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2012年1月16日

簀床完成

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

先日この場で
作る過程を紹介した
サンルームの簀床が
完成しました。

大工の古口くん、
おつかれさまでした!

この床の上のサンルームが
文字通り陽のよく入る場所なので、
光の漏れ方が、
楽しい感じになりそうです。

2012年1月14日

二宮で物語が始まる

カテゴリー: 二宮し邸

朝方雪がちらつくほど
きりりと冷え込んだ今日、
二宮で地鎮祭でした。

またここで本格的に、
物語が始まります、
と言いたいところですが、

この場所では、
泥こねしたり、
伐った竹を運び入れたり、

既に物語の序章は
始まっています。

これからもこの場所では、
伝統的工法の可能性をかけて
できるだけおカネをかけないために
様々な挑戦が
繰り広げられる予定です。

いつも地鎮祭では
ここでいい家、いい物語を作ろうと
身が引き締まる思いとなりますが、

この家を皮切りに
今後同様に、
おカネを巡る挑戦が
続きそうなだけに、

今年初の今日の地鎮祭は、
とくに感じ入るものがありました。

ところで今日の地鎮祭の神主さんは、
地元二宮の川匂神社から。

相模の国の一ノ宮、
寒川神社に続く、
二ノ宮ということで、
ここ二宮の地名の由来となった
神社だそうです。

今後足を運んでみます。

2012年1月13日

現場があたたかい理由

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の居間の上に、
サンルームがあるのですが、

その部分の床を、
格子のようなスノコとしています。

熱の行き来や、
スリット状に漏れる光などをねらって
このようにしたのですが、

藤間さんから独立して
初仕事の大工の古口くん、

甲乙梁を格子の割付にしたがって
彫り込むという、
たいへん手間のかかる方法を
とりました。

この方法だとより正確に
水平に床を納めることができます。

手早い方法を考えることも
大事なことと思いますが、

よりよい方へと持っていくために
笑顔で敢えて苦労を選ぶ彼の姿勢は、
とても応援したくなります。

私だけではなく、
この現場は、
他の職人たちも含めて
彼を応援しようという
あたたかい気持ちが
溢れています。

大工四人

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の現場は、
完成を間近に控えた今、
今週はずっと大工4人体制。

3人が家の中の造作仕事、
1人が外のバルコニー。

左官屋さんたちも現場に乗り込み、
今たいへん賑やかです。

朝、水道管が凍るほど
寒い日が続きますが、

賑やかだと
気分的に寒さが和らぎます。

2012年1月5日

マツとテツの棚納品

カテゴリー: 横浜栄こ邸

今日はきらくなたたてものやの
公式の仕事始め。

初仕事は、
年末に完成していた
マツとテツでできた棚
横浜こ邸に納めることでした。

年末この棚を納めるべき日、
横浜こ邸に着いたのが午後8時過ぎ、

この大きくて重い棚を
2階に上げるには、
技がいるのと、
集中力に自信がない時間だった
ということもあり、

日を改めて、
今日大工の藤間さんと
伺うことにしました。

そして小一時間かけて、
所定の場所に搬入完了。

鉄錆色が、
柿渋に塗られた材木たちと
相性がよく、

一方で色白なマツの板が
白い漆喰壁を背に、
早速空間になじんでいました。

年始早々、
幸先よいです。

2011年12月30日

マツとテツの棚

カテゴリー: 横浜栄こ邸

年末ギリギリ、
岡部材木店に注文していた
マツとテツの棚が完成したので、
引き取りにうかがいました。

鉄は鉄錆色に仕上げ、
松はとても木目の美しい板を
見繕ってもらって、

あたたかみのある
棚となりました。

朝、やっとこさボルボに積み、
その後幾つか打ち合わせを重ねて
夜、横浜に納品だったので、

今日は一日この棚と
ドライブでした。

2011年12月29日

黒柿の脚

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

手広た邸の
靴箱の脚。

たまたまか必然か、
黒柿の木片が
コグチくんの手元にあったので、

加工してここに
使ってみることにしました。

2011年12月28日

「ワクワク」を出し合う

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

玄関の靴箱をどうしようかと、
大工としばらくの間、
配置や高さ、素材や納めを
現場で合わせながら議論してたら、

いい感じになりそうで、
ワクワクしてきました。

図面とは違うものになりますが、

こうして現場で
お互い知恵を出し合いながら
職人たちと議論し、
結論を出すのも、

職人とともに作る
木の建築の楽しさの一つです。

とくにこの家の棟梁のコグチくんは、
ここにきて様々な「ワクワク」を
仕掛けてくるので、

私も「ワクワク」で
反撃することにしてます(笑)

2011年12月27日

屋根完了

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

茅ヶ崎は邸では、
土塗りと並行して
屋根の工事が行われていましたが、

達磨窯による燻し瓦の屋根も、
板金屋根による越屋根も完了し、

足場を昇って様子を見に行くと、

澄んだ冬の空気を
静かに満喫しておりました。

年内土塗り完了見込み

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

瑕疵担保保険の検査のため、
現場へ行くと、

竹小舞のほとんどが
土で塗り込められていました。

予定どおり年内中に土塗りが
終わりそうです!