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2011年5月24日

葉山と邸110524

カテゴリー: 葉山と邸

午後のおやつの時間の頃、
現場へ到着。

一通り職人たちと
打ち合わせを済ませて、
夕暮れまで
竹小舞の作業を行いました。

夕暮れ時、
3階で仕事していたのですが、
ここから見える夕焼けの景色が
とても美しかったです。

江の島も富士山も
夕陽の影となって
浮き出ていました。

お風呂に位置する辺りから
写真を撮ったのですが、

この景色を眺めながら
お湯に浸かれることに
なりそうです。

どっぷりと日が暮れ、
室内の照明に
照らされた竹小舞。

竹小舞は、
夜景がきれいなので、
全部完成したら、
夜室内に照明を灯して
家全体を眺めてみたいです。

2011年5月23日

横浜こ邸110523

カテゴリー: 横浜栄こ邸

柔らかな表情を持つ
砂入り土佐漆喰が
外壁全面を
覆い尽くしました。

あとは、
板金屋が縦樋を付け、
水道屋が露出縦管を付けて、
ようやく一年半ぶりに
足場が外れます。

今のところ、
6月1日を予定。

2011年5月21日

木の建築学校 8回目

カテゴリー: 今日のできごと

今日は木の建築学校8回目、
木製建具デザイン図鑑の著者の一人、
松本昌義氏による
建具と開口部の講義でした。

建具は、
日本の住まいの中で
今も昔も変わらず、
意匠面においても
機能面においても
空間の質を左右する
大事な要素です。

大学の授業でも、
教えてほしいことの
一つですね。

八王子や邸の建具)

2011年5月20日

手広た邸カキシブ隊(第4回)

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

雲一つなく
青空が広がるお天気。

そんな絶好の空の下で
手広た邸のカキシブ隊4日目。

参加者は、
建主さんご夫妻と
きらくなたてものや3名。

平日なので、
こじんまりとした人数でしたが、
今日は主に
大小ある2階の床梁を塗り、
がっつりと仕事しました。

最後は、
玄関上にある
構造も兼ねている格子も塗装。

大工もたいへんだったと思いますが、
柿渋が脇に垂れやすいし、
本数はたくさんあるし、
塗るのもたいへんでした(笑)

誰だ、こんな設計をしたのは、
と自分を責めたりもしましたが(笑)
きっと美しい格子の姿が
待っていてくれるので、
またどこかで
やるんじゃないかと思います。

さあ、次回は6月2日(木)。
手広た邸最後のカキシブ隊の予定です。

柱を100本塗る予定なので、
たくさんの方に来ていただくと
とてもうれしいです!

2011年5月19日

横浜こ邸110519

カテゴリー: 横浜栄こ邸

今日は、
大工、左官屋、電気屋と
賑やかな現場でした。

現場へ行くと
まず目に飛び込んできたのは、
敷瓦の床。

それを廻るように
階段があります。

敷瓦はいつものように、
群馬藤岡の五十嵐さんが
達磨窯で焼いたもの。

炎が作る
様々な土の表情が楽しく、
またそれが面となり全体で
幽玄な存在感を
力強く放っていました。

大工は、
細々とした家具や造作工事。

今日は玄関の靴箱と、
洗面所の間仕切りに
取り組んでいました。

左官屋は、
今外壁の仕上げ塗り。

家に近づくと外壁の色が
モルタルのねずみ色から
淡い黄色に変わっていたので、
がらっと表情が
柔らかくなっていました。

なおこの家の仕上げは、
土佐漆喰が基。

最初黄色が強いですが、
次第に白くなってきます。

電気屋が照明器具を
取り付け始めました。

空間が仕上がってきた
証拠ですね。

一昨年秋に始まり、
これまで長い長かった道のりも、
まだ全く実感がありませんが、
もう少しで終着点を
迎えることができそうです。

葉山と邸110519

カテゴリー: 葉山と邸

サッシが入り始めました。

サッシが入るということは、
その上下に小さな壁が
ありますので、
その部分の竹小舞を
かくことができます。

行ったついでに、
少し作業してきました。

今竹小舞かきは、
7〜8合目といった
ところです。

ところで
間渡し竹がなくなってしまったので、
今日ボルボくんが、
運んでくれました。

最近またよく
モノを運んでくれる
ボルボくんです。

5月下旬ワークショップのご案内

カテゴリー: 告知・連絡

陽射しは汗ばむほどですが、
風は思いのほか涼しく、
窓を開けて仕事していると、
まだ寒いと感じるほどです。
しかし野良仕事だったり散歩するには、
とても気持ちがいい日が続きます。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて表記の件、
5月に開催するワークショップは
以下の通りです。

心地よい空の下、
家づくりの技術を学ぶとともに、
現代版「結」の楽しさを
ぜひ体感しに足をお運びください。

なおご参加いただける方はお手数ですが、
人数、交通手段を添えて、
以下のアドレス宛にご返事をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com

■5/20カキシブ隊のご案内
・日時:平成23年5月20日(金)
    9:00〜日没まで
・場所:厚木市飯山 吉岡木材
・集合:9:00現地集合
(本厚木駅からバスでアクセス可能です。)

■5/28竹小舞かき隊のご案内
・日時:平成23年5月28日(土)
    9:00〜日没まで
・場所:葉山町堀内
・集合:9:00現地集合

■共通の連絡事項
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
・雨天中止となります。
(当日7時までに作業実施を決定します。)
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、
 別途個別にさせていただきます。
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

2011年5月18日

鎌倉た邸110518

カテゴリー: 鎌倉た邸

つい先日まで
賑やかだった現場は、
今日大工一人、
1階厨房の家具を
黙々と作っていました。

2階へ上がると、
壁がほぼ仕上がり、
完成が近付いていることを
予感させてくれました。

しかしこの家は、
外廻りにたくさん仕事があるので、
あと1ヵ月くらいかな。

2011年5月17日

葉山で竹小舞かき隊(八日目)

カテゴリー: 葉山と邸

連休以降は、
平日は私たちと数名、
土日は建主さんができる範囲で、
という感じで、
竹小舞かきを進めています。

今日の参加者は、
建主さんの奥さん、
建主さんのお友だちの‘む’さん、
そして私の3名。

主に階段部分を
作業しました。

階段部分が終われば、
9合目到達です。

階段部分の状況。

室内側から作業できないので、
横竹から先に取付。

大きな竹のブラインドのようです。

私は間渡し竹の仕込みをしがてら、
最難関の
貫とたすき掛けの筋交いが
絡み合っている壁に挑戦。

壁の「作品」を作るようで
楽しいのですが、
考えながらの作業なので、
なかなか進みません。

あとこの種の壁が5枚…

ところでここのところ
毎回参加してくださる‘む’さん、
本業は造園業なのですが、
逗子で海の家をやられてて、
5月下旬から建設が始まるそうです。

これだけ来てくださっているので、
「手間返し」で手伝いにいくようです。

海の家も楽しみ!です。

2011年5月15日

手広た邸カキシブ隊(第3回)

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

今日は、
陽射しはあたたかいけど、
風が爽やかで、
とても気持ちのよい
お天気でした。

そんなよいお天気の下、
手広た邸カキシブ隊第3回目。

柿渋塗りには
絶好のお天気で、

塗ったらすぐ乾き、
色付き始めました。

そんなわけで、
今日も順調に作業が進みました。

しかし今日は、
大きな2階床梁ばかり
ということもあり、

柿渋が予想以上のペースで
減ってしまい、
午後4時過ぎには、
手元の柿渋がなくなり(苦笑)、
仕方なくそこで作業は終了。

余力を残して
次回は20日作業予定です。

なお今日の参加者は、
建主さんご家族、
藤沢から‘た’さん、
かつてはきらくなたてものや、
今は大工修行中のたつやくん
そしてきらくなたてものやの3名。

また今日は午後から、
元藤間建築工房の石山くん
新たな家族を連れて、
遊びに来がてら、
手伝ってくれました。

数年ぶりでしたが、
彼は相変わらず楽しい雰囲気を
持ってきてくれます。