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2007年1月21日

まちを感じる家

カテゴリー: えこびれっじ


「きのかの家」は、
「家」ができたというよりは、
「まち」が現れた、
もしくは、
「まち」ごと移住してきたのだと、
錯覚するときがよくあります。

建物の中にいろいろな「場面」があり、
路地のように入り組んだ通路も
そう感じさせる一因ですが、
できて間もないというのに、
常に住む人たちのふれあう音が
聞こえてくるからだと思うのです。

2007年1月15日

春日和

カテゴリー: えこびれっじ


最近、暖かい日が続いています。

本当に、冬なのだろうか。
太陽の陽を浴びていると、
まるで春が来たようです。

とくにきのかの家の屋上は、
よく陽が当たるので、
そのように感じます。

実は今日、
ここでお昼ごはんをいただきました。
あ〜、気持ちよかった。

暖冬も、たまにはいいか(笑)

2006年12月30日

陽気に誘われ木が踊る

カテゴリー: えこびれっじ


今日もよいお天気。
きのかの家の陽だまりに居ると、
本当に温かい。

温かい日差しに誘われて、
クリとカヤとヒノキが重なり合い、
それぞれの木が踊っているような、
不思議な雰囲気を
醸し出していました。

2006年12月28日

着々と、生活の灯がともる

カテゴリー: えこびれっじ


毎日数世帯の方が、
きのかの家に引越し。
順次、各戸で生活が始まっています。

未だに実感がわかず、
つい、無断で住まいの中に、
入ってしまいそうです。

でもこうして、
みんなの生活の灯が入り始めると、
うれしいなあ。

2006年12月27日

犬も歩けば

カテゴリー: えこびれっじ


昨日とはうってかわって、
温かいを通り越す天気。
昨日の季節外れの大雨といい、
地球温暖化の影響なのでしょうか。

さて今日もきのかの家へ。
きのかの家を徘徊していると、
誰かしらに会い、
誰かしらの用事が。

「犬も歩けば棒に当たる」
とは、まさにこのことではないかと思う、
日でした(笑)。

そういえば、
もうすぐ年男もおしまい。

2006年12月26日

始まりは雨の日

カテゴリー: えこびれっじ


季節外れの大雨の中、
今日数世帯が引越し開始。

雨の中設備業者が奔走し、
夕方何とか水とお湯が
使えるようになるという、
日々手に汗握る展開。

語り継がれる、
最初の引越しの日です。

2006年12月25日

節目、なのだろうか

カテゴリー: えこびれっじ


明日から順次、
みんなの引越しが
始まります。

ほんまかいなと思う状況ですが、
ほんまだろうか(笑)。

いや何とか、
みんなの引越し順に、
最終仕上にかかっている状況です。

最後の最後まで、
このきのかの家は、
目の離せない、
なかなか刺激的な展開の
物語です。

2006年12月24日

共働の結実

カテゴリー: えこびれっじ


今日明日と、
きのかの家の見学会。

まだ途中のところもありましたが、
みんなの力で、
何とかここまで来ました。

住民の何人かも、
引越しの準備の合間を縫って、
この見学会をお手伝い。

おかげさまで、
たくさんの方々に
見ていただくことが
できました。

そしてやはり、
みんなの手で一枚一枚、
作った焼杉板が、
見ていただいた方々の
心に残ったようです。

みんなとともに7ヵ月、
手をかけてきて
本当によかったと
思います。

2006年12月23日

そろそろ物語も終焉

カテゴリー: えこびれっじ


今日はみんなで、
きのかの家の探検。

一日かけて、
みんなで共用部分を練り歩き、
そして、
お互いそれぞれの家を
ほぼ全て見て回りました。

それぞれの家を見て回ったときは、
お互いの発案や考えの
お披露目会みたいなもので、
ああなるほど、とか、
こういう考えもあったのか、とか、
もう一度設計してみたい、とか、
だいぶん盛り上がりました。

しかし一気に30軒近く見て回ると、
さすがに疲れました。
みんなも同じ気持ちだったようで、
最初のほうはかなり丁寧に見学しましたが、
最後のほうの見学の速度の、
早いこと早いこと(笑)。

探検の後は、
きのかの家を育ててくれた古民家で、
元の地主さんを交えて、
入居の前祝会。

まだほとんど実感がないのですが、
2年間紡ぎ続けてきたこの物語も、
そろそろ終わるんだろうなあ、と、
今日一日、
そして夜の酒の場で、
みんなの嬉しそうな顔を見ながら、
そう思い始めるのでした。

2006年12月22日

ふるさとのような壁

カテゴリー: えこびれっじ


コンクリートの箱の中の
竹小舞下地による土壁。

山梨で仕込んだ泥に砂を混ぜて、
塗りました。

昔から使われている
普遍的な素材なのに、
圧倒的な個性と存在感。

現場を徘徊中、
ぶらりとここに足を運んでは、
Kさんと世間話がてら、
この壁と対峙し、
そしてまた小一時間後には、
またここに来て
同じことを繰り返す、
なぜか暫くすると
会いたくなる、
この土壁は、
そんな壁です。