想いを家に刻む
今日は一日、
建主の‘ほ’さんが
一家揃って現場に。
お母さんとお父さんは、
居間の壁の竹小舞かき、
子どもたちは鏝を借りて、
左官屋さんの手ほどきのもと、
無我夢中で泥を塗りました。
左官屋の湯田工業の皆さんの
面倒見がよくて、
子どもたちはとても
楽しそうでした。
そして塗り終わったあと、
手形と日付と
自分の名前を
壁に刻みました。
玄関のこの壁を見るたび、
今日のことを、
思い出してくれるに
ちがいありません。
今日も夏らしい空の日、
昨日に引き続き、棟上作業、
そして無事、上棟しました!
上棟の感激は、
何度やっても
色褪せることはありません。
今回もすばらしい上棟でした。
建主さんからの余りあるほどの謝辞、
また、すばらしい職人衆に囲まれて、
だから私が設計者として存在しうるわけで、
そんな仲間たちに、乾杯!
はい、これを書いている今、
いささか酔っ払っております(笑)