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2011年5月19日

横浜こ邸110519

カテゴリー: 横浜栄こ邸

今日は、
大工、左官屋、電気屋と
賑やかな現場でした。

現場へ行くと
まず目に飛び込んできたのは、
敷瓦の床。

それを廻るように
階段があります。

敷瓦はいつものように、
群馬藤岡の五十嵐さんが
達磨窯で焼いたもの。

炎が作る
様々な土の表情が楽しく、
またそれが面となり全体で
幽玄な存在感を
力強く放っていました。

大工は、
細々とした家具や造作工事。

今日は玄関の靴箱と、
洗面所の間仕切りに
取り組んでいました。

左官屋は、
今外壁の仕上げ塗り。

家に近づくと外壁の色が
モルタルのねずみ色から
淡い黄色に変わっていたので、
がらっと表情が
柔らかくなっていました。

なおこの家の仕上げは、
土佐漆喰が基。

最初黄色が強いですが、
次第に白くなってきます。

電気屋が照明器具を
取り付け始めました。

空間が仕上がってきた
証拠ですね。

一昨年秋に始まり、
これまで長い長かった道のりも、
まだ全く実感がありませんが、
もう少しで終着点を
迎えることができそうです。

葉山と邸110519

カテゴリー: 葉山と邸

サッシが入り始めました。

サッシが入るということは、
その上下に小さな壁が
ありますので、
その部分の竹小舞を
かくことができます。

行ったついでに、
少し作業してきました。

今竹小舞かきは、
7〜8合目といった
ところです。

ところで
間渡し竹がなくなってしまったので、
今日ボルボくんが、
運んでくれました。

最近またよく
モノを運んでくれる
ボルボくんです。

2011年5月18日

鎌倉た邸110518

カテゴリー: 鎌倉た邸

つい先日まで
賑やかだった現場は、
今日大工一人、
1階厨房の家具を
黙々と作っていました。

2階へ上がると、
壁がほぼ仕上がり、
完成が近付いていることを
予感させてくれました。

しかしこの家は、
外廻りにたくさん仕事があるので、
あと1ヵ月くらいかな。

2011年5月17日

葉山で竹小舞かき隊(八日目)

カテゴリー: 葉山と邸

連休以降は、
平日は私たちと数名、
土日は建主さんができる範囲で、
という感じで、
竹小舞かきを進めています。

今日の参加者は、
建主さんの奥さん、
建主さんのお友だちの‘む’さん、
そして私の3名。

主に階段部分を
作業しました。

階段部分が終われば、
9合目到達です。

階段部分の状況。

室内側から作業できないので、
横竹から先に取付。

大きな竹のブラインドのようです。

私は間渡し竹の仕込みをしがてら、
最難関の
貫とたすき掛けの筋交いが
絡み合っている壁に挑戦。

壁の「作品」を作るようで
楽しいのですが、
考えながらの作業なので、
なかなか進みません。

あとこの種の壁が5枚…

ところでここのところ
毎回参加してくださる‘む’さん、
本業は造園業なのですが、
逗子で海の家をやられてて、
5月下旬から建設が始まるそうです。

これだけ来てくださっているので、
「手間返し」で手伝いにいくようです。

海の家も楽しみ!です。

2011年5月15日

手広た邸カキシブ隊(第3回)

カテゴリー: 鎌倉手広た邸

今日は、
陽射しはあたたかいけど、
風が爽やかで、
とても気持ちのよい
お天気でした。

そんなよいお天気の下、
手広た邸カキシブ隊第3回目。

柿渋塗りには
絶好のお天気で、

塗ったらすぐ乾き、
色付き始めました。

そんなわけで、
今日も順調に作業が進みました。

しかし今日は、
大きな2階床梁ばかり
ということもあり、

柿渋が予想以上のペースで
減ってしまい、
午後4時過ぎには、
手元の柿渋がなくなり(苦笑)、
仕方なくそこで作業は終了。

余力を残して
次回は20日作業予定です。

なお今日の参加者は、
建主さんご家族、
藤沢から‘た’さん、
かつてはきらくなたてものや、
今は大工修行中のたつやくん
そしてきらくなたてものやの3名。

また今日は午後から、
元藤間建築工房の石山くん
新たな家族を連れて、
遊びに来がてら、
手伝ってくれました。

数年ぶりでしたが、
彼は相変わらず楽しい雰囲気を
持ってきてくれます。

2011年5月13日

鎌倉た邸110513

カテゴリー: 鎌倉た邸

左官屋さんが、
室内の壁の仕上げに
取りかかり始めました。

ここの壁の仕上げは、
少し黄色を帯びた砂漆喰。

明るくかつ柔らかい表情なので、
よく採用する仕上げです。

壁が白くなると、
急に室内が
明るく感じられるように
なりました。

横浜こ邸110513

カテゴリー: 横浜栄こ邸

約6帖の広さのある
玄関土間の仕上げは、

群馬藤岡の五十嵐さんが
達磨窯で焼いた
敷瓦を貼ることになりました。

この敷瓦、
形も表情も
クセがありますが、

それが面に広がると、
何ともいえない
深い味わいがあります。

作業のほうは、
現在タイル屋さんが、
目地を詰めているところです。

路地完成

カテゴリー: 鎌倉ほ邸

建物が完成してから
2年以上が経った今、

専用通路部分の
外構工事が終わりました。

住んでみて感じたことを
計画に反映できるので、
こうして徐々に
作り込んでいけば
いいと思います。

さて鎌倉には、
コンクリート製の
平板で舗装された
幅1間程度の路地が
迷路のように
張り巡らされていますが、

ちょうどそれと
似ている空間が
新たに生まれました。

約2mの間隔で
コンクリート舗装、
その間と両脇には
川砂利を詰めて
水はけを確保しつつ、
リズム感を作りました。

少ししたらその部分に
手入れが要らない程度に、
小さな雑草が
顔を出してくれれば、
と思っています。

2011年5月11日

雨ニモマケズ竹小舞かき隊

カテゴリー: 葉山と邸

今日は瑕疵担保保険の検査だったので、
そのついでに竹小舞かき隊。

今日は平日、
しかもこの雨だったので、
誰も来ないかなーと思ったら、
建主さんのお友だちの‘む’さんと
鎌倉手広た邸の‘た’さんが
ひょっこり登場。

ありがたかったですねー。

雨が降り、
ちょっと肌寒い日だったので、
余計にあたたかく感じました。

しかし
雨に濡れない作業場所が
ほとんどないために、
作業が終わる頃は、
みんなずぶ濡れ。

風邪引かぬよう、
しっかり養生したいと思います。

外はザーザー雨。

私は午後、
この家の竹小舞の最難関、
たすき掛けの筋交いが
入った部分に挑戦!

横の割竹を留めるために
間渡し竹を
斜めに渡すしかなく、
ユニオンジャックのように
なりつつあります。

2011年5月9日

茅ヶ崎は邸110509

カテゴリー: 茅ヶ崎は邸

今日茅ヶ崎で、
新たに家づくりの現場が
動き始めました。

動き始めました、
と申しても、

輪廻転生、

まずはこれまで長い間
暮らされた家の解体から。

私の場合、
自宅兼事務所ということもあり、
また現在の暮らしぶりを
知るという意味で、

設計の打ち合わせは、
ご自宅にお伺いすることが多いです。

ですので
少なからず数年の間、
この家に通いましたので、
こうして家を壊すときは、
やはり何だか
淋しい気がします。

私が淋しいのだから、
建主さんももっと
淋しいのでしょうね。

そんな思いを引き継いで、
新たな家づくりの物語が
始まります。