が生まれて数年間、
とくに1歳になる前後の頃は、
肌がボロボロでした。

ほっぺはいつも
じゅくじゅくしていて、

布を当てると
体液が染みついてしまうほど
肌が荒れていました。

治まる気配もなく、
この状態のまま
大きくなってしまうのかな、
とすら思っていたのですが、

その後、
木と土の家に暮らし、

できるだけ
生きた食材を提供し、

合成洗剤での洗濯は
一切取りやめ、

自然界と調和した
暮らし作りを試みることで、

しばらくすると
荒れた肌がおさまり、

それだけではなく、
生き生きとした肌を
まとうことができました。

それらの試みは、
正直申せば
彼女の肌のため、
というよりは、

私たち家族が
いかに気持ちよく暮らすかを
追い求めた産物ですし、

またそもそも因果関係は
それだけではないと思いますすが、

しかしそうした試みも、
決して無駄ではなかったのかな、
と思っています。

何はともあれ、

子どもの頃あまり
旅ができなかった分、

これから数十年と続く
大人の世界の旅を
たくさん楽しんでください。

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