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2014年3月6日

馬酔木が咲いた

カテゴリー: 今日のできごと

依然として冷たい風が
吹き荒んでおりますね。

自転車で風をきって
まちを走ると、

春は名のみの
風の寒さや

という歌の旋律が
頭の中を駆け巡ります。

しかし啓蟄を過ぎた頃から、
我が家のアセビが
花を付け始めました。

まちの景色は、
確実に春の準備を
始めています。

ところで庭先のアセビ、
漢字で書くと馬酔木ですが、
最近この花を見ると、
訳あってトンカツが
食べたくなります(笑)。

2014年3月4日

春の陽射しのもとでタケワリ隊

カテゴリー: 横浜す邸

毎週火曜日恒例の
横浜す邸のカキシブ隊は
今日はお休み、

そのかわり現場近くで
建主さんご一家と
タケワリ隊でした。

風は冷たいけど
陽射しは紛れもなく春、

ずっと竹を割っていたら、
身体の中は汗だくでした。

それどころか、
背筋と指先がつりそうに(笑)。

家づくりにおきまして、
部活のトレーニングに
ちょうどよい作業が多いですが、
竹割りもその一つ。

足腰と肩を鍛えるのに
うってつけです。

いつか子どもたちを
巻き込もうと思います(笑)。

竹割りの道具たち。

最近入手した
鋼製のものは、
やはりすこぶる
調子がよいです。

家族みんなで共同作業。

お仕事お休みの中、
おつかれさまです!

割った竹たち。

私は午前中だけでしたが、
だいぶ捗りました。

家の輪郭が明確に

カテゴリー: 横浜す邸

今朝しばらくぶりに
横浜す邸の現場へ来ると、

すっかり基礎が
できあがっていました。

迷路のような布基礎の上を
目的もなく徘徊(笑)。

いずれにしましても
これで家の輪郭が
明確になりました。

2014年3月3日

手毬寿司

カテゴリー: 今日のできごと

今日はひな祭。

ムスコの受験が終わり、
ムスメの期末テストが終わり、

家の中全体、
ゆるーい空気が流れる中、

今日の晩ごはんは、
手毬寿司でした。

ひな祭ではこの手毬寿司が
毎年恒例になりつつありますが、

最近「毎年恒例」のことが
あることの大切さを感じます。

一年の間、
様々なことがあっても、

またこの季節を
迎えることができる、

歳とともに思い出を
重ねることができる、

そんな幸せを
感じることができるからです。

やりかた

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

先週土曜日に地盤改良を終え、
今日から基礎工事。

大工と基礎屋と、
遣方(やりかた)。

土地に正確に、
建物の位置と高さを
書き込む作業です。

それが終わると早速、
土を掘り起こしていきます。

いよいよ現場が
動き始めました。

2014年2月26日

ようやく軸組模型完成

カテゴリー: 横浜す邸

一昨日の夜になりますが、
所員Mの手で、
ようやく軸組模型完成。

昨日のカキシブ隊に
持って行きました。

この家は
屋根が連なり重なる
平屋の家。

いつもだったら、
1週間あればできるのですが、
今回は日数を数えられません(笑)。

他の作業を行いながらの
制作ということもありましたけどね。

しかし平屋はいいなあ。

平屋だと、
木組みの醍醐味ともいえる小屋組みが
どこからも見える家です。

2014年2月25日

カキシブ隊で春を実感

カテゴリー: 横浜す邸

早朝、まだ脇に雪残る道を北へ。
今日は東松山でカキシブ隊。

三週間前の立春
ここでカキシブ隊が始まった時は、
雪が降りました。

昨日も本格的な春は、
まだ遠いんだなーという感じでしたが、

今日は本当にあたたかく、
柿渋を塗っていたら、
少し汗ばむほどでした。

さて今日の参加者は、
建主さんと息子さん2名合わせて3名、

いつも本当にありがとうございます、
日野の‘い’さん、

きらくなたてものやから3名。

そして大雪の影響で
刻む材木が切れてしまったため、
大工も手伝ってくれました。

今日は垂木、小屋梁、柱、と、
塗る部位も様々。

かなり量もあったと思うのですが、
日が暮れないうちに終わりました。

皆さんのおかげで、
ということもありますが、
確実に日が長くなりましたね。

今日一日、
おつかれさまでした!

前回、前々回と比べて、
陽の光の様子が違います。

これまでは、
塗ってから乾くのに
時間がかかりましたが、

今回はあっという間に
乾きました。

2014年2月24日

鎌倉エネルギーカフェ〜コミュニティエネルギー化計画〜のご案内

カテゴリー: 告知・連絡

今日は平日ですが、
建主さんたちと泥をこねました。

寒い日でしたけれども、
裸足でしばらく冷たい泥を踏んだあと、
不思議なあたたかさを感じました。

夜になりこの時間(夜の九時)になっても、
このじわりとしたあたたかさが
続いているのですが、

身をあたたかくすることだけが
あたたかくする術ではないのだ、
ということに気づきました。

さて、あたたかくする、といえばエネルギー。
エネルギーといえば、エネルギーカフェ。

鎌倉で開いている
エネルギーカフェの第二期は、
次回で最終回を迎えます。

今回は昨年に引き続き、
ゲストに小澤祥司さんをお迎えし、

コミュニティエネルギー化計画というテーマで
お話しをいただきます。

個人単位で
エネルギーを起こすこともステキですが、

地域単位、まちぐるみで
エネルギーを起こす取り組みは、
もっとステキなことだと
私は思うのです。

これまでそのような趣旨で
多数の著書を出されてきた小澤さんに
そのようなお話をしていただき、

皆さんと意識を共有することで、

私たちが暮らすまちでも、
何か一つ、
実践を始めることができれば、
と考えています。

そんなわけで、
ぜひたくさんの方に
お越しいただければと思いますので、
皆様何卒ご検討のほど
よろしくお願いいたします。

なおご参加いただける方は、
お手数ですが差し支えない範囲で
お名前、連絡先、ご所属(勤務先・学校等)を添えて、
下記連絡先までお申し込みください。

tamotsu.hidaka@kirakunat.com

◎2013-14鎌倉エネルギーカフェ(第5回)開催要領
■日時:2014年3月9日(日) 15:00〜18:00
■会場:カジュアートスペース
  住所…鎌倉市二階堂57-1
  HP…http://khaju.com/
■会費:1,000円
■定員:20名(先着順)
■持物:筆記用具、自慢の一品(飲食物/可能な範囲でOK)です。

※鎌倉エネルギーカフェのfacebookページもぜひご参照ください。
https://www.facebook.com/kamakura.energycafe

・・・・・・・・・・

●ワークショップ日程変更のご案内

先日ご案内した○○隊のうち、諸般の事情で、
3月1日(土)に予定していた竹割り隊(場所:大磯)は、3月29日(土)に、
3月5日(水)に予定していたカキシブ隊(場所:厚木)は、3月14日(金)に
変更させていただきます。

たいへん恐れ入りますが、
再度その日程でご検討のほど
よろしくお願いいたします。

春寒の泥こね隊

カテゴリー: 逗子せ邸

逗子せ邸にて。

初春の寒さが
身体に応える日でしたが、

現場に大人11名、子ども13!名、
総勢24名の人が集まり、

家づくりの事始め、
土壁用の泥を
みんなでこねました。

少人数で行ったら
地道でしんどい作業も、

こちらも元気になるほど
子どもたちのにぎやかな声を聞きながら、

泥のプールで
ひたすら足踏みしました。

寒かったので、
最初の頃ほとんどの人は
長靴を履いていましたが、
午後になるとみんなハダシ、

最初は冷たかったですが、
次第に慣れてきて、

作業後はむしろ
冷たさで麻痺するどころか、
足の裏が刺激されて、
じわりとあたたかく
感じました。

そして
こんなにたくさんの人たちの
愛が土に注がれて、

とてもよい具合の
土ができあがりました。

皆さん、
ありがとうございました!

大人も子どもも、
きゃあきゃあと
泥のプールに。

小さな子どもは、
お兄さんたちに支えられながら。

途中から
子どもたちは泥のプールから出て、
大人たちの応援。

元気な子どもたちの声を聞くと、
本当に元気が出ます。

子どもたちの元気を与える力を
再認識しました。

休憩後は、
藁切りの体験。

子どもたちも、
恐る恐る藁を切ってきました。

おやつの時間、
たくさんの方から差し入れ。

たくさんの愛に
溢れた一日でした。

2014年2月23日

死を考えるということは

カテゴリー: 今日のできごと

まだ気が早いだろうと
思うかもしれませんが、

齡四十を過ぎると、

もしかしたら自分は
明日死ぬことが
あるかもしれない、
と考えるようになりました。

もちろん、
明日死ぬつもりはないし、
死にたかないし、

一日でも長く、
この世を見てみたい、
という気持ちを
強く持ち続けています。

しかし人間、
いつ何が起こるか分からない。

人間だけじゃなく、
宇宙だって何が起こるか分からない。

だとすれば、

今日という日を
存分に楽しみたい。

今日起こるできごとは
全て最大限に楽しみたい。

そのような考えが
ますます強まってきています。

そう、死を考えるということは、
生きるを考えること。

そう考えていた矢先、

今日大磯エピナールで行われた
学びの場を出し合うイベントで、
自分が死んだ後の世界を
絵に描いてみよう、
という試みがあり、

今考えていることを
10分という時間のあいだで
クレヨンで表現してみました。

自分が死んだら、
宇宙へ旅立つんだろうな、
という想像のもと、
そこは闇の世界。

魂が宇宙に昇り立つ周りに、

自分が生きてきた証しとして
残そうとしてきたこととは何なのか。

それは住まいや建築づくりを通じて
紡がれたあたたかいご縁と
それから湧き出るえがおだったのだと、

10分間夢中になって手を動かしながら
改めてそれを認識しました。

そのえがおがまちに連なり、
まち全体の風景につながれば
なお最高です。

そういえば、自分の葬式は、
自分が大好きな自分の住まいで
にぎやかに大宴会を
行ってほしいです。

不謹慎な話題かもしれませんが、
最後にもう一度、

死を考えるということは、
生きるを考えること。

皆さんも
お手元のスケッチブックに
心の赴くままに
描いてみてはいかがでしょうか。