陽気に誘われ木が踊る
今日もよいお天気。
きのかの家の陽だまりに居ると、
本当に温かい。
温かい日差しに誘われて、
クリとカヤとヒノキが重なり合い、
それぞれの木が踊っているような、
不思議な雰囲気を
醸し出していました。
今日もよいお天気。
きのかの家の陽だまりに居ると、
本当に温かい。
温かい日差しに誘われて、
クリとカヤとヒノキが重なり合い、
それぞれの木が踊っているような、
不思議な雰囲気を
醸し出していました。
N邸の外壁は、
土佐漆喰鎧仕上げ。
ただし腰の部分は、
水対策、そして砂埃対策として、
土佐漆喰に深草と白セメントを混ぜて、
ざらっと仕上げました。
そして玄関廻りは、
深草石が銀河風に浮き出る仕上げ。
左官屋湯田さんの、
感性の賜物です。
なお、今日で現場は仕事納めです。
現場の皆さん、来年もよろしくお願いいたします。
毎日数世帯の方が、
きのかの家に引越し。
順次、各戸で生活が始まっています。
未だに実感がわかず、
つい、無断で住まいの中に、
入ってしまいそうです。
でもこうして、
みんなの生活の灯が入り始めると、
うれしいなあ。
今日はみんなで、
きのかの家の探検。
一日かけて、
みんなで共用部分を練り歩き、
そして、
お互いそれぞれの家を
ほぼ全て見て回りました。
それぞれの家を見て回ったときは、
お互いの発案や考えの
お披露目会みたいなもので、
ああなるほど、とか、
こういう考えもあったのか、とか、
もう一度設計してみたい、とか、
だいぶん盛り上がりました。
しかし一気に30軒近く見て回ると、
さすがに疲れました。
みんなも同じ気持ちだったようで、
最初のほうはかなり丁寧に見学しましたが、
最後のほうの見学の速度の、
早いこと早いこと(笑)。
探検の後は、
きのかの家を育ててくれた古民家で、
元の地主さんを交えて、
入居の前祝会。
まだほとんど実感がないのですが、
2年間紡ぎ続けてきたこの物語も、
そろそろ終わるんだろうなあ、と、
今日一日、
そして夜の酒の場で、
みんなの嬉しそうな顔を見ながら、
そう思い始めるのでした。