桂を料理
長さ約4m、厚さ約3寸の桂の板で、
厨房の作業台と食卓を
作ることになりました。
今朝、その板を目の前にして、
飯能にある大工の下小屋で、
どう料理するか、
大工と話し合いました。
程よく赤身がのって
いい表情をしています。
妻面の一部に
土佐漆喰が塗られました。
二つの給気口が
ロボットの目のようです。
玄関に入ると、
誰か職人の仕業で、
その辺で採ってきたであろう草が
照明器具用の配線に
架けられていました。
これだけで現場が
華やいで見えます。
今日は「ふれあい広場」という
地域のイベントでした。
昨日の日記で書いたとおり、
現場で出た木端をかき集め、
炊き出し用の燃料に供給。
それとともに、
現場で出た半端なヒノキの板を使って
模擬店用の看板を2つ作りました。
かかった材料費は、
丁番のみ。
あとは本来、
捨てられる運命にあった木。
現場で余る材の長さが短いので、
しかもこの材はもともと、
床下地に使う規格外の材だったので、
A2の紙が入る看板を作ろうと思うと
どうしてもツギハギとなりますが、
材を選んで、そこそこの看板となりました。
現場で余った材は
燃料にするのもよいですが、
こうしてカタチとして何かを作ると、
木も人も、いつまでも喜んでくれるので、
より大きな幸福感を感じます。
さて今度は、
何を作ろうかな?
私はほぼ毎朝、
箒を使って、
そしてたまに
雑巾を使って
掃除を行います。
掃除機は
押入から出すのが
めんどくさいということもあり、
あまり使いません。
それとやはり、
掃除機よりも、
箒を使って
掃除をするのが
好きです。
その理由はまず、
圧倒的に、
音がよい。
それと、
形が美しい。
次に、
毎日掃いたとしても、
塵や埃が
どれだけ出るか、
一目で分かります。
掃除を終えた後
チリトリにたまった
それらの堆積が
小さな達成感を
もたらしてくれます。
そして最後に、
掃除機で掃除をすると、
うちの犬が
それを自分の敵だと思って、
まとわりついては
吠えまくり、
また口先を
噛んでは逃げるを
繰り返すので、
全く落ち着きません。
案外この理由が
大きかったりして(笑)。