春風に煽られて
今日は午前中ラグビー、
午後は撮影と、
ムスコ初のピアノの発表会と、
春の風に煽られて、
様々な分野で
様々なできごとのある日でした。
夜はへっころ谷で、
おいしく締め。
今日の午前中は、
地元町内会の集まり。
そのうち半分は、
防災に関する話でした。
昨年来、防災への意識が高まるにつれ、
地域コミュニティのあり方が
問われつつあるように思います。
昨年の大震災の際も、
地域コミュニティ間の助け合いが
とても大事だっという話を
よく耳にします。
いつ来るか分からない大災害、
日頃からできる範囲で、
地域の皆さんと顔の分かる関係を
作っていきたいと思います。
またここ最近、
行政も防災意識を高める取り組みが
急速に進んでいます。
とくに鎌倉は、
最近のマスコミ報道にもあるように、
津波被害の恐れのある
まちですからね。
今日も防災マップを
配布していました。
加えて少し前から、
我が家の目の前にある電信柱に、
海抜を示す看板が貼られました。
この看板は、
鎌倉の随所で見られますね。
防災意識を高めるとともに、
各地点の標高が具体的に分かると、
何となくまちの地形が見えてきて、
興味深いです。
そして平坦と思っている土地でも、
思いのほか高低差があることに気がつきます。
この看板、
予算も大変だろうけど(笑)、
もっと箇所数増えないかなあ。
鎌倉古民家の改修現場にて。
浴室は木の風呂桶。
畳2帖ばかりの浴室に、
その半分くらいの、
しかもずっしりと重い風呂桶を
入れなければならないので、
今日の午前中、
大工と水道屋と私とで、
三人がかりで
よいこらよいこらと
浴室内に運び込み、
所定の位置に納めました。
運搬に人手が必要な時は声の掛かる、
きらくなたてものやです(笑)。
ええ直営方式の場合、
現場を前に進めるために必要とあらば、
何でもやります。
据えてみると、
やっぱり木の風呂はいいなあ〜。
お湯はなくても、
風呂桶の中に座っているだけで、
癒されます。
後で出来栄えを確かめに、
風呂入りに来るか(笑)
午後の時間が深まるにつれ、
台風と見まがうほど、
風雨の激しい日でした。
そんな天気予報だったので、
午前は所用を兼ねて、
久しぶりにジェットと散歩。
5m歩いては道草を繰り返すので、
なかなか前に進みませんでしたが、
歩みを止めるのは、
決まって草木や土のある部分。
無機質なものに対しては、
電信柱以外、
ほとんど興味を示しません。
これがやはり、
動物の本能なのでしょうか。
そして午後の嵐。
外で強風による轟音と、
激しい雨の打ち付ける音が
鳴り始めると、
ジェットは恐怖におののいて、
ガタガタと震え、
穴倉となるような場所を見つけては、
そこに身を寄せるか、
仕事をしている私たちに
助けを求めるように、
膝の上に乗ってくるのでした。
嵐は全ての命を
恐怖に陥れるのですね。
きっと庭先の草木も
同じ思いでしょう。
彼を見ていると、
世界は人間だけではない、という、
当たり前のことですが、
つい忘れがちなことに
気づかされます。
鎌倉古民家改修の現場にて。
格子網戸越しに漏れる光が
春本番を思わせます。
春は動く季節。
今週末には引っ越す予定なので、
平日とはいえ
建主さんのご両親がいらして、
壁塗りの作業。
夜になれば、
建主さんも仕事を終えて
駆けつける予定とのこと。
うららかな陽気とは裏腹に、
工期が迫り、
次第に緊迫感が増していきます。
あともう少し!